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子供からの突拍子もない(心の濁った大人は普通スルーするような)質問疑問に答えるための下地作りとして役に立ちます>特集号
毎月買ってる読者ですよ。定価1000円は正直お安くはないけれど毎号なにかしら「ええっ?!」「へぇー」というセンスオブワンダーが味わえるので買い続けてます。
例えば「地震」の特集だったら「地震は海洋プレートの海山が地殻プレートを引っ掻いておきる。レコード針がレコードの同じところを引っかくようなものなので震源地が同じ地震は振幅のパターンがほぼ同じものがある」とかいうのを読んだときにはなるほどと膝を打ちましたし「宇宙論」でいうと「この宇宙はビッグバンとビッグクランチを繰り返している。今回は151回目のビッグバン後の宇宙で、おそらくこのまま拡散してビッグクランチはもう起こらない」とかいうのを知るとその壮大さとソレを発見した人間の叡智を感じて荘厳さすら感じてしまいますね。
今号のニュートン力学特集では「殻状天体の中では重力はどのようにはたらく?」「地球の中心に空洞を作ったら体重はどうなる?」って考察が面白かった。ほかの記事では7300年前に鹿児島南部が壊滅するくらいの超巨大噴火(鬼界カルデラ)が起きてたってのも知らなかったし。あ、あと111ページの日本の航空事始の長岡外史の肖像だ。日本にもこんな人が居たんだな。揚力 [ocn.ne.jp]?
ところで今月は二十日ころにコンビニで「あれ、ニュートン出てるじゃん」と買おうと手に取ったらhttp://f.hatena.ne.jp/tvhumazu/20090514185900 [hatena.ne.jp]TVブロスでしたよ。騙された!
> 「宇宙論」でいうと「この宇宙はビッグバンとビッグクランチを繰り返している。> 今回は151回目のビッグバン後の宇宙で、おそらくこのまま拡散してビッグク> ランチはもう起こらない」とかいうのを知ると
え、そうなんですか? ビッグバン以前を知る方法があるの?
おそらくは「そういう説がある」レベルじゃないでしょうか。
たしかM理論では、今わたしたちのいる宇宙は3次元のメンブレンである可能性がありビッグバンとは隣り合ったメンブレンとの衝突で、それが周期的に起きているのかもしれない・・・という説があるとか。ただそれにしても、151回という回数は具体的過ぎて信憑性がありませんね(笑)#そもそもM理論は数学的に難しすぎてきわめて大雑把な近似でしか計算できてないと#聞いていますので。
>> 「宇宙論」でいうと「この宇宙はビッグバンとビッグクランチを繰り返している。>> 今回は151回目のビッグバン後の宇宙で、おそらくこのまま拡散してビッグク>> ランチはもう起こらない」とかいうのを知ると
>え、そうなんですか? ビッグバン以前を知る方法があるの?
バックナンバー掘り返してみたら(2008年8月号『宇宙の超未来』特集)「150回」じゃなくて「50回」でした。(より正確に言えば30~50回目)なんで回数わかるの?っていうと、なんでも超ひも理論から導き出されるT-デュアリティによって(俺にその詳細を訊くんじゃないぜ)宇宙の大きさはビッグクランチからビッグバンに転ずるたびに数倍になるということがわかってる・・・んだそうです。
で、今現在の宇宙の
という壮大なバックグラウンドも含めて「3年前にできたばっかりでしたー」と壮大なんだかなんだか判らなくするのが涼宮ハルヒのお話。
>という壮大なバックグラウンドも含めて「3年前にできたばっかりでしたー」と>壮大なんだかなんだか判らなくするのが涼宮ハルヒのお話。
それはいわゆる オムファロス仮説 [wikipedia.org]とゆーやつですね。地質学者で熱心なキリスト教徒でもあったフィリップ・ヘンリー・ゴスは聖書の記述(世界は紀元前4004年に神が創造された)と地質学(何万年もかかって地層はできた)の間の齟齬を埋めようと「過去の
>ソレを発見した人間の叡智を感じて
一応指摘しておきますと、その辺の話はいくつかある説のうちの一つ(それも決して賛同者が多いとは言えない)ですので、まだ"発見"とは言えないレベルです。#もちろん間違ってるとは限らないけどね。
そう。Newtonのまずいのは、こういう「胡散臭さ」。
この業界ではNewtonなんて誰も読んでないですよw。
たまに買うのですがぶっちゃけ挿絵が最大の目的ですね。数式がほとんど出てこない科学雑誌であるという時点で、ほとんど全ての読者は「そういう雑誌」であるとわかって買ってると思います。
仮説段階(たまにソレにすら到達していないものもある)の説をほんとっぽく紹介するのは困りものですが、例え仮説であっても(後世に間違いと証明されたとしても)おもしろい思考の理論を知るのは頭の体操になりますよ。
素人向け科学雑誌なのに、「業界」て何?
「この業界」もなにも、そもそもニュートンって一般向けの科学教育雑誌でしょ。読むのは主に一般層とか科学教育に携わってるひとくらい。本職の研究者が読んでるかどうか、ってのはなんの参考にもならんと思うが。
ってかここの業界は研究職がメインだったのですか??くるとこまちがえてた予感・・・
>ってかここの業界は研究職がメインだったのですか??>この業界ではNewtonなんて誰も読んでないですよw。#1573282がどの業界を指してるのかはそのACしか知らん罠
スラドでいえばいろんな業界の「アレゲ」な連中が来てるだけで別にどの業界ってことはあるまいよ。
確認の証拠も無しに「あの製品はバグが多いから止めた方がいいですよ」とか適当なアドバイスを垂れ流すエンジニアもどきが結構潜んでいるのもうさんくさいこの業界。
> この業界ではNewtonなんて誰も読んでないですよw。
胡散臭くない本であっても業界人が一般向けの本を読むとは限らないでしょう。
もしもあなたが業界人なら、業界に興味のあるひと向けの本をなにか推薦してくださいよ。「そんな本胡散臭いから読むな」だけで皆が胡散臭くない本にたどり着けると思ってますか?
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
子供からの突拍子もない質問に備えるために (スコア:1)
子供からの突拍子もない(心の濁った大人は普通スルーするような)質問疑問に答えるための
下地作りとして役に立ちます>特集号
オトナですが疑問を解消するために (スコア:3, 参考になる)
毎月買ってる読者ですよ。
定価1000円は正直お安くはないけれど
毎号なにかしら「ええっ?!」「へぇー」というセンスオブワンダーが味わえるので買い続けてます。
例えば「地震」の特集だったら「地震は海洋プレートの海山が地殻プレートを引っ掻いておきる。
レコード針がレコードの同じところを引っかくようなものなので震源地が同じ地震は振幅のパターンがほぼ同じものがある」
とかいうのを読んだときにはなるほどと膝を打ちましたし
「宇宙論」でいうと「この宇宙はビッグバンとビッグクランチを繰り返している。今回は151回目のビッグバン後の宇宙で、
おそらくこのまま拡散してビッグクランチはもう起こらない」
とかいうのを知るとその壮大さとソレを発見した人間の叡智を感じて荘厳さすら感じてしまいますね。
今号のニュートン力学特集では「殻状天体の中では重力はどのようにはたらく?」「地球の中心に空洞を作ったら体重はどうなる?」って考察が面白かった。
ほかの記事では7300年前に鹿児島南部が壊滅するくらいの超巨大噴火(鬼界カルデラ)が起きてたってのも知らなかったし。
あ、あと111ページの日本の航空事始の長岡外史の肖像だ。日本にもこんな人が居たんだな。揚力 [ocn.ne.jp]?
ところで今月は二十日ころにコンビニで「あれ、ニュートン出てるじゃん」と買おうと手に取ったら
http://f.hatena.ne.jp/tvhumazu/20090514185900 [hatena.ne.jp]
TVブロスでしたよ。騙された!
Re: (スコア:0)
> 「宇宙論」でいうと「この宇宙はビッグバンとビッグクランチを繰り返している。
> 今回は151回目のビッグバン後の宇宙で、おそらくこのまま拡散してビッグク
> ランチはもう起こらない」とかいうのを知ると
え、そうなんですか? ビッグバン以前を知る方法があるの?
Re: (スコア:0)
おそらくは「そういう説がある」レベルじゃないでしょうか。
たしかM理論では、今わたしたちのいる宇宙は3次元のメンブレンである可能性があり
ビッグバンとは隣り合ったメンブレンとの衝突で、それが周期的に起きているのかもしれない・・・
という説があるとか。
ただそれにしても、151回という回数は具体的過ぎて信憑性がありませんね(笑)
#そもそもM理論は数学的に難しすぎてきわめて大雑把な近似でしか計算できてないと
#聞いていますので。
まああくまで仮説なんですが (スコア:0)
>> 「宇宙論」でいうと「この宇宙はビッグバンとビッグクランチを繰り返している。
>> 今回は151回目のビッグバン後の宇宙で、おそらくこのまま拡散してビッグク
>> ランチはもう起こらない」とかいうのを知ると
>え、そうなんですか? ビッグバン以前を知る方法があるの?
バックナンバー掘り返してみたら(2008年8月号『宇宙の超未来』特集)「150回」じゃなくて「50回」でした。(より正確に言えば30~50回目)
なんで回数わかるの?っていうと、なんでも超ひも理論から導き出されるT-デュアリティによって(俺にその詳細を訊くんじゃないぜ)
宇宙の大きさはビッグクランチからビッグバンに転ずるたびに数倍になるということがわかってる・・・んだそうです。
で、今現在の宇宙の
Re: (スコア:0)
という壮大なバックグラウンドも含めて「3年前にできたばっかりでしたー」と
壮大なんだかなんだか判らなくするのが涼宮ハルヒのお話。
Re: (スコア:0)
>という壮大なバックグラウンドも含めて「3年前にできたばっかりでしたー」と
>壮大なんだかなんだか判らなくするのが涼宮ハルヒのお話。
それはいわゆる オムファロス仮説 [wikipedia.org]とゆーやつですね。
地質学者で熱心なキリスト教徒でもあったフィリップ・ヘンリー・ゴスは聖書の記述(世界は紀元前4004年に神が創造された)と地質学(何万年もかかって地層はできた)の間の齟齬を埋めようと
「過去の
Re: (スコア:0)
>ソレを発見した人間の叡智を感じて
一応指摘しておきますと、その辺の話はいくつかある説のうちの一つ(それも決して賛同者が多いとは言えない)ですので、まだ"発見"とは言えないレベルです。
#もちろん間違ってるとは限らないけどね。
Re: (スコア:0)
そう。Newtonのまずいのは、こういう「胡散臭さ」。
この業界ではNewtonなんて誰も読んでないですよw。
Re:オトナですが疑問を解消するために (スコア:2)
たまに買うのですがぶっちゃけ挿絵が最大の目的ですね。
数式がほとんど出てこない科学雑誌であるという時点で、
ほとんど全ての読者は「そういう雑誌」であるとわかって買ってると思います。
仮説段階(たまにソレにすら到達していないものもある)の説をほんとっぽく紹介するのは困りものですが、
例え仮説であっても(後世に間違いと証明されたとしても)おもしろい思考の理論を知るのは頭の体操になりますよ。
Re:オトナですが疑問を解消するために (スコア:2, すばらしい洞察)
素人向け科学雑誌なのに、「業界」て何?
the.ACount
Re:オトナですが疑問を解消するために (スコア:1, 興味深い)
「この業界」もなにも、そもそもニュートンって一般向けの科学教育雑誌でしょ。
読むのは主に一般層とか科学教育に携わってるひとくらい。
本職の研究者が読んでるかどうか、ってのはなんの参考にもならんと思うが。
Re: (スコア:0)
ってかここの業界は研究職がメインだったのですか??
くるとこまちがえてた予感・・・
Re: (スコア:0)
>ってかここの業界は研究職がメインだったのですか??
>この業界ではNewtonなんて誰も読んでないですよw。
#1573282がどの業界を指してるのかはそのACしか知らん罠
スラドでいえばいろんな業界の「アレゲ」な連中が来てるだけで別にどの業界ってことはあるまいよ。
Re: (スコア:0)
確認の証拠も無しに
「あの製品はバグが多いから止めた方がいいですよ」
とか適当なアドバイスを垂れ流すエンジニアもどきが
結構潜んでいるのもうさんくさいこの業界。
Re: (スコア:0)
> この業界ではNewtonなんて誰も読んでないですよw。
胡散臭くない本であっても業界人が一般向けの本を読むとは限らないでしょう。
もしもあなたが業界人なら、業界に興味のあるひと向けの本をなにか推薦してくださいよ。「そんな本胡散臭いから読むな」だけで皆が胡散臭くない本にたどり着けると思ってますか?