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黒いということは、熱をよく吸収するので、夏は暑くなりやすくて暖房のための電力が余計に必要な気が。
もちろん、太陽電池そのものの特性として黒いほうが有利なのは分かるけど、どうせ変換効率は20-30%くらいだろうから、残りの70-80%は熱として取り込まれてしまう。その取り込んだ70-80%の熱(のうち黒体輻射で外部に放射される分を除く)を排出するために、20-30%の効率で得た電力でエアコンを動かすというわけか...。なんだかマッチポンプのような気がした。
>残りの70-80%は熱として取り込まれてしまう。
確か反射が通常の基板で3-40%,低反射型(高吸収型)で2-30%ぐらいあります.ですので,発電にまわらなかったエネルギーが全て吸収されるわけではありません.#もちろん,残り(50%ぐらい)は温度上昇にまわりますが.
また,今回の場合は建物外周に足場を組み,そこにパネルが貼り付けてある構造をとっています(確か).こうすることで建物本体とパネルの間にそこそこの広さの隙間を作っておき,ここを空気が対流(風がなければ,下部の空気が太陽電池の熱で暖められながら上昇)することによってパネルをある程度冷却(パネル温度が上がると発電効率が下がる)するとともに,建物への熱の伝達を減少させています.
吸収された熱がそのまま建物内に籠もれば、その通りなんですけど。
暖められた空気の上昇流を利用して空気の循環を良くするという考え方もあります。高層ビルではそういう構造も取り入れられているはず。構造的に上手に排気すれば、換気に要する電力も節減できるかと。件の東工大のビルがそこまで考えているかどうかは知りませんが…。
ソーラーチムニーなんて物もこの世にはあるくらいで、工夫のしようはあると思います。
太陽電池に利用したい可視光線の吸収量を上げて反射光を減らしているから黒く見えるんじゃないすか。
もしかして太陽電池の代わりに鏡を貼った方がいいとか?
来た方向に返せれば良いんですけどね。屋上あたりはまだしも、壁面で普通に反射すると結局建物周囲の地面や空気を暖めて気温が上がる。直射を避けられても周囲の空気が暖められてはやはり冷房の効きは悪くなりそうですし。まわりを歩くと暑いわ焼けるわまぶしいわで辛いったらありゃしないですね……。
水を強制循環させて温水を作って、パネルの冷却と温水で一挙両得になりそうに思いますがどうなんでしょう?コンシューマ向けにはそういう商品あるようですが、この規模だとどうかなとも思います。
夏場はお湯は使いようがないですかねぇ。冬なら暖房に使えますけど。
> 夏場はお湯は使いようがないですかねぇ。お茶が出るほどまでは簡単には温度上がらないだろうし風呂だな#シャワーでもいいけど
山本医師の自宅は夏涼しく冬暖かくなった [coara.or.jp]そうですよ。太陽電池ユニットが取り込んだ熱が建造物の構造体に伝導するとは限らないんじゃないですか。ていうか断熱すればいいんじゃん。
# 黒いといえば山本弘15歳の小説に「宇宙のいかなる物より黒いのだ!」という台詞があったなあ
太陽電池に使われるような半導体が黒いというのは,普通の黒い物質とは違って,ある波長以上の長さの赤外線に対しては全く透明になります。たとえば結晶シリコン太陽電池は,約 1200 nm 以上の波長の光に対してはただの鏡のようなものです。
半導体に吸収されて電気とならずに熱ロスになる分もあることはあるのですが,トータルでは熱線反射効果の方が大きいです。
じゃあ…太陽電池の向きを制御して凹面鏡のように1点に集めれば、熱発電も可能?太陽光の利用効率を簡単にアップできる!
いや、最初からただの鏡で純粋な太陽熱発電やれよって突っ込みはもっともなんですが…。太陽電池は曇りの日の散乱光でも発電するけど、複数の波長に合わせた多層化は高コストになるし鏡による太陽熱発電は曇りの日の散乱光では使いようがないし、複数の方法を組み合わせた方がコストパフォーマンスが良いんじゃないかって思いつきを思いついたまま書き込んだだけです。(笑い飛ばして結構)
でも、赤外線を反射しているとなると、壁面の太陽電池からの反射でビルの南側周辺は暑くならないのかな?上手いこと上方に反射していればよいのですが…
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
黒い (スコア:0)
黒いということは、熱をよく吸収するので、夏は暑くなりやすくて暖房のための電力が余計に必要な気が。
もちろん、太陽電池そのものの特性として黒いほうが有利なのは分かるけど、
どうせ変換効率は20-30%くらいだろうから、残りの70-80%は熱として取り込まれてしまう。
その取り込んだ70-80%の熱(のうち黒体輻射で外部に放射される分を除く)を排出するために、
20-30%の効率で得た電力でエアコンを動かすというわけか...。なんだかマッチポンプのような気がした。
Re:黒い (スコア:4, 参考になる)
>残りの70-80%は熱として取り込まれてしまう。
確か反射が通常の基板で3-40%,低反射型(高吸収型)で2-30%ぐらいあります.
ですので,発電にまわらなかったエネルギーが全て吸収されるわけではありません.
#もちろん,残り(50%ぐらい)は温度上昇にまわりますが.
また,今回の場合は建物外周に足場を組み,そこにパネルが貼り付けてある構造をとっています(確か).
こうすることで建物本体とパネルの間にそこそこの広さの隙間を作っておき,ここを空気が対流(風がなければ,下部の空気が太陽電池の熱で暖められながら上昇)することによってパネルをある程度冷却(パネル温度が上がると発電効率が下がる)するとともに,建物への熱の伝達を減少させています.
Re:黒い (スコア:2)
吸収された熱がそのまま建物内に籠もれば、その通りなんですけど。
暖められた空気の上昇流を利用して空気の循環を良くするという考え方もあります。
高層ビルではそういう構造も取り入れられているはず。
構造的に上手に排気すれば、換気に要する電力も節減できるかと。
件の東工大のビルがそこまで考えているかどうかは知りませんが…。
ソーラーチムニーなんて物もこの世にはあるくらいで、工夫のしようはあると思います。
Re:黒い (スコア:1)
太陽電池に利用したい可視光線の吸収量を上げて反射光を減らしているから黒く見えるんじゃないすか。
Re: (スコア:0)
もしかして太陽電池の代わりに鏡を貼った方がいいとか?
Re:黒い (スコア:1)
来た方向に返せれば良いんですけどね。
屋上あたりはまだしも、壁面で普通に反射すると結局建物周囲の地面や空気を暖めて気温が上がる。
直射を避けられても周囲の空気が暖められてはやはり冷房の効きは悪くなりそうですし。
まわりを歩くと暑いわ焼けるわまぶしいわで辛いったらありゃしないですね……。
Re: (スコア:0)
水を強制循環させて温水を作って、パネルの冷却と温水で一挙両得になりそうに思いますがどうなんでしょう?
コンシューマ向けにはそういう商品あるようですが、この規模だとどうかなとも思います。
夏場はお湯は使いようがないですかねぇ。
冬なら暖房に使えますけど。
Re: (スコア:0)
> 夏場はお湯は使いようがないですかねぇ。
お茶が出るほどまでは簡単には温度上がらないだろうし
風呂だな
#シャワーでもいいけど
Re:黒い花びら (スコア:0)
山本医師の自宅は夏涼しく冬暖かくなった [coara.or.jp]そうですよ。
太陽電池ユニットが取り込んだ熱が建造物の構造体に伝導するとは限らないんじゃないですか。
ていうか断熱すればいいんじゃん。
# 黒いといえば山本弘15歳の小説に「宇宙のいかなる物より黒いのだ!」という台詞があったなあ
Re: (スコア:0)
太陽電池に使われるような半導体が黒いというのは,
普通の黒い物質とは違って,ある波長以上の長さの
赤外線に対しては全く透明になります。たとえば結晶
シリコン太陽電池は,約 1200 nm 以上の波長の光に
対してはただの鏡のようなものです。
半導体に吸収されて電気とならずに熱ロスになる分も
あることはあるのですが,トータルでは熱線反射効果の
方が大きいです。
Re:黒い (スコア:2)
じゃあ…
太陽電池の向きを制御して凹面鏡のように1点に集めれば、熱発電も可能?
太陽光の利用効率を簡単にアップできる!
いや、最初からただの鏡で純粋な太陽熱発電やれよって突っ込みはもっともなんですが…。
太陽電池は曇りの日の散乱光でも発電するけど、複数の波長に合わせた多層化は高コストになるし
鏡による太陽熱発電は曇りの日の散乱光では使いようがないし、
複数の方法を組み合わせた方がコストパフォーマンスが良いんじゃないかって
思いつきを思いついたまま書き込んだだけです。
(笑い飛ばして結構)
でも、赤外線を反射しているとなると、壁面の太陽電池からの反射でビルの南側周辺は暑くならないのかな?
上手いこと上方に反射していればよいのですが…