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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
多い日も安心 (スコア:1)
鼻タンポン注意(Re:多い日も安心 (スコア:5, 参考になる)
1980年にアメリカのP&Gが、新素材(化繊)を用いた高吸収性の生理用タンポンが開発したんですが、これを利用した女性で激しい全身性ショックを伴う症状が見られ、最終的に1000名近い患者と、40名ほどの死者が出るほどの騒ぎになりました。原因は、このタンポンの製造過程で、ある毒素(TSST-1, Toxic shock syndrome toxin 1)を産生する黄色ブドウ球菌によって汚染されたため、ということなんですけど…。実は、タンポン自体がこの菌に汚染されてなくても、吸収力の高いタンポンを使用していると、元々ヒトの体表にいるTSST-1毒素産生性の黄色ブドウ球菌が増殖し、さかんに毒素産生を行うようになり、それだけでTSSが起きる場合があることが、後に判りました。
#これ以降、各生理用品メーカーは「連続装用しないように」「出血量に見合った製品を使うように」という注意書きを付けるようになってます。
鼻腔というのは、体の中でも特にブドウ球菌(黄色ブドウ球菌を含む)が多い場所でして。鼻タンポンなるものを使用するに当たっては、特に取り替えをこまめにするなど、十分な注意が必要になるでしょう。