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誰もが納得できる料金体系ならむしろ喜ばしいこと、と思うのは僕だけかな。たとえば、家の中で24時間エアコンを付けっぱなしにしたら、それなりの電気代が掛かる。なのに、通信料金についてはいくら使いまくっても定額。これにはどこかアンバランスさを感じる。
もちろん、電力の供給については発電量に応じた燃料費が掛かるのに対して通信料金は通信トラフィックに応じたほどの電力は必要ではないところに差はある。しかし、最大需要に応じた回線および装置の用意は必要なので、そのコストが全く掛からないわけではない。
こんな話をすると、必ず”ISPが使い放題だから”
現在の定額料金制度の場合、利用者全員のトラヒックを合計した総トラヒックに対応出来るだけの設備の費用を、全員で等しく負担しています。他方、従量料金を取るようにした場合、トラヒックが少ない利用者は支払額が低下し、トラヒックが多い利用者は負担が増えることになります。従って、従量料金制度の導入はヘビーユーザにとっては好ましくなく、ライトユーザに好まれる傾向があり、誰にとっても好ましいわけではありません。
ところが、ユーザに対して価格差をつけた新料金プランを作成する際に、既存の無制限プランを維持したまま、トラヒック量に制限のある新しい料金プランを導入することは、既存ユーザの利便性を損なわず、ライトユーザの利用を支払額を低下させますから、利用者全員にとって好ましい料金改定となります。しかし、ISPは既存のライトユーザからの収入が減少してしまうので、従量制料金プランを導入した際に、多くの新規顧客が獲得できなければ減収になってしまいます。現在ソフトバンクがADSLのホワイトプランでどのくらい顧客が取れるのかのテストをしているようですが、どうも芳しくないようです。従って、ISPはこのような改定は好まず、全員一律の従量料金制度の導入を求めるでしょう。
ちなみに、現在幾つかのISPが採用している一定以上のトラヒックを発生させたユーザの退会処分ですが、これは一定上の水準に達したユーザの料金を無限大に設定する極端な従量料金制と同等です。しかし、退会処分を受ける極端なヘビーユーザはごく少数なので、こうした処分に対する反対の声はあまり出てこないですね。
ところで、本当に違法コピー対策のために従量料金を取るのであれば、従量料金制度の部分的導入でもかまわないわけですが、これが行われないのは何故でしょう?このことに対してISPからの納得の行く説明を聞いたことはありませんので、おそらく従量料金制度の導入は別の理由から来ているのだろうと推測します。一つの仮説は、違法コピー対策などの公共の目的を騙る非ハードコア型カルテル(公共の目的に即する違法性のないカルテル)を導入し、それによって価格差別の導入による消費者余剰の犠牲の下で利潤を増大しよう、と考えているのではないかと言うことです。もしこのようなことが起これば、従量料金の一斉導入が0円を超える水準に設定するカルテルであるか否かの違法性が問われる事になるでしょう。
簡単かつ強引な解決法。
ISPの総料金収入を変えないとして、各ユーザに対して従量的な料金体系にするには、各ユーザの使った通信量でISPの総料金を按分すればいい。
生じたコストを事後的に各ユーザに案分する場合、あるISPに所属する人が発生させたトラヒックのコストはその人と当該ISP加入のその他の人が支払うことになります。このとき、ある人は自分が生じさせたコストが自分の料金に反映される割合は加入者分の1になりますから、過剰消費が生じる状況は変わらないと思います。現在の従量料金0よりは若干マシになりますがごくわずかな影響でしょう。
また、このような料金設定をする場合、料金が事後的に決定することになり、ISPに加入する消費者はリスクを負うことになります。利用量と支払額の平均が一定の場合、料金のリスクが生じることは効用の損失になるため、先述のごくわずかなトラヒックの抑制よりも、リスクによる公正の損失のこうが大きいのではないでしょうか?
帯域が無限にある前提で書いてあるように読めるね。トランジットのコストとか考えたことある?ライトユーザーしか集まらないISPにしてしまえば装置コストを一気に抑えてしまうことも出来るでしょう。
>現在ソフトバンクがADSLのホワイトプランでどのくらい顧客が取れるのかのテストをしているようですが、>どうも芳しくないようです。従って、ISPはこのような改定は好まず、全員一律の従量料金制度の導入を求めるでしょう。
ぼったくりのADSLホワイトプランに客が付くわけないでしょう。そこから無茶な結論引き出しすぎ。
> 帯域が無限にある前提で書いてあるように読めるね。「帯域が有限であること」と「従量制料金の導入がライトユーザ、ヘビーユーザに与える影響」とどのように関係有るのでしょう?帯域が有限であろうが無かろうが,料金プランの改定の及ぼす影響は等しいと思います。
> トランジットのコストとか考えたことある?ライトユーザーしか集まらないISPにしてしまえば装置コストを一気に抑えてしまうことも出来るでしょう。> ぼったくりのADSLホワイトプランに客が付くわけないでしょう。そこから無茶な結論引き出しすぎ。ライトユーザ専用ISPをやるとすればソフトバンクのADSLよりも従量料金部分を安くしなければならない、と言うことですよね。私はISPの人間ではなくいので従量料金のコストがどの位かわかりません。なので経済理論で考えているのですが、2部料金(固定費+従量料金)で利潤を最大にする料金設定は、トラヒックコストと従量料金を等しく設定することです。なので、ADSLホワイトプランの従量料金がトラヒックコストに等しいはずだという想定で議論をしています。なので、ACさんがぼったくりと称されているADSLホワイトプランはぼったくりではないと考えています。また、トラヒックコストはトランジットコストだけではなく、従量料金を取るための課金システムの開発やユーザ毎のトラヒックの補則のためのシステム、そこで生じる効率のロスなどもコストになりますから、トランジットコストよりもかなり高くなると考えています。
>なので、ADSLホワイトプランの従量料金がトラヒックコストに等しいはずだという想定で議論をしています。>なので、ACさんがぼったくりと称されているADSLホワイトプランはぼったくりではないと考えています。
あなたの勝手な思いこみでその想定を事前に示さずに議論しても始まらないよ。後出しじゃんけんもいいところ。しかも分からないことがあるのに議論に参加しない方がいい。
ADSLホワイトプランの料金プランの作り込みは、極めて作為的なプロモーション意図のみで形成されていて、あなたの好きな経済学の論理によって語れるもの
> 一つ例を挙げれば、ADSLホワイトプランの2段階定額の下限は50MBで始まり上限は200MB。> 一方でイー・モバイルのサービス開始当初の1ユーザーあたりの平均トラフィックは1.4GB/月> 現在、1ユーザーあたりの平均トラフィックは2GB/月。> (出典は過去のイーモバイルの発表会での幹部の発表から)> 1ユーザーあたりの移動体における平均トラフィックがこの数値であり、固定通信においてはさらに大きな見積もりが必要となる。一人あたりのトラヒックの量がG単位でホワイトプランの上限が200MBと言うことはわかります。また、相当部分のユーザが上限に達するで有ろう事もわかります。では、そこから導き出されるトラヒックコストはいくらなのでしょう?
そもそもさー、議論の土台自体が大幅に間違ってるんだよ。貴方がずっと心のよりどころにしているADSLホワイトプランの価格設定は
>なので経済理論で考えているのですが、2部料金(固定費+従量料金)で利潤を最大にする料金設定は、>トラヒックコストと従量料金を等しく設定することです。
こーんな、高尚な理論は全く無くて”携帯電話の2段階定額と同じノリで設定しときゃ馬鹿はだまされる(2段階定額の下の値段だけ見て加入するので儲かる)というだけのマーケティングのみで設定されていて経済理論はみじんも含まれていません。
正直、今のネットワークならADSL加入ユーザーが全員
元々のお話は、「誰もが納得できる料金体系ならむしろ喜ばしいこと」という話でした。従量料金制度の導入が誰にとっても喜ばしいことであるのか否かについて、「従量料金の全員への強制導入はライトユーザからヘビーユーザへの移転を失わせますから、これも全員にとって好ましいことではない」事はよく知られていますが、「既存プランの契約を可能にしたまま、従量料金プランを導入するのはすべてのユーザにとって好ましいことである」事はさほど一般に知れ渡っていることではありません。しかし、こうした料金改定がISPにとっても望ましいためには、「従量料金プランの登場によって加入するライトユーザからの収入増が、既存ライトユーザからの収入減を上回る」事が必要です。そこで、光のISPがこうした料金改定を行っていないこと、ADSLホワイトプランも芳しくないことから、「既存のライトユーザからの収入減になるため、ISPはそうした料金プランの改訂をしないだろう」と述べました。従って、従量料金の導入が誰にとっても喜ばしい料金改定ではないと私は主張しています。
また、ISPが従量料金の導入をするのであれば、全員強制の一律加入を望むでしょうが、過去の経験上競争によって定額制のISPが生き残ってきたという経緯がありますし、総務省の懇談会等でもISP協会が競争が激しくて従量料金の導入ができない、といった発言をしています。そこで、ISPが著作権保護等の公的な目的を騙ったカルテルを締結しようとする可能性があるだろうと主張しています。
私の主張への反論は、「ISPが単独で従量料金制度の導入をする十分な理由がある」事、もしくは「して旨くやっている」事を指摘すれば十分だと思います。
ADSLホワイトプランの料金水準がどうであれ、こうした議論には一切影響がないと思いますが、なぜそれほどADSLホワイトプランの料金設定やマーケティングの意図にこだわるのでしょう?
ACさんは同一の方かわからないのですが、1・「帯域が有限であること」と「従量制料金の導入がライトユーザ、ヘビーユーザに与える影響」とどのように関係有るのか?2・課金の難しさを考えるとトランジットや設備投資だけの費用で従量料金の高低を談ずることはできないhttp://srad.jp/comments.pl?sid=447557&cid=1553783 [srad.jp]という2点についてはどう考えているのでしょう?
これらについて私が納得ができる説明ができることはISPさんにとっても決して悪くない結果をもたらすと思いますが。
従量料金の一斉導入が0円を超える水準に設定するカルテルであるか否かの違法性
すいません意味がわかりません。
『従量料金の一斉導入が、「0円を超える水準に設定するカルテル」であるか否か』の違法性
と読んでもまだわからない。
従量料金の一斉導入が、「0円を超える水準に設定するカルテル」であるか否かを問うことになる、と書くべきでしたね。公益のための非ハードコア型カルテルの存在を念頭に置いていたために、若干記述が変になりました。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
誰もが納得できる料金体系なら喜ばしいこと (スコア:1, 興味深い)
誰もが納得できる料金体系ならむしろ喜ばしいこと、と思うのは僕だけかな。
たとえば、家の中で24時間エアコンを付けっぱなしにしたら、それなりの電気代が掛かる。
なのに、通信料金についてはいくら使いまくっても定額。これにはどこかアンバランスさを感じる。
もちろん、電力の供給については発電量に応じた燃料費が掛かるのに対して通信料金は通信トラフィック
に応じたほどの電力は必要ではないところに差はある。
しかし、最大需要に応じた回線および装置の用意は必要なので、そのコストが全く掛からないわけではない。
こんな話をすると、必ず”ISPが使い放題だから”
Re:誰もが納得できる料金体系なら喜ばしいこと (スコア:1)
現在の定額料金制度の場合、利用者全員のトラヒックを合計した総トラヒックに対応出来るだけの設備の費用を、全員で等しく負担しています。
他方、従量料金を取るようにした場合、トラヒックが少ない利用者は支払額が低下し、トラヒックが多い利用者は負担が増えることになります。
従って、従量料金制度の導入はヘビーユーザにとっては好ましくなく、ライトユーザに好まれる傾向があり、誰にとっても好ましいわけではありません。
ところが、ユーザに対して価格差をつけた新料金プランを作成する際に、既存の無制限プランを維持したまま、トラヒック量に制限のある新しい料金プランを導入することは、既存ユーザの利便性を損なわず、ライトユーザの利用を支払額を低下させますから、利用者全員にとって好ましい料金改定となります。
しかし、ISPは既存のライトユーザからの収入が減少してしまうので、従量制料金プランを導入した際に、多くの新規顧客が獲得できなければ減収になってしまいます。
現在ソフトバンクがADSLのホワイトプランでどのくらい顧客が取れるのかのテストをしているようですが、どうも芳しくないようです。
従って、ISPはこのような改定は好まず、全員一律の従量料金制度の導入を求めるでしょう。
ちなみに、現在幾つかのISPが採用している一定以上のトラヒックを発生させたユーザの退会処分ですが、これは一定上の水準に達したユーザの料金を無限大に設定する極端な従量料金制と同等です。
しかし、退会処分を受ける極端なヘビーユーザはごく少数なので、こうした処分に対する反対の声はあまり出てこないですね。
ところで、本当に違法コピー対策のために従量料金を取るのであれば、従量料金制度の部分的導入でもかまわないわけですが、これが行われないのは何故でしょう?
このことに対してISPからの納得の行く説明を聞いたことはありませんので、おそらく従量料金制度の導入は別の理由から来ているのだろうと推測します。
一つの仮説は、違法コピー対策などの公共の目的を騙る非ハードコア型カルテル(公共の目的に即する違法性のないカルテル)を導入し、それによって価格差別の導入による消費者余剰の犠牲の下で利潤を増大しよう、と考えているのではないかと言うことです。
もしこのようなことが起これば、従量料金の一斉導入が0円を超える水準に設定するカルテルであるか否かの違法性が問われる事になるでしょう。
Re:誰もが納得できる料金体系なら喜ばしいこと (スコア:2)
簡単かつ強引な解決法。
ISPの総料金収入を変えないとして、各ユーザに対して従量的な料金体系にするには、
各ユーザの使った通信量でISPの総料金を按分すればいい。
Re:誰もが納得できる料金体系なら喜ばしいこと (スコア:1)
生じたコストを事後的に各ユーザに案分する場合、あるISPに所属する人が発生させたトラヒックのコストはその人と当該ISP加入のその他の人が支払うことになります。
このとき、ある人は自分が生じさせたコストが自分の料金に反映される割合は加入者分の1になりますから、過剰消費が生じる状況は変わらないと思います。
現在の従量料金0よりは若干マシになりますがごくわずかな影響でしょう。
また、このような料金設定をする場合、料金が事後的に決定することになり、ISPに加入する消費者はリスクを負うことになります。
利用量と支払額の平均が一定の場合、料金のリスクが生じることは効用の損失になるため、先述のごくわずかなトラヒックの抑制よりも、リスクによる公正の損失のこうが大きいのではないでしょうか?
Re: (スコア:0)
帯域が無限にある前提で書いてあるように読めるね。
トランジットのコストとか考えたことある?ライトユーザーしか集まらないISPにしてしまえば装置コストを一気に抑えてしまうことも出来るでしょう。
>現在ソフトバンクがADSLのホワイトプランでどのくらい顧客が取れるのかのテストをしているようですが、
>どうも芳しくないようです。従って、ISPはこのような改定は好まず、全員一律の従量料金制度の導入を求めるでしょう。
ぼったくりのADSLホワイトプランに客が付くわけないでしょう。そこから無茶な結論引き出しすぎ。
Re:誰もが納得できる料金体系なら喜ばしいこと (スコア:1)
> 帯域が無限にある前提で書いてあるように読めるね。
「帯域が有限であること」と「従量制料金の導入がライトユーザ、ヘビーユーザに与える影響」とどのように関係有るのでしょう?
帯域が有限であろうが無かろうが,料金プランの改定の及ぼす影響は等しいと思います。
> トランジットのコストとか考えたことある?ライトユーザーしか集まらないISPにしてしまえば装置コストを一気に抑えてしまうことも出来るでしょう。
> ぼったくりのADSLホワイトプランに客が付くわけないでしょう。そこから無茶な結論引き出しすぎ。
ライトユーザ専用ISPをやるとすればソフトバンクのADSLよりも従量料金部分を安くしなければならない、と言うことですよね。
私はISPの人間ではなくいので従量料金のコストがどの位かわかりません。
なので経済理論で考えているのですが、2部料金(固定費+従量料金)で利潤を最大にする料金設定は、トラヒックコストと従量料金を等しく設定することです。
なので、ADSLホワイトプランの従量料金がトラヒックコストに等しいはずだという想定で議論をしています。
なので、ACさんがぼったくりと称されているADSLホワイトプランはぼったくりではないと考えています。
また、トラヒックコストはトランジットコストだけではなく、従量料金を取るための課金システムの開発やユーザ毎のトラヒックの補則のためのシステム、そこで生じる効率のロスなどもコストになりますから、トランジットコストよりもかなり高くなると考えています。
Re: (スコア:0)
>なので、ADSLホワイトプランの従量料金がトラヒックコストに等しいはずだという想定で議論をしています。
>なので、ACさんがぼったくりと称されているADSLホワイトプランはぼったくりではないと考えています。
あなたの勝手な思いこみでその想定を事前に示さずに議論しても始まらないよ。
後出しじゃんけんもいいところ。しかも分からないことがあるのに議論に参加しない方がいい。
ADSLホワイトプランの料金プランの作り込みは、極めて作為的なプロモーション意図のみで形成されていて、あなたの好きな経済学の論理によって語れるもの
Re:誰もが納得できる料金体系なら喜ばしいこと (スコア:1)
> 一つ例を挙げれば、ADSLホワイトプランの2段階定額の下限は50MBで始まり上限は200MB。
> 一方でイー・モバイルのサービス開始当初の1ユーザーあたりの平均トラフィックは1.4GB/月
> 現在、1ユーザーあたりの平均トラフィックは2GB/月。
> (出典は過去のイーモバイルの発表会での幹部の発表から)
> 1ユーザーあたりの移動体における平均トラフィックがこの数値であり、固定通信においてはさらに大きな見積もりが必要となる。
一人あたりのトラヒックの量がG単位でホワイトプランの上限が200MBと言うことはわかります。
また、相当部分のユーザが上限に達するで有ろう事もわかります。
では、そこから導き出されるトラヒックコストはいくらなのでしょう?
Re: (スコア:0)
そもそもさー、議論の土台自体が大幅に間違ってるんだよ。
貴方がずっと心のよりどころにしているADSLホワイトプランの価格設定は
>なので経済理論で考えているのですが、2部料金(固定費+従量料金)で利潤を最大にする料金設定は、
>トラヒックコストと従量料金を等しく設定することです。
こーんな、高尚な理論は全く無くて”携帯電話の2段階定額と同じノリで設定しときゃ馬鹿はだまされる
(2段階定額の下の値段だけ見て加入するので儲かる)というだけのマーケティングのみで設定されていて
経済理論はみじんも含まれていません。
正直、今のネットワークならADSL加入ユーザーが全員
Re:誰もが納得できる料金体系なら喜ばしいこと (スコア:1)
元々のお話は、「誰もが納得できる料金体系ならむしろ喜ばしいこと」という話でした。
従量料金制度の導入が誰にとっても喜ばしいことであるのか否かについて、
「従量料金の全員への強制導入はライトユーザからヘビーユーザへの移転を失わせますから、これも全員にとって好ましいことではない」事はよく知られていますが、「既存プランの契約を可能にしたまま、従量料金プランを導入するのはすべてのユーザにとって好ましいことである」事はさほど一般に知れ渡っていることではありません。
しかし、こうした料金改定がISPにとっても望ましいためには、「従量料金プランの登場によって加入するライトユーザからの収入増が、既存ライトユーザからの収入減を上回る」事が必要です。
そこで、光のISPがこうした料金改定を行っていないこと、ADSLホワイトプランも芳しくないことから、
「既存のライトユーザからの収入減になるため、ISPはそうした料金プランの改訂をしないだろう」
と述べました。
従って、従量料金の導入が誰にとっても喜ばしい料金改定ではないと私は主張しています。
また、ISPが従量料金の導入をするのであれば、全員強制の一律加入を望むでしょうが、過去の経験上競争によって定額制のISPが生き残ってきたという経緯がありますし、総務省の懇談会等でもISP協会が競争が激しくて従量料金の導入ができない、といった発言をしています。
そこで、ISPが著作権保護等の公的な目的を騙ったカルテルを締結しようとする可能性があるだろうと主張しています。
私の主張への反論は、「ISPが単独で従量料金制度の導入をする十分な理由がある」事、もしくは「して旨くやっている」事を指摘すれば十分だと思います。
ADSLホワイトプランの料金水準がどうであれ、こうした議論には一切影響がないと思いますが、なぜそれほどADSLホワイトプランの料金設定やマーケティングの意図にこだわるのでしょう?
ACさんは同一の方かわからないのですが、
1・「帯域が有限であること」と「従量制料金の導入がライトユーザ、ヘビーユーザに与える影響」とどのように関係有るのか?
2・課金の難しさを考えるとトランジットや設備投資だけの費用で従量料金の高低を談ずることはできない
http://srad.jp/comments.pl?sid=447557&cid=1553783 [srad.jp]
という2点についてはどう考えているのでしょう?
これらについて私が納得ができる説明ができることはISPさんにとっても決して悪くない結果をもたらすと思いますが。
Re: (スコア:0)
すいません意味がわかりません。
『従量料金の一斉導入が、「0円を超える水準に設定するカルテル」であるか否か』の違法性
と読んでもまだわからない。
Re:誰もが納得できる料金体系なら喜ばしいこと (スコア:1)
従量料金の一斉導入が、「0円を超える水準に設定するカルテル」であるか否かを問うことになる、と書くべきでしたね。
公益のための非ハードコア型カルテルの存在を念頭に置いていたために、若干記述が変になりました。