生きたバクテリアを記録メディアに
タレコミ by gaou
gaou 曰く、
時事通信の記事やNIKKEI NETの記事によると、慶応大先端生命科学研究所の研究グループが、納豆菌の仲間である枯草菌という土壌微生物のDNAにデジタルデータを記録する方法を開発したらしい。今回記録されたデータは"E=mc^2 1905!"。キーボードスキャンコードのビットをずらしながら対応する複数のDNA配列に変換して生物内に入れることで、突然変異に耐えられる記録方法を確立したという。枯草菌は胞子を形成することで極限環境耐性があり、過酷な環境でも数百年間のデータ保存の可能性があるらしい。
オリジナルの論文はBiotechnology Progress誌のASAP版で掲載されている他、2月16日のScientific American Podcastでも紹介されている。