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と予想したが、「公然」も「わいせつ」も、刑法の中に定義がない。どこに定義集があるのだろう?もしかして、法令って論理的に構成されていないのか?それとも、未定義語が極端に多いだけなのか?
定義はありません。裁判官が決めます。
といっても、実際裁判官自身が主観をいれずわいせつ性を判断することはかなり難しいことなので、特殊なケースを除いては、陰部が見える場合×、陰部が見えない場合○という単純なルールに基いて判断されているにすぎません。
刑法第174条 [houko.com]
(公然わいせつ)第174条 公然とわいせつな行為をした者は、6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
>「公然」も「わいせつ」も、刑法の中に定義がない。定義が必要なのか?
本当は必要なんだけど、それに割くリソース(時間及びカネ、最終的には国家予算、税金)が莫大なので手がつけられないんじゃないですかね。しかたないから、「常識」を当てにすると。
# でも、法律は常識に立脚してる(慣習→法制化)んですよね、結局。
刑法の用語を全部定義できたら検察官と刑法学者が職を失ってしまうので、止めてください。
>「いたずらに性欲を興奮又は刺激させ、かつ普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する」
彼が結構なイケメンだったならともかく、無職のおっさんの裸見せられても誰も興奮も刺激もされないんじゃないかと。
>彼が結構なイケメンだったならともかく、無職のおっさんの裸見せられても誰も興奮も刺激もされないんじゃないかと。
新宿二丁目系の方々がこぞって見ていたらしい、っていうスポーツ新聞の報道があったらしいけど# 某ラジオ番組で某DJがいってたけど、裏とったわけじゃないのでAC
> 新宿二丁目系の方々新宿二丁目は単なる飲み屋街ですし、昼間はオフィス街ですよ。客層としてはノンケも増えてきました。
# 昔はよく行ってたけど最近はご無沙汰。
法令に出てくる重要な単語は操作的に定義されていないものばかりです。だから「論理的に主張」しているはずなのに「解釈の違い」が出てくる。最後は裁判官の主観(思い込みや偏見も含む)でしかない「心証」で決まるんですね。
人文系の人たちが数学のような論理的記述体系を作るのを怠けてきたと言っていいと思います。# 自然言語の多義性や文脈依存性を取り除く努力をしてこなかったという意味で。
語の指示する概念が時代によって文化によって異なることを判っていながら、個人の解釈問題に帰責するこで柔軟性を持たせようとしたのは解るのですが、現代のように法システムが膨大で複雑になることまでは想定できなかったんでしょう。
それは典型的な理系な思考だよ。そんなことをイチイチやっていたら、それこそ膨大で複雑な仕事が必要で、膨大で複雑な法体系になってしまう。
まず用語を定義するとしよう。するとその用語が使用されるであろう条文を検討して、漏れ(ブレ)がないように定義する。それだけでも喧々囂々の議論でまとまらないが、新法や法改正のとき、その定義を変更する必要に迫られるかもしれない。また、実際の司法の現場で立法の立場と異なる解釈がされた場合、それを反映させるために法改正をするのか。もちろん、社会もどんどん変化するが、それに合わせて、毎年のようにどんどん改正していくのか。
やっぱり、ある程度は曖昧にして、法学者や司法での解釈が認められた上で、さらに司法で運用される。それが繰り返されて、運用が固まってくる。限界を超えて困った時だけ法改正。それが妥当だろう。
どっから突っ込んだらいいのか迷いますね。だからこそ#1700104 [srad.jp]みたいな脊髄コメントがつくんだろうけど。
> 法令に出てくる重要な単語は操作的に定義されていないものばかりです。
> 人文系の人たちが数学のような論理的記述体系を作るのを怠けてきたと言っていいと思います。
法律条文が「○○とは、××を△△し□□であるものを言う」といった、ややこしい概念定義から始まるのはご存知と思うんですが。
ちなみに言語を機械的な機能部品と見なして一般化、抽象化する試みなら、何世紀も前からありますよ。そういえば黒歴史っぽい「第五世代コンピュータ」も、「法的推論システム」を実装したはず。
# ずれてる?
>法律条文が「○○とは、××を△△し□□であるものを言う」といった、ややこしい概念定義から始まるのはご存知と思うんですが。
ところが、それがないのが結構ある。また、それらしいものがあっても今について現実的ではなかったり、そもそも法が定められた時からして抜けがあったり指摘されていたりするんだけどね。
公然とは?にしても、「パスワードかけているから公然じゃないもん」とかいいつつ、「パスワードはxxxxxです」と開示しちゃっていたりね。わいせつにしても、人間の想像力を甘く見すぎているので、使えないとかね。http://news4vip.livedoor.biz/archives/50990085.html [livedoor.biz]http://drmt2ch.blog12.fc2.com/blog-entry-28.html [fc2.com]
「人を裁くもまた人、裁くための法律を作るのも、また人」「裁判員制度」
その論理性の根拠をどこに置く?。神懸り的な絶対真理?、哲学?
時代によって何がわいせつかも変わってくる可能性があるから、むしろそこは柔軟に作っておいた方が好ましい(仮に厳密に表記可能だとしても、それはあえて避けた方がよい)と思います。
また、本当に厳密に表記しようとしたら、定義に用いる言葉にも定義が必要で、その定義に用いる言葉にも...と無限に遡及してしまいます。たとえば「机」を定義するだけでも大変ですよ?
それから、定義するには、すべてのケースについて前もって想定しておくことが必要ですが、そんなことは不可能です。単にそのときの事象だけではなく、それに至る背景なども考慮する必要があるでしょう
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
公然わいせつ = 公然 and わいせつ (スコア:1)
と予想したが、「公然」も「わいせつ」も、刑法の中に定義がない。
どこに定義集があるのだろう?
もしかして、法令って論理的に構成されていないのか?
それとも、未定義語が極端に多いだけなのか?
Re:公然わいせつ = 公然 and わいせつ (スコア:2)
定義はありません。裁判官が決めます。
といっても、実際裁判官自身が主観をいれずわいせつ性を判断することはかなり
難しいことなので、特殊なケースを除いては、陰部が見える場合×、陰部が
見えない場合○という単純なルールに基いて判断されているにすぎません。
Re:公然わいせつ = 公然 and わいせつ (スコア:1, すばらしい洞察)
刑法第174条 (スコア:1)
刑法第174条 [houko.com]
>「公然」も「わいせつ」も、刑法の中に定義がない。
定義が必要なのか?
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
本当は必要なんだけど、それに割くリソース(時間及びカネ、最終的には国家予算、税金)が莫大なので手がつけられないんじゃないですかね。
しかたないから、「常識」を当てにすると。
# でも、法律は常識に立脚してる(慣習→法制化)んですよね、結局。
Re:公然わいせつ = 公然 and わいせつ (スコア:1)
刑法の用語を全部定義できたら検察官と刑法学者が職を失ってしまうので、止めてください。
Re: (スコア:0)
>どこに定義集があるのだろう?
判例ですかね。
刑法第二編第二十二章での「わいせつ」とは、
「いたずらに性欲を興奮又は刺激させ、かつ普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する」
という意味だそうです。
>もしかして、法令って論理的に構成されていないのか?
>それとも、未定義語が極端に多いだけなのか?
全ての法律は、「常識」という言語定義セットによってパースできると「決められています」。
Re:公然わいせつ = 公然 and わいせつ (スコア:1)
>「いたずらに性欲を興奮又は刺激させ、かつ普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する」
彼が結構なイケメンだったならともかく、無職のおっさんの裸見せられても誰も興奮も刺激もされないんじゃないかと。
1を聞いて0を知れ!
Re: (スコア:0)
>彼が結構なイケメンだったならともかく、無職のおっさんの裸見せられても誰も興奮も刺激もされないんじゃないかと。
新宿二丁目系の方々がこぞって見ていたらしい、っていうスポーツ新聞の報道があったらしいけど
# 某ラジオ番組で某DJがいってたけど、裏とったわけじゃないのでAC
Re:公然わいせつ = 公然 and わいせつ (スコア:2)
> 新宿二丁目系の方々
新宿二丁目は単なる飲み屋街ですし、昼間はオフィス街ですよ。
客層としてはノンケも増えてきました。
# 昔はよく行ってたけど最近はご無沙汰。
Re: (スコア:0, 興味深い)
法令に出てくる重要な単語は操作的に定義されていないものばかりです。
だから「論理的に主張」しているはずなのに「解釈の違い」が出てくる。
最後は裁判官の主観(思い込みや偏見も含む)でしかない「心証」で決まるんですね。
人文系の人たちが数学のような論理的記述体系を作るのを怠けてきたと言っていいと思います。
# 自然言語の多義性や文脈依存性を取り除く努力をしてこなかったという意味で。
語の指示する概念が時代によって文化によって異なることを判っていながら、
個人の解釈問題に帰責するこで柔軟性を持たせようとしたのは解るのですが、
現代のように法システムが膨大で複雑になることまでは想定できなかったんでしょう。
Re:公然わいせつ = 公然 and わいせつ (スコア:3, すばらしい洞察)
それは典型的な理系な思考だよ。そんなことをイチイチやっていたら、それこそ膨大で複雑な仕事が必要で、膨大で複雑な法体系になってしまう。
まず用語を定義するとしよう。するとその用語が使用されるであろう条文を検討して、漏れ(ブレ)がないように定義する。それだけでも喧々囂々の議論でまとまらないが、新法や法改正のとき、その定義を変更する必要に迫られるかもしれない。また、実際の司法の現場で立法の立場と異なる解釈がされた場合、それを反映させるために法改正をするのか。もちろん、社会もどんどん変化するが、それに合わせて、毎年のようにどんどん改正していくのか。
やっぱり、ある程度は曖昧にして、法学者や司法での解釈が認められた上で、さらに司法で運用される。それが繰り返されて、運用が固まってくる。限界を超えて困った時だけ法改正。それが妥当だろう。
Re: (スコア:0)
そのための専任の人員を8000人月以上用意できるんだから、大抵のことは何とかなりそうな気もするが。
Re: (スコア:0)
膨大にはなるだろうけど、複雑になるのかな?
1万行のスパゲッティプログラムはそれに精通した人しか扱いも変更もできない。
けれど、クラスやモジュールの概念をきちんと使った10万行のプログラムなら操作も拡張もしやすい(スパゲッティに比べて)。
拡張する場合のルールや手続きをきちんとしておかなくちゃならないのは確かだけど、将来出てくるかもしれない概念を全部予測しておく必要はないんじゃないかな。
# 擁護してみた。
Re: (スコア:0)
どっから突っ込んだらいいのか迷いますね。
だからこそ#1700104 [srad.jp]みたいな脊髄コメントがつくんだろうけど。
> 法令に出てくる重要な単語は操作的に定義されていないものばかりです。
> 人文系の人たちが数学のような論理的記述体系を作るのを怠けてきたと言っていいと思います。
法律条文が「○○とは、××を△△し□□であるものを言う」といった、ややこしい概念定義から
始まるのはご存知と思うんですが。
ちなみに言語を機械的な機能部品と見なして一般化、抽象化する試みなら、何世紀も前からありますよ。
そういえば黒歴史っぽい「第五世代コンピュータ」も、「法的推論システム」を実装したはず。
# ずれてる?
Re:公然わいせつ = 公然 and わいせつ (スコア:1)
>法律条文が「○○とは、××を△△し□□であるものを言う」といった、ややこしい概念定義から始まるのはご存知と思うんですが。
ところが、それがないのが結構ある。
また、それらしいものがあっても今について現実的ではなかったり、そもそも法が定められた時からして抜けがあったり指摘されていたりするんだけどね。
公然とは?にしても、「パスワードかけているから公然じゃないもん」とかいいつつ、「パスワードはxxxxxです」と開示しちゃっていたりね。
わいせつにしても、人間の想像力を甘く見すぎているので、使えないとかね。
http://news4vip.livedoor.biz/archives/50990085.html [livedoor.biz]
http://drmt2ch.blog12.fc2.com/blog-entry-28.html [fc2.com]
Re: (スコア:0)
「人を裁くもまた人、裁くための法律を作るのも、また人」
「裁判員制度」
その論理性の根拠をどこに置く?。神懸り的な絶対真理?、哲学?
Re: (スコア:0)
時代によって何がわいせつかも変わってくる可能性があるから、むしろそこは
柔軟に作っておいた方が好ましい(仮に厳密に表記可能だとしても、それは
あえて避けた方がよい)と思います。
また、本当に厳密に表記しようとしたら、定義に用いる言葉にも定義が必要で、
その定義に用いる言葉にも...と無限に遡及してしまいます。たとえば
「机」を定義するだけでも大変ですよ?
それから、定義するには、すべてのケースについて前もって想定しておく
ことが必要ですが、そんなことは不可能です。単にそのときの事象だけではなく、
それに至る背景なども考慮する必要があるでしょう