lynnlynnのコメント: Re:生きてる限り「待機時間」 (スコア 3, 興味深い) 89
実質的に、ある病院でその科の医師が一人しかいないと(中小規模ならふつーです)、
当番表の待機のところにはその一人の名前が一月ずっと書いてあります。
病棟でなにかあったらその人が呼ばれます。その人しか呼ばれません。そういう先生は年に一回ぐらい待機業務なしの期間を作って
その間は他所に行ってください、ぐらいのことをするぐらい。
これが現在の病院の待機業務。
もちろん、二人いれば半分こ、3人以上いれば、あるいは自分が偉い人ならば少し負担は減りますが。
そして、児童の診療費が無料になった地域などは、24時間いつでも親御さんがつれていらっしゃるので、
小児科医の負担が激増したわけです。なぜかっていうと、親が連れてこれるのが夜だけだからという理由で
割高だから普通はあんまりかからないはずの夜にやってくるから。
> けだし,そのように解しないと,医師に対し年中無休の無限定の責務を課すことになり,実際的ではないからである。」
裁判所の見解がそうであっても、現実的には年中無休の無限定の責務を課されているようなもんです。
当直の他科医じゃなくて、小児科医がみないと文句言う親とかもいますしね。産婦人科もにたようなもの。
そりゃ労働基準監督署にいえば指導は入るでしょうが、代わりも応援もいないから何の解決にもならない。
応招義務を撤廃して、医者はずっといるわけではないと患者に分かってもらったほうがよいと思いますよ。