Our spaceship wiill be a space tourism spacecraft designed to carry at least four passengers and two pilot-astronauts into orbit, to an altitude of 400km, using a double hybrid rocket engine(DHRE). It wiil also include new sollutions to optimize both safety and the passenger experience in space.
なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:5, 興味深い)
まず、日本人含む複数の資金的バックアップが謎。一介の建築技師にそこまで投資できるパトロンが果たして本当にいるのだろうか?
そして何よりも不可解なのが技術的バックアップ。疑問点を挙げればきりがありませんが、例えば分子模型を元にデザインしたという宇宙ホテルのやたらとでかい窓。強度や気密性は大丈夫なのだろうか? 打ち上げと組み立ての手段は? そして宇宙ホテルと地球との往復に使われるのは6人乗り水平離着陸型スペースプレーン。技術的難易度はかなり高い(特に大気圏再突入技術など)はず。これらシステム一式をわずか5年で新規に開発しなければならないのです。
しかもこれら国家級のプロジェクトを一人当たり400万ドルの格安料金で維持するのです。個人的にはまったく正気の沙汰じゃないとしか言えません。
Re:なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:4, 興味深い)
技術的なあれこれを考察してないSF映画に出てきそうな宇宙船や宇宙ホテルですねぇ。
「どう見ても無理だろ、常識的に考えて」と思いました。
>6人乗り水平離着陸型スペースプレーン
そもそも、最終的に秒速8km弱まで加速して軌道に乗る代物には見えません。
>宇宙ホテルのやたらとでかい窓
強度や気密性は、たかだか1気圧ですから、特に難しいことはないと思います。
それよりもまず、「熱はどこに捨てるの?これ」と思いました。放熱部っぽいのが見あたらないので、魔法瓶の中に入れた懐炉のように熱が籠もりそうです。
また、絵を見る限り、エネルギー源も謎です。少なくとも、お約束の太陽電池パネルは見あたりません。
Re:なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:0, 興味深い)
スペースデブリは考慮しなくていいの?
そうでなくとも最低限ほかの部位より強度的に劣っていてはならない気がします。
Re:なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:0)
>そうでなくとも最低限ほかの部位より強度的に劣っていてはならない気がします。
旅行契約時の契約書に小さく
「ただし、旅行中の事故については理由を問わず無保証とします」
これでOKです。
従業員の契約書も同じ条項ありで。
Re:なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:1)
一昔前にはやった「アポロは月に行ってない」論のように、 環境を人工的に再現してやれば安く上がるかも…と一瞬思ったけど、 行ってない論と違って宇宙に行く客はグルではないので無理ですね. 客を騙せるレベルだと本物の旅行より高くつきそうだ.
p.s. 大昔ドラえもんで似たような話(宇宙旅行を本物と信じ込ませつつ疑似体験させるツアー)を見たような記憶が朧げにあるのだけど、思い出せなくてムズムズする…
Re:なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:0, おもしろおかしい)
○一昔前にはやった「アポロは月に行った」論
Re:なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:1, すばらしい洞察)
・窓大きいけど宇宙線防御対策は?
・壁薄い気がするけど、隕石やらデブリ対策は?
・姿勢制御のジェットもタンクも見当たらないけど、姿勢と位置制御は?(日に15周するんで低軌道ですよね)
・サービスマンと監視のための人員は?
・キャビンのエアロックが見当たらないけど………隕石突き抜けたら全員死亡?
#保険屋が宇宙旅行保険を引き受けるかどうかで本気度がわかりそうだ
これ設計図じゃなくてコンセプトボードだろ? (スコア:1, すばらしい洞察)
ガンダムを見て角度がどうのとか語ってるのと大差ないぞ!?
技術的バックボーンが不透明ってのは激しく同意するけれど。
往復手段だけは見過ごせないと思うな (スコア:0)
水平離着陸であれば、既存の航空機に乗れる人がほぼすべて顧客になりうるけど、垂直発射・水平着陸のシャトル型になると発射時のGに耐えられる人じゃなきゃいけなくなるから、料金を払うことができる層の多くを占めるであろうリタイヤ後の老人層はほとんどNGになる。
おまけに、昨今の状況を見る限りではシャトル型すら危うくてソユーズのようなカプセル型しか残らないとなると、さらにパイが小さくなるぞ。
Re:往復手段だけは見過ごせないと思うな (スコア:2, 興味深い)
(マツドサイエンティスト・研究日誌 保存版 僕の宇宙船 帰還カプセル [nifty.com]より)
まぁ、リタイヤ後の老人層には、しばらく続く3G減速も十分堪えるかもしれませんけど。
>水平離着陸であれば、既存の航空機に乗れる人がほぼすべて顧客になりうるけど
水平離陸でも、加速の条件が緩くなるわけではないでしょう。衛星軌道に乗る時の最大の加速は、発射時ではなく推進剤が減って機体の質量が軽くなった時ですから。
ゴダードの頃から基本的な仕組みは変わっていない現状のロケットエンジンを使っている限りは、翼が付いた宇宙船は全部胡散臭い代物だ、と私は思います。ぱっと見かっこいいから、カモを呼ぶ餌にはいいのでしょう。
逆に、一見古臭く見えるカプセル型は、技術的にはしっかりしていても、見栄えがぱっとしないので投資を集めるのは難しいかも。
Re:往復手段だけは見過ごせないと思うな (スコア:1)
>ゴダードの頃から基本的な仕組みは変わっていない現状のロケットエンジンを使っている限りは、
(http://www.galacticsuite.com/ より。強調は引用者による)
ハイブリッドロケットエンジン??? 大気中では酸素を外部から取り込むやつか。
んなものがあと5年で実用になりそう、なんて話は読んだことがないなぁ。
Re:往復手段だけは見過ごせないと思うな (スコア:2, 参考になる)
ちょっと前に有人亜軌道宇宙飛行を成功させたスペースシップ・ワンとか、最近ここでもネタになった
北海道産のCAMUIロケットもハイブリッドロケットエンジンが使われてたりしてます。
美味いところをしゃぶる事が出来れば個体ロケットと液体ロケットのいいとこ取り、と言うと言い過ぎ
ですがそこそこ嬉しい感じになるけれど、下手に作ると悪いところ取りになるだけという代物だったりして
Re:往復手段だけは見過ごせないと思うな (スコア:1)
また、固体・液体ロケットのハイブリッドでは、扱いが色々便利にはなっても性能が上がるわけではないらしいので、翼付再利用型往還機を作る切り札にはなりそうもないですし。
#そもそもが胡散臭さ全開なので、突っ込むだけ野暮な気もします。
#突っ込むより、話のきっかけとしてに、宇宙旅行といっても、どこで何を見て何をしようか?とか考える [srad.jp]ほうが楽しそう
Re:これ設計図じゃなくてコンセプトボードだろ? (スコア:0)
設計図も残ってないのに、「ガウディ設計」のサグラダ・ファミリアを延々と作り続けている
バルセロナの企業ですし:p
どっかで聞いたような・・・ (スコア:1, 興味深い)
こっちは、打ち上げ手段についてはAmerica's Space Prize [google.co.jp]で5000万ドルの賞金かけて募集中。だけど、間に合わなそうなのかアリアン [sorae.jp]とかいう話もあるらしい。
ちなみに、予定料金は4週間で、1人当たり約1495万ドル(約17億円) [sorae.jp]とのこと。1回の旅行金額で考えると、こっちが銀河最高?
Re:どっかで聞いたような・・・ (スコア:1)
Re:どっかで聞いたような・・・ (スコア:0)
「NASAで開発された宇宙技術を使用!!」と聞くと胡散臭く思えるのはダメ人間だな(´・ω・`)
Re:なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:0)
Re:なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:0)
宇宙空間では"デザイナー"止まりだと思うんですが
Re:なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:0)
その意匠を実現するために現実的な部分を担ってる人は
構造計算をアレしたり鉄骨をナニしたりしない限りスポットライトが当たらないような
Re:なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:0)
構造計算の専門家とかそういう職業は建築家ではありません。
日本では資格的に建築士に含まれているけれど、エンジニアです。
Re:なんか山師の香りがするなぁ…… (スコア:0)
たしか、ドバイだかどっかだかにデカいタワー作ってるでしょ?
5年後には宇宙に届くっつーことですよ。