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なんだったんだろうねぇ、あのPLC騒動は
売ってる側としては『売れてくれなきゃ困る』ので反対意見を封じ込めてでも大々的にキャンペーンを展開するけど、社会の変化(例えばインターネットやブロードバンドの普及)はもはやそれを必要とせず、製品化された頃には既に時代遅れになっていた、ということでは。
つまり地デジと一緒。
結果的にHAM側の時間稼ぎ戦術が成功ってことですかね。
一番の大きな点は、無線LANの爆発的な普及にあるでしょう。DSやWiiやPSPについてるんだもの。ノートPCも、PLC発売時には無線LAN標準装備が普通だったしね。
無線LAN普及期までPLCの開始を遅らせた時点で、反対派の実質勝利ってトコですね。
まぁ、いずれ家電LANで知らず知らずのうちに使われるようになるかもしれませんが。
>無線LAN普及期までPLCの開始を遅らせた時点で、反対派の実質勝利
PLCが遅れたのは開発段階の技術的問題が中心で、その結果として当初のISPと家庭を繋ぐ「ラストワンマイル(死語)」からLAN回線の一種に変質しました。当時から疑念や反対を唱えている人もいましたが、ネット上で本格的に反対運動が目につき出したのは製品投入が目前に迫ってからで、このころにはもう無線LANもかなり普及していましたよ。だから電波漏れのことは置いといても需要について疑問視する意見も少なくなかったです。
・製品投入が大きく遅れた・強く反対をしている人たちがいたというのは事実ですが、この2つに因果関係があると考えるのはちょっと説得力に欠けるでしょう。
いやいや、PLCはかなり初期から反対派が活動して、漏れ電波の上限を厳しくしたりの規格策定に食い込んでましたよ。2001年には漏れ電波の影響実験などもやってますし。その結果、開発が困難になって長引いてあの有様、ってわけで。
たしかに大勢が大騒ぎしたのは製品出てくる直前でしたけどね。別にネットが活動の中心ってわけじゃありません。
まぁ、規格が割れたのと、LANにしかならない機器なのに高すぎる、ってのが普及しなかった最終的な要因だとは思いますけど。
>かなり初期から反対派が活動して、(略)規格策定に食い込んでましたよ。
本当に初期のうちから「反対派として」規格策定に食い込んでいたんですか?PLCによって影響を受ける可能性がある立場であれば懸念を表明したり影響が少なくなるように意見を出すのは当然のことで、その時点ではPLCそのものに反対していたとは言えないでしょう。そういう人たちの懸念を解消しきれないまま規格が成立してしまったので、それ以降は反対の立場を取ったということであれば「かなり初期から反対派が活動」と表現するのは不当ではないかと思います。
>2001年には漏れ電波の影響実験などもやってますし。
それはどっちにしろやる必要があるのでは?懸念する人たちの意見で条件が厳しくなったことは十分考えられますが、影響実験そのものはやらずに済ませられるようなものではないでしょう。ADSLだってそれなりに時間をかけて試験をやったのだし。反対派の影響によってPLCが遅れた理由として持ち出すのはちょっとおかしいように思います。
>開発が困難になって長引いてあの有様
それは漏れ電波だけの問題じゃなかったですよね。当初の目論見だった工事不要で配電盤を乗り越えての通信が、少なくともADSLに対する競争力のあるレベルで実現できなかったことや、別コメントにあるように既存の家電製品への影響など。反対する人たちの影響自体を全面的に否定するつもりはありませんが、「それがなければ十分に普及のチャンスはあった」と言えるほどのものだったかは疑わしく考えています。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
いっその事 (スコア:4, すばらしい洞察)
鳴り物入りで登場したにもかかわらず
今となっては2個で3000円とかの投売り価格というか撤退準備価格ですし
このままでは間違いなく黒歴史になるだけなので
いっその事共存の道を辿らせたほうが良いと思いますがどうでしょうか
Re: (スコア:0)
なんだったんだろうねぇ、あのPLC騒動は
Re: (スコア:0)
売ってる側としては『売れてくれなきゃ困る』ので反対意見を封じ込めてでも
大々的にキャンペーンを展開するけど、社会の変化(例えばインターネットや
ブロードバンドの普及)はもはやそれを必要とせず、製品化された頃には既に
時代遅れになっていた、ということでは。
つまり地デジと一緒。
Re: (スコア:0)
結果的にHAM側の時間稼ぎ戦術が成功ってことですかね。
一番の大きな点は、無線LANの爆発的な普及にあるでしょう。
DSやWiiやPSPについてるんだもの。
ノートPCも、PLC発売時には無線LAN標準装備が普通だったしね。
無線LAN普及期までPLCの開始を遅らせた時点で、反対派の実質勝利ってトコですね。
まぁ、いずれ家電LANで知らず知らずのうちに使われるようになるかもしれませんが。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
>無線LAN普及期までPLCの開始を遅らせた時点で、反対派の実質勝利
PLCが遅れたのは開発段階の技術的問題が中心で、その結果として当初のISPと家庭を繋ぐ「ラストワンマイル(死語)」からLAN回線の一種に変質しました。
当時から疑念や反対を唱えている人もいましたが、ネット上で本格的に反対運動が目につき出したのは製品投入が目前に迫ってからで、このころにはもう無線LANもかなり普及していましたよ。
だから電波漏れのことは置いといても需要について疑問視する意見も少なくなかったです。
・製品投入が大きく遅れた
・強く反対をしている人たちがいた
というのは事実ですが、この2つに因果関係があると考えるのはちょっと説得力に欠けるでしょう。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
いやいや、PLCはかなり初期から反対派が活動して、漏れ電波の上限を厳しくしたりの規格策定に食い込んでましたよ。2001年には漏れ電波の影響実験などもやってますし。
その結果、開発が困難になって長引いてあの有様、ってわけで。
たしかに大勢が大騒ぎしたのは製品出てくる直前でしたけどね。
別にネットが活動の中心ってわけじゃありません。
まぁ、規格が割れたのと、LANにしかならない機器なのに高すぎる、ってのが普及しなかった最終的な要因だとは思いますけど。
Re:いっその事 (スコア:1)
>かなり初期から反対派が活動して、(略)規格策定に食い込んでましたよ。
本当に初期のうちから「反対派として」規格策定に食い込んでいたんですか?
PLCによって影響を受ける可能性がある立場であれば懸念を表明したり影響が少なくなるように意見を出すのは当然のことで、その時点ではPLCそのものに反対していたとは言えないでしょう。
そういう人たちの懸念を解消しきれないまま規格が成立してしまったので、それ以降は反対の立場を取ったということであれば「かなり初期から反対派が活動」と表現するのは不当ではないかと思います。
>2001年には漏れ電波の影響実験などもやってますし。
それはどっちにしろやる必要があるのでは?
懸念する人たちの意見で条件が厳しくなったことは十分考えられますが、影響実験そのものはやらずに済ませられるようなものではないでしょう。ADSLだってそれなりに時間をかけて試験をやったのだし。
反対派の影響によってPLCが遅れた理由として持ち出すのはちょっとおかしいように思います。
>開発が困難になって長引いてあの有様
それは漏れ電波だけの問題じゃなかったですよね。
当初の目論見だった工事不要で配電盤を乗り越えての通信が、少なくともADSLに対する競争力のあるレベルで実現できなかったことや、別コメントにあるように既存の家電製品への影響など。
反対する人たちの影響自体を全面的に否定するつもりはありませんが、「それがなければ十分に普及のチャンスはあった」と言えるほどのものだったかは疑わしく考えています。
うじゃうじゃ