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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
北極の氷が融けると、海面は上昇するのか? (スコア:1)
小学校の理科でもやったように、水は凍ると密度の関係で体積が増えますよね?
ってことは、海面に出ている部分を差し引いても、融けた分体積が減って、海面が下がると思うのは私だけだろうか…。
えっ?!既出? 南極?
そんなの気にせず、教えて!エライ人!!
〜昼の光に夜の闇の深さが分かるものか〜
Re:北極の氷が融けると、海面は上昇するのか? (スコア:4, 参考になる)
式で説明する場合、氷の水中の体積をV、氷の質量をM、海水の密度をDとすると、
M = V * D
がアルキメデスの原理。
ここで、氷を海面から抜き取ると体積Vの分だけ海面が下がる。そして、溶けた氷の体積はM/D=Vなので、体積Vの分だけ海面が上がる。結果は差し引きがゼロ。
もっと正確に考えるなら、氷が溶けた水の比重は海水の比重より若干軽いことが予想される。これは海水が凍るプロセスの凝固点降下(混ざり物が多いほど凍りにくい)によるもの。家庭でも塩水や砂糖水を凍らしてみるとわかるが、最初に溶け出すのは塩分が最も高い部位なので濃く、残った氷の部分は相対的に薄い。ただし、北極等の凍り方だと、周りが先に凍って海水を閉じ込める効果があるので、家庭用の冷凍室ほど極端なことにはならない。とにかく、若干密度が低いとして、海水の密度をDs、氷の海水の密度をDiとすると、
M = V * Ds
なので、減る体積はV = M/Ds、増える体積は M/Diなので、差し引きは
M(Ds - Di)/DsDi
Ds > Di だから、ほんの少しだけ増える。でも、まあ、無視できるレベルで、ほとんど変わらない。
無視できる・できないレベル (スコア:1)
本当に無視できるかどうかが問題なのじゃないの?こういう問題って。
無視できると結論付けるならなぜ無視できるのか示さないと。