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* (1) クリスマスのメッセージメールを家族・友人・知人等に送信する参加者をWEBサイト上にて募集します。* (2) 募集期間中に登録いただいた各送信先のアドレスやイラストカード等をいったんJAXA内のサーバにて保存し、平成20年12月24日にまとめて「きずな」へ向けて伝送します。 * (3) 「きずな」への送信はJAXA筑波宇宙センターに設置した地球局から行います。「きずな」で中継したメールはもう一方の地球局で受信し、JAXAのメールサーバを経由して相手先に届けられます。* ※メッセージは迷惑メール悪用防止のために自由文ではなく、定型カードイメージを募集サイト上で選択していただきます。(画像添付という形で先方に送られます。)* ※固定本文には「きずな」から送られてきたメールです、という内容の文章が入ります。(6.をご参照)
http://winds-ets8.jaxa.jp/winds/ [winds-ets8.jaxa.jp]平成20年2月23日に種子島宇宙センターから打ち上げられた「きずな」は、Ka帯マルチビームアンテナ(MBA)とKa帯マルチポートアンプ(MPA)による衛星の受信能力、送信能力の大幅な向上、ビームホッピング可能なKa帯アクティブフェーズドアレイアンテナ(APAA)による通信カバレッジの広域化、並びにATMベースバンド交換機(ABS)による1ホップ中継やアップリンクで生じた誤りも衛星上で復調・復号するため訂正可能となり信号品質の向上を主な特徴としています。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
きずなはIPアドレス持ってるのかな (スコア:5, 興味深い)
ベリカード的な(Re:きずなはIPアドレス持ってるのかな (スコア:3, 参考になる)
つまりは記念の絵葉書(と言うかBCLでのベリカードやアマ無線でよくある特別なカード)みたいなものだと思えばいいのではないかと…
ヘッダに残るかどうかで考えると、
・「きずな」内部にSMTPリレーサーバが構築されてるかどうか
って所が分かれ目になると思いますが、今回の試みって要は実用段階前の負荷試験(+衛星内のストレージを容量ギリギリまで使わせる試験かも?)ですから、衛星内部にリレーサーバを置かないまでもJAXAから地上の公衆網に行くまでの二つの地上局(どういう編成になってるかわからないけどダウンリンク側は複数かも)を通過した印し程度はつくのではないかと思いますよ。
個人的には電子メールと言うのは立派なインフラなのでSMTPリレー機能程度は持たせてる気がしますが、物が来ないと判明しません
…実用段階で考えると、衛星通信の末端がサーバを持ってる構成であるとは限らないですから、最低限需要があるプロトコルのリレーサーバは構築してるんじゃないかと思いますが、わからない…。
# 現物が来てみてX-hogehoge ヘッダにアレゲな細工がされていたりしてびっくり。と言う展開を希望(^^;
Re: (スコア:0)
受信した信号を復調して違う搬送波で変調しなおして送信する、
LANでいえばリピータハブのような代物じゃないですか?
衛星には制御のためのコンピュータが積まれていますが、
それはSMTPどころかルーチングさえ関与しないと思います。
もう少し高度です(Re:ベリカード的な(Re:きずなはIPアドレス持ってるのかな (スコア:5, 参考になる)
実用段階では多数の末端をくまなく結ぶ蜘蛛の巣のようなネットワークが衛星内部で構築される事が期待されていますよ。(本格的な衛星内交換網の構築は次の衛星の段階かもしれませんが…)
で、スレ的に以下の「きずな」の説明文を読んでみると、
ATM [wikipedia.org]交換機を積んでるので内部でのパケット交換はやってるみたいですが…リアルタイム性がいらないようなプロトコルの処理を先送りしてリアルタイム性が要求されるプロトコルの通信処理を円滑に行うためのトランスポート層より上のレイヤの処理を行う装置が衛星内部に乗っかってるかどうかは不明です。(おまけで乗せてないとは限らない、余計な物なので乗せていないで地上局設備に実装しているのかもしれない)
この部分でSMTPのようなリアルタイム性が低くてキューイングやリトライが認められてる通信の処理を回線混雑時に後回しにする手法(QoS)がどう実装されてるかという問題だと思いますが…こればっかしは現物が来てのお楽しみですね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
日本の情報通信の学問分野は、研究者や技術者という肩書きの政治屋が跋扈する世界です。
彼らは若い頃は世界的にも優秀な研究者だったのですが、
莫大な研究予算が必要になるにつれ予算獲得能力での勝負となり、今に至っていると思います。
Re:ベリカード的な(Re:きずなはIPアドレス持ってるのかな (スコア:2, 参考になる)
つまり、アンテナの利得が低いので、高いビットレートを実現するのが難しかった。
この通信衛星は、日本の各地域ごとに別のアンテナで送受信する(パラボラが1つに見えますが、複数の焦点で共用してる)のでアンテナの利得が高く、高いビットレートが得られます。
その代わり、送信したものが日本全国にブロードキャストされるわけではないので、衛星上に交換機能が必要になります。
きずなは2つの機能を持っています。
1つは回線交換です。信号はアナログ的に増幅されて丸ごと再送信されます。このモードのとき1GBpsを越えるビットレートが得られる反面、回線交換のデメリットをもろに食らいます。
もう1つはパケット交換です。このモードではデジタル信号に戻され、衛星上のATMスイッチで宛て先のアンテナへ送られます。
ただし、ここで注意しなくてはいけないのは、これは衛星のアンテナで受信した後のお話だ、ということです。
地上局から衛星への送信は時分割多重ですので、これも一種の交換処理と言えます。
こういう仕組みなので、「きずな」とは良いネーミングをしたと思いますよ。
Re: (スコア:0)
それは交換ではなく多重化