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いやしくも科学的に考えるなら、宗教と言うものを考える時に見逃すことはできないことが1つあります。それは、「人類は信仰心に多大な投資をしてきた」と言う明白な事実です。
この事実は明白に次の結論を導きます。すなわち「信仰心を持つことは生き残るのに有利だった」と言うことです。実際、歴史上人類が信仰心と言うものに投資してきた資源は
もう一個、別な地球を用意して、そっちは宗教なしで発展させてみる、というような対照実験が出来たら「やっぱり科学とか技術だけじゃ駄目で、宗教も必要だったぞ」って言えるんだけどね。そんなことは神様じゃないと無理だもんね。
その実験に近いことは、すでに行われていると考えられるのではないでしょうか。何故かと言うと、すべての人間が何らかの宗教を信じるというわけでは決してないからです。信仰心の薄い人はいっぱいいます(つーか、現代ではそっちのほうが多いように思えます)。
つまり、信仰心の薄い人間の集団が発展する可能性はありました。宗教にはコストがかかります(むやみにでっかい神殿を建てたりとか、いちいち集まってお祭りをやったりとか)。そんなコストを支払わなくてすむ集団があったら、そっちのほうが発展してもおかしくはなかったのです。しかし、ご存知のように、そうはならなかった。ではそれは何故か?と言うことです。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
アインシュタインでさえ (スコア:2, 興味深い)
いやしくも科学的に考えるなら、宗教と言うものを考える時に見逃すことはできないことが1つあります。それは、「人類は信仰心に多大な投資をしてきた」と言う明白な事実です。
この事実は明白に次の結論を導きます。すなわち「信仰心を持つことは生き残るのに有利だった」と言うことです。実際、歴史上人類が信仰心と言うものに投資してきた資源は
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
例えば科学とか、技術とかね。(鉄器や火薬が、どれほど祖先達の生存の助けになったでしょう)
極論すれば、宗教を麻薬や犯罪と同列に語ることもできるのです。
「多くのリソースが投じられたから」は、論理的には全く信仰と生存の相関を示すものではありません。
Re:アインシュタインでさえ (スコア:1)
もう一個、別な地球を用意して、そっちは宗教なしで発展させてみる、というような対照実験が出来たら「やっぱり科学とか技術だけじゃ駄目で、宗教も必要だったぞ」って言えるんだけどね。そんなことは神様じゃないと無理だもんね。
Re:アインシュタインでさえ (スコア:1)
その実験に近いことは、すでに行われていると考えられるのではないでしょうか。何故かと言うと、すべての人間が何らかの宗教を信じるというわけでは決してないからです。信仰心の薄い人はいっぱいいます(つーか、現代ではそっちのほうが多いように思えます)。
つまり、信仰心の薄い人間の集団が発展する可能性はありました。宗教にはコストがかかります(むやみにでっかい神殿を建てたりとか、いちいち集まってお祭りをやったりとか)。そんなコストを支払わなくてすむ集団があったら、そっちのほうが発展してもおかしくはなかったのです。しかし、ご存知のように、そうはならなかった。ではそれは何故か?と言うことです。