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ちょっと古いですが、こんな資料もあります [carview.co.jp]
これが正しければ車体重量の半分がバッテリーで軽自動車を1台積んでいるような重量になります
エネルギー密度を考えると化石燃料てのはつくづく良く出来ていると思いますね
移動で考えるとそんなに優れていない。人間だと一般的に消費エネルギーは0.75kcal/(体重1kg・距離1km)程度と言われている。例えばそこそこ燃費の良いプリウスのカタログスペックだと、車重1.3tぐらいで燃費が35km/L。まあこの数値が出るのは条件が良いときだけれども、とりあえずこの数値で計算する。ガソリンの燃焼熱がだいたい8500kcal/Lだからこれを使って、プリウスの場合の消費エネルギーは0.19kcal/(車重1kg・距離1km)と人間なんぞよりよっぽど効率が良い。……そりゃまあタイヤで転がるしな。
そもそも生物ってそんなに熱効率が良くない。何せ食ったものをわざわざ分解した後に体内で再変換してエネルギーを貯蓄して、使用する際にもそれをまた変換して使う。例えば摂取したグルコース1分子をエネルギーに変換する際には、まず体内のADP38分子がATP38分子に変換して蓄積される。この段階で分子が持っているエネルギーは単純に40%に減衰する。で、このATPを使ってさらにロスのある回路を回して、さらに筋肉という無駄のあるマクロな構造を駆動するんだから、熱効率はどうやったって40%を切る。(動作の種類にもよるが、一般的な運動で熱効率はおおざっぱに10-20%程度と言われる)
これに対し、内燃機関の熱効率は30-40%(最近だともうちょっとあるかも?)。実は生物の方が(運動という意味では)熱効率は低かったりする。生物が少量の食物で長いこと動いていられるのは、単に単位時間あたりにする仕事が少ないからに過ぎない。
生物は個々の化学的な過程はそれなりに効率が高いんだけど、それを何段にも組み合わせているから全体としてみると結構効率悪いのよ。まあそのかわり、柔軟性が高いんだけど。
そこで人間+自転車なら0.15kcal/kg・kmですよ
#て聞くけど200年前の発明より高効率なものないの?
>200年前の発明より高効率なものないの?
多分だけど、
http://www.geocities.jp/ecocar_race/ [geocities.jp]
のトップは超えてると思う。車重が書いてないけど、人間込みで考えると60kgぐらいはあると思う。そして1200km/Lだから、60kgの重量を仮定すると0.12kcal/kg/kmになって超えてそう。ルールに50ccのエンジンとか平均速度25Km/h以上って制限があるから、これ取っ払えばもっと行くんじゃないかと思う。
参考程度ですが…
先日チャリンコで約 22 時間で 400㎞ ほど走ってきました。もっと早い人たちもいますし、遅い人たちもいるのでほどほどと思っていただいて結構です。しかし平地ではなくて、上りがあって( 3000m 分くらい?)結構ヘロヘロになりました。
ざっとですが、移動に使ったエネルギーは 7500kJ (PowerTap で測定)ほどです。人間の効率は 25% くらいらしいので、ざっくり計算で 7500kcal くらい消費したともいえます。
自転車も重いですが、人間と自転車合わせて 75㎏ くらいとすると 0.25kcal/kg・km くらいになりますね。一応山あり谷ありの実測値ではこんな感じです。結構空気抵抗なんかも影響ありそうです。
コンビニの弁当を食べてると、ガソリン代と同じくらいかかるので、費用効率は同じくらいでしょうか。
人間だと一般的に消費エネルギーは0.75kcal/(体重1kg・距離1km)程度と言われている。例えばそこそこ燃費の良いプリウスのカタログスペックだと、車重1.3tぐらいで燃費が35km/L。まあこの数値が出るのは条件が良いときだけれども、とりあえずこの数値で計算する。
比較条件は統一しようぜぇ。自動車がハイブリッド車なら、人間は電動アシスト自転車でも使うとかw
ハイブリッド除くと、まあ車重1.5tで燃費が10-15km/Lぐらい?(この辺 [mlit.go.jp]から適当に数字を拾った)これで計算すると0.38-0.57kcal/車重1kg/距離1kmぐらいだから、人間の1.5から2倍ぐらいの効率の良さって感じか。軽だと燃費が20-30km/Lぐらいで車重が700kgぐらい?これだと0.40-0.61kcal/車重1kg/距離1kmでまあこっちも普通乗用車とあまり変わらん感じか。まあ考えてみれば、(パワーは違うけど)似たような効率の内燃機関に重い外装をつけるか軽い外装をつけるかの違いと考えれば、車重1kgあたりの効率が軽と普通乗用車で同じぐらいになっても不思議ではないのか。
>条件が良くてタイヤが付いているなら、中野浩一を出せば良いのでは?今ならもっとすごいのがいるか?
手足に車輪が付いてて空力抵抗よさげなボディにトランスフォームする人間を連想した。
でも1/3日は眠らないといけないわけで
路線バスや高速バスはトロリーバスにした方がいいのかも。
誘導なり容量なりの結合で非接触で給電できる道路ならバッテリーは給電区間の間のつなぎで十分だわな。
バッテリーの側にさらに重量ロスを追加しなきゃだ。充電のことを気にしないで済むってのは結構イノベーティブだと思うんだが、さらに自動車をやめて軌道を使えばもっとロスの少ない第三軌条給電も使えるわな。でも、近距離の非接触給電ってそんなに効率悪いか?
中国・上海では、キャパシタバスが実用化されています。2~3停留所ごとに給電施設があり、1個飛びくらいで充電しています。(時間は1分半~3分くらい)
いくつかの路線で乗ってみましたが、振動や騒音もディーゼルと変わらないくらいで快適でした。
「キャパシタ バス 上海」あたりでググると色々見つかるかと。
路線バスの場合は、停留所毎に短時間充電するのが本命なんじゃないでしょうかね。
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エネルギー密度 (スコア:3, 興味深い)
ちょっと古いですが、こんな資料もあります [carview.co.jp]
これが正しければ車体重量の半分がバッテリーで
軽自動車を1台積んでいるような重量になります
エネルギー密度を考えると化石燃料てのはつくづく良く出来ていると思いますね
Re:エネルギー密度 (スコア:2)
それほど良くできてもいない (スコア:2, 興味深い)
移動で考えるとそんなに優れていない。
人間だと一般的に消費エネルギーは0.75kcal/(体重1kg・距離1km)程度と言われている。
例えばそこそこ燃費の良いプリウスのカタログスペックだと、車重1.3tぐらいで燃費が35km/L。まあこの数値が出るのは条件が良いときだけれども、とりあえずこの数値で計算する。
ガソリンの燃焼熱がだいたい8500kcal/Lだからこれを使って、プリウスの場合の消費エネルギーは0.19kcal/(車重1kg・距離1km)と人間なんぞよりよっぽど効率が良い。
……そりゃまあタイヤで転がるしな。
そもそも生物ってそんなに熱効率が良くない。
何せ食ったものをわざわざ分解した後に体内で再変換してエネルギーを貯蓄して、使用する際にもそれをまた変換して使う。例えば摂取したグルコース1分子をエネルギーに変換する際には、まず体内のADP38分子がATP38分子に変換して蓄積される。この段階で分子が持っているエネルギーは単純に40%に減衰する。で、このATPを使ってさらにロスのある回路を回して、さらに筋肉という無駄のあるマクロな構造を駆動するんだから、熱効率はどうやったって40%を切る。
(動作の種類にもよるが、一般的な運動で熱効率はおおざっぱに10-20%程度と言われる)
これに対し、内燃機関の熱効率は30-40%(最近だともうちょっとあるかも?)。実は生物の方が(運動という意味では)熱効率は低かったりする。生物が少量の食物で長いこと動いていられるのは、単に単位時間あたりにする仕事が少ないからに過ぎない。
生物は個々の化学的な過程はそれなりに効率が高いんだけど、それを何段にも組み合わせているから全体としてみると結構効率悪いのよ。
まあそのかわり、柔軟性が高いんだけど。
Re:それほど良くできてもいない (スコア:2)
Re:それほど良くできてもいない (スコア:1)
そこで人間+自転車なら0.15kcal/kg・kmですよ
#て聞くけど200年前の発明より高効率なものないの?
Re: (スコア:0)
>200年前の発明より高効率なものないの?
多分だけど、
http://www.geocities.jp/ecocar_race/ [geocities.jp]
のトップは超えてると思う。
車重が書いてないけど、人間込みで考えると60kgぐらいはあると思う。そして1200km/Lだから、60kgの重量を仮定すると0.12kcal/kg/kmになって超えてそう。
ルールに50ccのエンジンとか平均速度25Km/h以上って制限があるから、これ取っ払えばもっと行くんじゃないかと思う。
Re: (スコア:0)
参考程度ですが…
先日チャリンコで約 22 時間で 400㎞ ほど走ってきました。
もっと早い人たちもいますし、遅い人たちもいるのでほどほどと思っていただいて結構です。
しかし平地ではなくて、上りがあって( 3000m 分くらい?)結構ヘロヘロになりました。
ざっとですが、移動に使ったエネルギーは 7500kJ (PowerTap で測定)ほどです。
人間の効率は 25% くらいらしいので、ざっくり計算で 7500kcal くらい消費したともいえます。
自転車も重いですが、人間と自転車合わせて 75㎏ くらいとすると 0.25kcal/kg・km くらいになりますね。
一応山あり谷ありの実測値ではこんな感じです。
結構空気抵抗なんかも影響ありそうです。
コンビニの弁当を食べてると、ガソリン代と同じくらいかかるので、費用効率は同じくらいでしょうか。
Re: (スコア:0)
人間だと一般的に消費エネルギーは0.75kcal/(体重1kg・距離1km)程度と言われている。
例えばそこそこ燃費の良いプリウスのカタログスペックだと、車重1.3tぐらいで燃費が35km/L。まあこの数値が出るのは条件が良いときだけれども、とりあえずこの数値で計算する。
比較条件は統一しようぜぇ。
自動車がハイブリッド車なら、人間は電動アシスト自転車でも使うとかw
Re: (スコア:0)
ハイブリッド除くと、まあ車重1.5tで燃費が10-15km/Lぐらい?
(この辺 [mlit.go.jp]から適当に数字を拾った)
これで計算すると0.38-0.57kcal/車重1kg/距離1kmぐらいだから、人間の1.5から2倍ぐらいの効率の良さって感じか。
軽だと燃費が20-30km/Lぐらいで車重が700kgぐらい?これだと0.40-0.61kcal/車重1kg/距離1kmでまあこっちも普通乗用車とあまり変わらん感じか。
まあ考えてみれば、(パワーは違うけど)似たような効率の内燃機関に重い外装をつけるか軽い外装をつけるかの違いと考えれば、車重1kgあたりの効率が軽と普通乗用車で同じぐらいになっても不思議ではないのか。
Re: (スコア:0)
Re:それほど良くできてもいない (スコア:1)
>条件が良くてタイヤが付いているなら、中野浩一を出せば良いのでは?今ならもっとすごいのがいるか?
手足に車輪が付いてて空力抵抗よさげなボディにトランスフォームする人間を連想した。
Re: (スコア:0)
でも1/3日は眠らないといけないわけで
Re:エネルギー密度 (スコア:1)
路線バスや高速バスはトロリーバスにした方がいいのかも。
Re:エネルギー密度 (スコア:1)
誘導なり容量なりの結合で非接触で給電できる道路ならバッテリーは給電区間の間のつなぎで十分だわな。
Re:エネルギー密度 (スコア:1)
バッテリを簡単に積み替える仕掛けを用意する方が楽だと思います。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:エネルギー密度 (スコア:1)
バッテリーの側にさらに重量ロスを追加しなきゃだ。
充電のことを気にしないで済むってのは結構イノベーティブだと思うんだが、さらに自動車をやめて軌道を使えばもっとロスの少ない第三軌条給電も使えるわな。
でも、近距離の非接触給電ってそんなに効率悪いか?
Re:エネルギー密度 (スコア:1)
中国・上海では、キャパシタバスが実用化されています。
2~3停留所ごとに給電施設があり、1個飛びくらいで充電しています。(時間は1分半~3分くらい)
いくつかの路線で乗ってみましたが、振動や騒音もディーゼルと変わらないくらいで快適でした。
「キャパシタ バス 上海」あたりでググると色々見つかるかと。
Re:エネルギー密度 (スコア:1)
集電器と架線のメンテナンスは、かなり手間を食います。
手間=人件費よりも、非接触給電のロスによる電気代の方が高いって事です。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re: (スコア:0)
路線バスの場合は、停留所毎に短時間充電するのが本命なんじゃないでしょうかね。