Appleからの発表によると、Steve Jobs氏が再び医療目的での休養に入るようです。

CEOの立場は続けつつ、また、重要な会社運営に関する決定も行うとの事。自分の不在の間は、COOのTim Cook氏が代行を務めるようです。復帰の目安は立っていませんが、「できるだけはやく戻れるように」と述べています。

タレコみ子としては、先日のVerizon版iPhoneのときに、自ら出席せずTim Cook氏にやらせたあたり、体調に悪いこと起きてなければいいが・・・と思っていましたが、残念なことに予想通りの結果になりました。健康な状態での復帰を希望したいところです。

MacOSXで動作する年賀状ソフトのシリーズ「宛名職人」が、発売延長を重ねた末、12/28になった（リンク先はPDF）。

Agendaが発売する「宛名職人」シリーズは、Win版のみならずMac版も提供されており、利用しているMacユーザも多いはず。12月も中旬となり、年賀状印刷の準備を始めている/.Jerも多いと思われる。タレコみ子本人も10年来のユーザである。Agendaは遅れた理由として、ユニバーサルバイナリ対応の難しさをあげている。

日本郵便（旧郵政公社）では、1/1必着のためには12/25までの投函が望ましい、とされている。タレコみ子本人もソフト開発を行なうため、納期遅れのつらさはわかっているが、年賀状印刷ソフトの最新版発売日が、1/1到着予定投函日より遅い、というのは何とも皮肉な話である。

/.Jer諸兄の周りでも、絶対に許されない納期遅れで発生したトラブル等の経験談があれば、聞かせてほしいところである。

先日話題に上った秋葉原ザ・コンピュータ館閉鎖の噂であるが、実際閉鎖されることが決定になったようだ。元の話は、メイド喫茶が「ザ・コン館閉店により当店も営業できません。」ということで「ザ・コン閉鎖か！？」と騒がれていたのだが、実際その通りになった。LAOX発表の詳細内容はこちら(PDF)。LAOXの有利子負債を返却するべく、アイ・キャピタル・エステート株式会社に不動産資産を売却するとのこと。譲渡予定日は8月上旬。同店名での予定は計画されていない。

タレコミ子としては、秋葉原の名物店舗がまた１つ減ってしまうのが非常に残念。秋葉原文化の変容・PCの低価格化等、いろいろ要因が考えられるが、自分自身として「Amazon・ASKUL他ネット販売の充実」が挙げられると思う。品揃えが行き届いたネット販売で買えば、最低料金1500円程度で送料無料になり、自宅まで届けてくれる。ザ・コンは「こんなものまで！？」というものまで在庫をもっているのがウリだったが、ネット販売の営業効率には勝てなかったのではないか？と思えてならない。/.Jerの諸兄のご意見はいかがだろうか？

CNET Japanより、Transitive社がSunのSPARCチップで動作するプログラムをIntel Xeonで動作させるソフトウェアをリリースする予定である。そのソフトウェアのデモを、現在開催されているLinuxWorld Conference and Expoでデモを行った。

Transitive社は、チップ専用のバイナリを別チップで動作する変換技術をメインにしていて、IBMやIntelも技術提携をしている。パフォーマンスは、UltraSPARC IV+ 1.5GHz以上で動作するとの事。この技術で、Intelは他の実行環境のマシンを自社プラットフォームへ誘導することが可能になる。

プラットフォーム移行に関して、一番の障害となるのが、過去のソフト資産の継承である。Transitive社のソフトウエアにより、過去にはSGIのMIPSチップをIntelで動作させる技術を提供し、Itaniumプラットフォームへ移行させることを実現した。また、MacユーザであればRosettaが馴染み深いが、RosettaもTransitive社のソフトウエアを利用している。最近では、IBM社が同社の技術を利用し、PowerアーキテクチャのソフトをIntel上で動作させる計画を発表している。

タレコみ子が心配なのは、これによりSPARC/Solarisプラットフォームがどうなってしまうか、です。ただでさえ、Intelプラットフォームの価格優位性やLinuxの普及がある上に、容易に移行環境が整ってしまうと、いよいよもってしてSPARC/Solarisの魅力が問題となってしまいそうです。

WWDCでの新製品発表が気になることですが、米VMWare社からMacOS X用VMWareのPublic Beta版がアナウンスされました。

氏名・メールアドレス・所属を登録します。利用可能になったら連絡をもらえるようです。

先日、同じ仮想PCエミュレータとしてParallelsが正式リリースとなりましたが、いよいよ大御所VMWareの登場です。Workstationと同等であれば、ディスクのスナップショットなど、実機ではできないような機能も期待できます。

かくゆうタレコみ子は、Parallelsの正式版を購入したものの、まだインストールしておらず、若干複雑な心境ですが、VMWareのこれからの動向は非常に興味深いところです。

お宝経由CNET Japanより。 米国Appleが報道関係者に対し、新製品発表に関するアナウンスを行ったとのこと。

報道関係者に招待状を送り、その中には2/28を表示したiCalのアイコンとともに、”Come see some fun new products from Apple.（「Appleからいくつか面白い新製品が出ますの、どうぞお越し下さい」）"と述べられている（画像）。

CNET Japanは、予想される製品として、ワイド化された新型のインテル版iBookを挙げているが、他の噂サイトでもタブレットMacや拡大液晶搭載のiPodが予想されており、目が話せない状況である。

このように、Appleが招待状を送りメディア発表を行うのは、最近だと、2005.9.7のiPod nanoの発表イベント告知や、Video iPodの発表イベント告知があった。いずれも革新的な製品であったため、目が話せない状態である。

Yahoo経由、共同通信より。東京ガスが、顧客情報システムの開発に失敗し、損失を50億円計上したと発表していました。これにあたり、社長が報酬の一部を返上したとのこと。

開発を中止し”失敗”と述べた理由に「レスポンスが悪く、検索のレスポンスを目標値にするのにもう30-40億円かかる」「明確に不具合が解消できる見通しが立たない」といったことがあります。どこのSIベンダーが絡んでいたのか、自社独自開発だったのかは述べられていませんが、”失敗”とはっきり宣言し、損失を計上してしまうあたり、中の人は相当のデスマを経験したのではないでしょか？

古くはみずほのトラブルに始まり、航空管制システムダウンや、東証のシステムダウンなど、最近、トラブルの許されないところ・大手のところでのトラブルが非常に目立ちますね。原因はどんなところにあるとお考えでしょうか？/.J諸兄のご意見をお伺いしたいところです。

Yahoo経由ITmediaニュースより。PC向けディスプレイで有名だったイーヤマが、民事再生手続きの開始を東京地裁に申し立て、経営破綻した。負債総額は179億円。PCメーカのMCJがスポンサーとして名乗りを上げ、支援の協議に入った。

イーヤマは、まだ飯山電機としてのころ、安いモニタを出すことで有名でしたね。ブラウン管式17インチモニタが、10万円超していた時代に、6,7万円で販売していました。画質やメーカにこだわらないヤツは必ず買っていた記憶があります。

Appleより、新しいiPodがアナウンスされた。
容量は30GB(旧20GB)と60GBで、 今までの物と比べ、大きいサイズ(2.5インチ)の液晶を採用している。外装が104.1mmx60.9mmx13.9mm(旧103.5mmx61.8mmx16.1mm)になっていて、厚さが従来より大幅に薄くなった特徴があげられる(30GBと60GBモデルでそれぞれ厚さは異なる)。
追加機能は、今までの噂のとおり、ビデオ機能がついた。 その他、　第4世代と比べ「持続時間が20時間(60GB)になった」「リモコン端子がなくなった」のような特徴がある。Apple Store Japanの価格で、それぞれ34800円(旧32800円)と46800円(旧45800円)である。
同時にUSではビデオ配信サービスが開始された。クライアントはiTunes6になる。 US版で単価が$1.99で、およそ2000本のライブラリが存在する。Pixer・ディズニー他、テレビ番組も用意されている。日本版の対応は、まだアナウンスされていない。

お宝経由MacCentralより。AppleがSan Joseにて10/12にスペシャルイベントを開催する模様。タイトルは"One more thing"。これは、Steve JobsがMacworld Expoで自身の基調講演のラストに、おまけとして（往々にしてメインだったりする）発表する時の独特の言い回し。 メインを前回のイベントとするならば、今回もiPod/iTunes関連の発表であることが容易に推測ができる。MacCentralをはじめとする多くのサイトでは、”今度こそ”iPodにVideo再生機能が載る、iTunesにVideoの購入機能がのる（今はOFFになっているだけ？）に違いないと騒ぎになっている。