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確かに百科事典からの引用もあるようですが、kotobankのサイトには「用語辞典」としか書いていません。「百科事典」であるWikipediaとは、解説の内容量に差が出るのは当たり前であり、
『新たな百科事典か?→Wikipediaより(内容量が)全然大したことないじゃん』
と比べさせようとするこのタイトルには、ちょっと恣意的なものを感じるのですが……。
タレコミにもありますが、コトバンクのタイトルには「【kotobank】時事問題、ニュースもわかるネット百科事典コトバンク」と「百科事典」との文字があるわけですが。
Internet Watch [impress.co.jp]では
朝日新聞社デジタルメディア本部長の大西弘美氏は、ネット上で用語情報を得られる既存サービスについて、具体名こそ明かさなかったが、「玉石混交の状態で、情報の信頼性に不安がある」と指摘。調査や正式な文書の参考とするには支障があるケースも少なくないとした。
とのことなので、Wikipediaを十分に意識しているとは思います。
まあ、確かに間違ったこと書いてあるよりは、何も書いてない方がまだマシとは言えるかも。
新聞・出版社の作るものなら、そういうスタンスになるのは必然かもね。
うわ、タイトルバー見逃してました。すいません。
ただまぁ、ネットを玉石混合と評するのは既存のマスメディアの従来の姿勢であって、ことさらWikipediaだけを意識しているわけではないのではないでしょうか。
#それにしてもこのサイト、信頼を謳う割に、「出典元」として記してあるのは転載元の辞書名だけなのですが、これで辞書自体の信憑性を保証したことになるんでしょうか……?
今見てたが、「お知らせ」欄に「ネット百科事典のkotobankオープンしました。」とあるだけのような。
そのうち「ネット百科事典」はなかったことになるような気が。
発表記事では結構ウィキペディアを意識しているように見えますからこれでよいのでは。内容は用語辞典サイトとしては十分使えそうなボリュームだと感じますが、初音ミクの解説がボーカロイドソフトウェアの部分とキャラクター性の部分をごっちゃにした解説なのは微妙ですね。
個人的には、いかにもCGIアクセスされている感の強いややこしいURLが表示されることはなく、シンプルに「http://kotobank.jp/word/ + 用語(日本語OK)」で通る点は評価できると思います。※http://kotobank.jp/word/PC98 と打ってちょっとがっかりしましたけど。
ただ、ウィキペディアの恐ろしい点は「ググるとかなりの確率で10番目以内に出てくる」という点にあります。その素晴らしいSEO対策ぶりはその圧倒的なボリュームのおかげで成り立っていると思っているので、件のコトバンクの記事数&記事ボリュームではそもそも見つけてもらえず勝負にならないような気がします。
ボリューム不足なだけでなく、記述内容もバラバラでひどく使いにくいですね。引用元が様々で、ジャンルごとのテンプレートが存在しないため、同ジャンルの複数項目を比べるような使い方ができないのが致命的です。
例えばスポーツの名前で検索して、細かなルールが参照できないのは仕方ないとしても、1ゲームの区切りや、勝敗の条件なんかが書かれていないものも多いです。人数だけはどの項目でもフォローされているようですけど…。
あと、文中の単語からリンクが張られてますけど、各用語ページの解説は並び順が固定のようで、リンク元での用法とリンク先の最初の解説とで意味が異なる場合があります。バレーボール [kotobank.jp]の解説文中の「コート」をクリックしても、コート [kotobank.jp]のページで最初に目に入るのは人名の解説です。
サイト内のリンクを踏んだときくらいは、最も適切な記述が一番上にきてもいいような気がします。現状、ただ情報を雑多に集めているだけで、それを参照し易くすることに配慮が全くされていません。
正直、これで調べ物をするのは困難だと思います。
せっかく言葉を扱う専門家である出版社や雑誌社が関わってるんですから、その道の人たちが常用できるものには仕立てて欲しいですね。
でもさ、コトバンクの発表会の記事見たら、誰だって「Wikipedia対抗だな」って思うよ。
出版社・新聞社が本気になったな、って思って見に行ったらだたの簡便な用語辞書だったらがっくりじゃん…。見かけ倒しというかさ。
プロプライエタリな百科事典サイトもあって欲しいと思うんだけどね…。無理なんでしょうか。
新聞、出版社はあくまで紙ベースの売り上げに持って行きたいので、「詳しくは新聞、もしくは百科辞典(紙)で!」なんですかねー。
どっかのタイミングでWikipedia全体のスナップショットをとってさ、専門家が査読の上承認したもののみを掲載した信頼性向上版とかそいうのなら、安くでき……なくはない…と思われる…ような気がする。
×恣意的○意図的
恣意的(単なる編集者の思いつきで並べてみただけ)ならば、それほど問題ないのでは?
意図的(編集者がWikipediaよりkotobankを下に見させようと狙っている)ならば確かに問題ですが…。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
辞書と百科事典は違うし (スコア:1, すばらしい洞察)
タレコミの内容がちょっと恣意的? (スコア:1)
確かに百科事典からの引用もあるようですが、kotobankのサイトには「用語辞典」としか書いていません。
「百科事典」であるWikipediaとは、解説の内容量に差が出るのは当たり前であり、
『新たな百科事典か?→Wikipediaより(内容量が)全然大したことないじゃん』
と比べさせようとするこのタイトルには、ちょっと恣意的なものを感じるのですが……。
Re:タレコミの内容がちょっと恣意的? (スコア:2, 参考になる)
タレコミにもありますが、コトバンクのタイトルには「【kotobank】時事問題、ニュースもわかるネット百科事典コトバンク」と「百科事典」との文字があるわけですが。
Internet Watch [impress.co.jp]では
とのことなので、Wikipediaを十分に意識しているとは思います。
Re:タレコミの内容がちょっと恣意的? (スコア:1, 参考になる)
既存の用語辞典の類を横断検索して列挙してるだけなので、
「信頼性」は検索した語でヒットした用語辞典それぞれに拠るし、
それこそ「玉石混交の状態」だと思うんだけどね。
口先だけ勇ましく「Wikipedia対抗」もいいけど、
まずは自分達の作ったものをよく見ろよ、と。
で、ちゃんと実態に合った売り込みをしてあげないと、
それに関わった全てのヒトにとって残念な事になりかねない。
本当に「調査や正式な文書の参考」に出来るものになるなら期待するが、
現在見えているそれの延長線上にそんな気配は無いなぁ。
Re: (スコア:0)
> それこそ「玉石混交の状態」だと思うんだけどね。
「石」レベルのひどさはWikipediaの圧勝じゃない?
それに比べれば玉石混交とは言えないと思う。
Re: (スコア:0)
まあ、確かに間違ったこと書いてあるよりは、何も書いてない方がまだマシとは言えるかも。
新聞・出版社の作るものなら、そういうスタンスになるのは必然かもね。
Re: (スコア:0)
>> それこそ「玉石混交の状態」だと思うんだけどね。
> 「石」レベルのひどさはWikipediaの圧勝じゃない?
仮にそうだとしても、
> それに比べれば玉石混交とは言えないと思う。
とは思わない。
なぜ「言えないと思う」の?
Re:タレコミの内容がちょっと恣意的? (スコア:1)
うわ、タイトルバー見逃してました。すいません。
ただまぁ、ネットを玉石混合と評するのは既存のマスメディアの従来の姿勢であって、ことさらWikipediaだけを意識しているわけではないのではないでしょうか。
#それにしてもこのサイト、信頼を謳う割に、「出典元」として記してあるのは転載元の辞書名だけなのですが、これで辞書自体の信憑性を保証したことになるんでしょうか……?
Re: (スコア:0)
今見てたが、「お知らせ」欄に「ネット百科事典のkotobankオープンしました。」とあるだけのような。
そのうち「ネット百科事典」はなかったことになるような気が。
Re:情報量の不足はSEOでかなり不利かと (スコア:2, すばらしい洞察)
発表記事では結構ウィキペディアを意識しているように見えますからこれでよいのでは。
内容は用語辞典サイトとしては十分使えそうなボリュームだと感じますが、
初音ミクの解説がボーカロイドソフトウェアの部分とキャラクター性の部分をごっちゃにした解説なのは微妙ですね。
個人的には、いかにもCGIアクセスされている感の強いややこしいURLが表示されることはなく、
シンプルに「http://kotobank.jp/word/ + 用語(日本語OK)」で通る点は評価できると思います。
※http://kotobank.jp/word/PC98 と打ってちょっとがっかりしましたけど。
ただ、ウィキペディアの恐ろしい点は「ググるとかなりの確率で10番目以内に出てくる」という点にあります。
その素晴らしいSEO対策ぶりはその圧倒的なボリュームのおかげで成り立っていると思っているので、
件のコトバンクの記事数&記事ボリュームではそもそも見つけてもらえず勝負にならないような気がします。
Re:情報量の不足はSEOでかなり不利かと (スコア:1)
ボリューム不足なだけでなく、記述内容もバラバラでひどく使いにくいですね。
引用元が様々で、ジャンルごとのテンプレートが存在しないため、
同ジャンルの複数項目を比べるような使い方ができないのが致命的です。
例えばスポーツの名前で検索して、細かなルールが参照できないのは仕方ないとしても、
1ゲームの区切りや、勝敗の条件なんかが書かれていないものも多いです。
人数だけはどの項目でもフォローされているようですけど…。
あと、文中の単語からリンクが張られてますけど、各用語ページの解説は並び順が固定のようで、
リンク元での用法とリンク先の最初の解説とで意味が異なる場合があります。
バレーボール [kotobank.jp]の解説文中の「コート」をクリックしても、
コート [kotobank.jp]のページで最初に目に入るのは人名の解説です。
サイト内のリンクを踏んだときくらいは、最も適切な記述が一番上にきてもいいような気がします。
現状、ただ情報を雑多に集めているだけで、それを参照し易くすることに配慮が全くされていません。
正直、これで調べ物をするのは困難だと思います。
せっかく言葉を扱う専門家である出版社や雑誌社が関わってるんですから、
その道の人たちが常用できるものには仕立てて欲しいですね。
Re:タレコミの内容がちょっと恣意的? (スコア:1, 興味深い)
でもさ、コトバンクの発表会の記事見たら、誰だって「Wikipedia対抗だな」って思うよ。
出版社・新聞社が本気になったな、って思って見に行ったらだたの簡便な用語辞書だったらがっくりじゃん…。
見かけ倒しというかさ。
プロプライエタリな百科事典サイトもあって欲しいと思うんだけどね…。
無理なんでしょうか。
Re:タレコミの内容がちょっと恣意的? (スコア:1)
新聞、出版社はあくまで紙ベースの売り上げに持って行きたいので、
「詳しくは新聞、もしくは百科辞典(紙)で!」
なんですかねー。
Re: (スコア:0)
どっかのタイミングでWikipedia全体のスナップショットをとってさ、専門家が査読の上承認したもののみを掲載した信頼性向上版とかそいうのなら、安くでき……なくはない…と思われる…ような気がする。
Re: (スコア:0)
「実費でお分けします」しかできなくなるんですよね?
Re:タレコミの内容がちょっと恣意的? (スコア:1)
ただし、著作権者や履歴の添付義務のほか、再配布したり、改変したりすることに対し、制限を掛けてはならない、というだけのこと。
Re:タレコミの内容がちょっと恣意的? (スコア:1)
×恣意的
○意図的
Re: (スコア:0)
『新たな百科事典か?→Wikipediaより(内容量が)全然大したことないじゃん』
と比べさせようとするこのタイトルには、ちょっと恣意的なものを感じるのですが……。
恣意的(単なる編集者の思いつきで並べてみただけ)ならば、それほど問題ないのでは?
意図的(編集者がWikipediaよりkotobankを下に見させようと狙っている)ならば確かに問題ですが…。