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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
奥行きは無限大 (スコア:3, 参考になる)
「奥行きは無限大だから、GPUは今程度では頭打ちにならない」
ポリゴンで構成された3D空間中で、特定の視点から見た画像を描画する場合、GPUは「描画する」ポリゴンだけではなく「描画しない」ポリゴンも処理しなくてはいけません。
・視野の範囲の外にあるポリゴン
・他のポリゴンの陰に隠れているポリゴン
・小さすぎて点としての描画すら出来ないポリゴン
もちろん、これらを前処理で削っておく処理を行うことでGPUへの負担を減らす、という方法はすでにありますが、GPUがハイパワーになればその分別のことにCPUを使えます。最も端的な話、GPU
fjの教祖様
Re: (スコア:2, 興味深い)
っていう前提があるので、その度合いで頭打ちの場所も大きく変わるでしょう。
奥行きは無限だけど無限が必要かと言えばそうじゃない。
サウンドカード・オーディオカードの分野でも似たようなものです。
より情報量を多く、様々な補正・エフェクト機能を備え、なんてのにキリはない。
でも必要十分を満たしてその先の市場が無くなったラインは数年前に超えてしまいましたね。
個人的には3Dグラフィックも、あと3年くらいで頭打ちと思うのですが。
Re:奥行きは無限大 (スコア:2, 興味深い)
オーディオカードの仕事は、基本的には他で作られたデータを再生して、若干のエフェクトを加えることです。PC上で全ての音を生成しているわけではありません(そういう用途もあるが、一般的ではない)。
一方で、3Dグラフィックはすべてのピクセルを生成しなければなりません。再生なのか、生成なのかは大きく違います。さらに処理すべきデーター量も圧倒的に違いますし。
もちろん、ビジネスアプリに必要なグラフィック能力にはとっくに達していると思いますが、ゲームなどエンターテイメント用途では、「もうやることがない」というレベルにはまだまだでしょう。
Re:奥行きは無限大 (スコア:1)
結局のところ、3D空間上にそれっぽく見えるオブジェクトを必要な量だけ生成して描画できればそれで十分なんだよね
実写っぽく見える必要はかけらもないし、実写にしか見えないような領域も当然必要ない
この点はオーディオカードというよりは音源の方が近いのかな?
音源もピアノの音を再生するのに、ピアノとその周囲の空気を分子規模で演算…という領域には達してないし、
まだ出来ることはあるけれどそこまでやる必要はない
Re: (スコア:0)
えーと、誰がそう判断したんでしょうか?
Re: (スコア:0)
分子レベルってことは無いけど、
弦モデル、振動板モデル、反射板モデル、ハンマーモデル…を組み合わせて鳴らす奴なら、
http://www.minet.jp/pianoteq/pianoteq/ [minet.jp]
こんなのが。
まだ万能とはいえない音質だけど、結構目(耳?)を見張るような音もする。
将来が楽しみ。
で、こういうソフトが、CPUで動いているのよね。
専用ハードが無いから仕方なくCPUでやってるのか、
CPUでみんなやっちゃう(やれちゃう?)から専用ハードが出ないのか…
ただ、CPUでやるのは現状の普通のPC並みの性能でいえ
市場と金 (スコア:0)
> ゲームなどエンターテイメント用途では、「もうやることがない」というレベルにはまだまだでしょう。
そこが問題ですね。どれだけホビー用とクリエイター用のPCが売れるのか?
多くの事務用PCは、以前からチップセットにGPU統合されていた物を使っていたわけで、
そう簡単にはGPUが(統合されて)消えるということは無さそうな気がします。
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CPU統合GPUとチップセット統合GPUの併用でとかは、ならんと思うけど
なったらなったで楽しそうです(にっこり