danganのコメント: Re:xz, zstd (スコア 1) 73
格納ファイル1個につき最大4GB(L1とL3)のヘッダが作れる仕様になってるし、フォーマットそのものに問題ありと言われても仕方ないよーな。
L1はL0と互換性保ちつつL2で導入予定だった拡張ヘッダに対応しようとしたためにL0からはファイルデータに見える位置に拡張ヘッダを置く仕様になってて、結果的にファイルサイズが許容する4GBまで拡張ヘッダ詰め込める仕様になっちゃってる。あと拡張ヘッダに関する仕様も最大ヘッダサイズが64KBのL2を前提に決められているため 4GBまで詰め込めるL1では曖昧な仕様になってる。例えば複数のファイル名ヘッダが現れたら許容するのかエラー扱いするべきなのかとか、許容するとしたら連結するのか最後(最初でもいいけど)を採用するのか実装依存で勝手にやって構わないのか、とか文書化されてないし。
L3に関しては草案段階っぽいけどWindowsで言うところの代替データストリームをヘッダに格納するようにしたのが原因だと思う。
L3に関してはともかくL1に関しては きちんと仕様策定して文書化してればセキュリティソフト側も対応してくれた可能性あるんじゃないかと思うし、全部が全部セキュリティソフト側が悪いってわけじゃないと思うよ。