サムスン、2011年第3四半期のスマートフォン出荷台数で世界一に 97
取り残される日本 部門より
Wall Street Journalによると、2011年第3四半期のスマートフォン出荷台数でSamsungがAppleを抜き、世界一になったとのこと(WSJ.comの記事、 Mac Rumorsの記事)。
Samsungは出荷台数を公表していないが、9月30日までの第3四半期に2,000万台以上のスマートフォンを出荷したとみられる。一方、Appleは9月24日までの会計四半期に1,707万台のiPhoneを販売したと発表しており、Nokiaは1,680万台を出荷したと発表している。Appleの発表した数字が出荷台数ではなく販売台数なのが気になるが、Mac RumorsによるとAppleの販売台数は流通チャネルに渡された台数なので、出荷台数との差はあまりないとのことだ。
Nokiaのスマートフォン出荷台数は第2四半期よりも若干増加しており、インドなどでの低価格モデルの販売も好調なことから、予測されたほどにシェアは低下しなかったようだ。この発表により、Nokiaの株価は8.7%上昇したという(Reutersの記事)。
Appleは10月14日に発売したiPhone 4Sの売れ行きが好調で、Samsungも最新のAndroid 4.0を搭載したGalaxy Nexusを発表したばかり。Nokiaも最初のWindows Phone 7搭載端末を近く発表する予定だ。第4四半期は順位が再び変動するかもしれない。