アカウント名:
パスワード:
楽天のいいわけ [rakuten.co.jp]のなかに、
例外的にクレジット番号の開示を受け、独自に決済処理を行っております。 詳しくはこちら。(http://www.rakuten.co.jp/com/faq /information/20050916.html)
とあります。リンクになってないのでURLをコピペして表示 [rakuten.co.jp]させてみると、
一部の店舗にてクレジットカードでの決済処理方法に対し2006年2月まで以下のような暫定処置をとることをお知らせいたします。
ふむふむなるほど。ってあれ? 2006年2月??
下の方にさらに実施延期のリンク [rakuten.co.jp]があって、
楽天市場では、お客様の利便性を配慮した、一層セキュリティ度の高いサービスの構築を目指しており、現段階において新顧客情報管理体制の完全導入(クレジットカード決済)については2006年9月末頃の対応を予定しております。
2006年9月末に対応してるはず、、、
あれ、今何年?
ここからわかることは、一部の企業にクレジットカード番号を提供しているのは、暫定措置ではなく、恒常的なものだということです。
「店にクレカ情報渡しますよ」と断り書き入れている以上、法的な問題は特に無いんだろうと思うのですが、3年前に完了してるはずの暫定措置を示されて、果たして顧客は信用するんでしょうかね。
正しくない情報を提示されている以上、他の情報も誤り、最悪の場合虚偽かもしれない。
クレカ情報は安全に扱ってると信じたいですが、メアドに関しては、独自基準で提供する店舗を決めていて、その基準は「機密」だとのこと。楽天は前回のクレカ情報流出事件以降、「個人情報(クレカ情報・メアド)を外部に出さない」と宣言して信用を得ていたはずで、今回の件では信用失墜は甚だしいと思われます。
果たして、立ち直れるんでしょうか。
※脇が甘いというか、現場の末端任せのその場しのぎで、きちんと系統立てた開発ができてない印象あります。
店舗向けのシステムを詳しく知る立場にいますが、系統立てた開発ができてないというのは常々感じます。以下オフトピ気味ですが…
店舗のページを作るシステムですが「新」「旧」の二種類が平行して存在しています。 新にしかない機能があるのはまあ普通でしょうけども、何故か旧の側でしか存在しない機能などがあり、何年も前からどちらか一方のみを選べない状況が続いています。 機能単位できれいに切り分けられているわけでもないし、運営上必須の機能が旧の側にしかない機能もありるために無駄に両方のシステムを精通している必要があります。新側の機能に与えたいパラメータを設定する画面が旧機能の想像を絶する場所に存在するなど、バッドノウハウの塊といえます。
さらに新旧どちらでも不可能なことを実現するために自由に任意のファイルがアップロード可能なサーバ用意されていますが、動的にページを生成することはできないため、三種類のシステム間で統一感のあるページに仕上げるのはかなり難しいかと思います。
個々の機能のレベルでも同様です。 同じ名称の入力フォームであっても場所によってエラーチェックの仕方が異なり、一方で通るものが他方で通らないことがあります。 しかもその際のエラーメッセージが大昔よくあった「エラーです!」みたいな情報なしのメッセージなので、わざわざ違うエラーチェックを採用しているなどとは想像していない人は混乱に陥るはめになります。
さらに携帯電話向けも加えると新旧+2種類ということになり、こんなシステムで営業している店舗さんには本当に頭が下がります。 パンフレットには携帯電話向け画面は自動生成されますとあるかもしれませんが、実はすべてではないんですね。 しかも手動で作らなければならない画面はフォーム入力式ではなく、全体を通してなぜかここだけ JavaScript で作られた動的な画面でやらされます。 それも Google のサービスなんかであるような洗練されたインターフェイスではなく、はじめて使った人は間違いなく絶句するほどの品質の低さです。
不景気の中、楽天の業績はかなり良いとききますが、単に必要な設備投資を怠って労力を店舗側に押し付けているだけではないかと思います(もしこれで本気で開発しているとしたら、収拾がつかないデスマーチに陥ってるのかも…)。 この糞システムで無駄に消耗されている店舗側のマンパワーの損失を想像すると気分が悪くなります。 いつぞや楽天の研究機関が Ruby に投資しているみたいなニュースがありましたが、Ruby の名誉のためにも一度楽天の開発体制をチェックしてみたらどうかと思いますよ。
景気の中、楽天の業績はかなり良いとききますが、単に必要な設備投資を怠って労力を店舗側に押し付けているだけではないかと思います(もしこれで本気で開発しているとしたら、収拾がつかないデスマーチに陥ってるのかも…)。
このことに限らず、非常に高飛車な商売と言うか搾取を出店業者に押し付けていて、過去に何度も公取から排除命令を受けそうになるのをギリギリで回避してきた「札付き」のEC業者なんですが…今回個人情報を売っていたとされている上新電機などの大手の「上客」は別格でしょうが。
以下、公取に告発されたケースの一例です、長くなるけど論点まとまってるので引用:
http://www.ingc.jp/letter.html [www.ingc.jp]公正取引委員会からの「通知」について [2007/11/02]平成17年11月11日、独占禁止法45条1項に基づき、当社が行った楽天株式会社の同法違反被疑事実の申告について、公正取引委員会から、平成19年11月2日付けの「通知書」(公審通第347号)が届きましたので、お知らせします。文面は以下の通りです。 公審通第 347 号平成19年11月2日株式会社生活と科学社代表取締役 猪ノ口 幹雄 殿 公正取引委員会通 知 書 平成17年11月11日に書面で報告を受けた楽天株式会社に対する件について下記の通り処理したので、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号。以下「独占禁止法」という。)第45条第3項の規定に基づき通知します。記 審査の結果、これまでの情報では独占禁止法上の問題とすることは困難ですので、措置は採りませんでした。 平成17年11月11日に弊社は、独占禁止法45条1項に基づいて、公正取引委員会事務総局 近畿中国四国事務所 第一審査課に、楽天株式会社の同法違反被疑事実の申告を致しましたが、同申告は平成18年4月に、公正取引委員会情報管理室での審査に移されました。 平成18年12月27日に公正取引委員会の「電子商店街等の消費者向けeコマースにおける取引実態に関する調査報告書(概要)」(以下調査報告書)が発表されましたが、特に楽天市場に顕著に見られる出店規約の一方的な変更などによって出店者に対して極めて不当な負担を強いている問題点について、今回初めて国によるいわばイエローカードが投じられたといえます。http://www.jftc.go.jp/pressrelease/06.december/06122702.pdf [jftc.go.jp]その主な内容は以下の通りです。1.ダイレクトメール送付等の営業活動の制限について【実態】 楽天市場は、顧客情報について、出店事業者が退店後においてダイレクトメール送付等の営業活動に全く利用できないようにしている。(中略:公取の評価)2.手数料率の一方的な変更について【実態】 楽天市場は、電子商店街退店後の出店事業者の自由な営業活動を制限しており、そのため出店事業者は取引先の運営事業者を変更することが困難であることで、取引事業者に対して優位な立場にある。そのような中で、出店規約において、運営事業者が一方的に手数料率を変更できるとしている。 出店事業者ヒアリングによると、手数料の変更については運営事業者の一方的な通告によって行われ、出店事業者との話し合いの余地は全くない状況だった。(中略)3.過大なポイント原資の賦課について 【実態】 楽天市場は、ポイント制度への参加を出店事業者に義務付け、ポイント制度の原資は基本的に出店事業者が負担するとしている。ヒアリング調査の結果、消費者が実際にポイント制度を使用したか否かにかからず、一定割合の金額分をポイントの原資として出店事業者に負担させている。4.運営事業者によるクレジットカード決済代行業務の利用義務付けについて【実態】 楽天市場は、出店事業者が直接クレジットカード会社との間で決済を行うことを原則的に禁止しているが、ヒアリング調査によると、出店事業者が直接クレジットカード会社との間で決済を行う場合の手数料より高率な手数料を出店事業者から徴収している。競争政策上の観点からは、クレジットカード決済について、出店事業者が直接クレジットカード会社と決済を行うか、または手数料を支払った上で、運営事業者にクレジットカード会社との決済の代行してもらうかを自由に選択できることが望ましい。(後略)
http://www.ingc.jp/letter.html [www.ingc.jp]公正取引委員会からの「通知」について [2007/11/02]
平成17年11月11日、独占禁止法45条1項に基づき、当社が行った楽天株式会社の同法違反被疑事実の申告について、公正取引委員会から、平成19年11月2日付けの「通知書」(公審通第347号)が届きましたので、お知らせします。文面は以下の通りです。
公審通第 347 号平成19年11月2日株式会社生活と科学社代表取締役 猪ノ口 幹雄 殿 公正取引委員会通 知 書 平成17年11月11日に書面で報告を受けた楽天株式会社に対する件について下記の通り処理したので、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号。以下「独占禁止法」という。)第45条第3項の規定に基づき通知します。記 審査の結果、これまでの情報では独占禁止法上の問題とすることは困難ですので、措置は採りませんでした。 平成17年11月11日に弊社は、独占禁止法45条1項に基づいて、公正取引委員会事務総局 近畿中国四国事務所 第一審査課に、楽天株式会社の同法違反被疑事実の申告を致しましたが、同申告は平成18年4月に、公正取引委員会情報管理室での審査に移されました。
公審通第 347 号平成19年11月2日
株式会社生活と科学社代表取締役 猪ノ口 幹雄 殿 公正取引委員会
通 知 書 平成17年11月11日に書面で報告を受けた楽天株式会社に対する件について下記の通り処理したので、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号。以下「独占禁止法」という。)第45条第3項の規定に基づき通知します。
記
審査の結果、これまでの情報では独占禁止法上の問題とすることは困難ですので、措置は採りませんでした。 平成17年11月11日に弊社は、独占禁止法45条1項に基づいて、公正取引委員会事務総局 近畿中国四国事務所 第一審査課に、楽天株式会社の同法違反被疑事実の申告を致しましたが、同申告は平成18年4月に、公正取引委員会情報管理室での審査に移されました。
平成18年12月27日に公正取引委員会の「電子商店街等の消費者向けeコマースにおける取引実態に関する調査報告書(概要)」(以下調査報告書)が発表されましたが、特に楽天市場に顕著に見られる出店規約の一方的な変更などによって出店者に対して極めて不当な負担を強いている問題点について、今回初めて国によるいわばイエローカードが投じられたといえます。
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/06.december/06122702.pdf [jftc.go.jp]
その主な内容は以下の通りです。
1.ダイレクトメール送付等の営業活動の制限について
【実態】 楽天市場は、顧客情報について、出店事業者が退店後においてダイレクトメール送付等の営業活動に全く利用できないようにしている。
(中略:公取の評価)
2.手数料率の一方的な変更について
【実態】 楽天市場は、電子商店街退店後の出店事業者の自由な営業活動を制限しており、そのため出店事業者は取引先の運営事業者を変更することが困難であることで、取引事業者に対して優位な立場にある。そのような中で、出店規約において、運営事業者が一方的に手数料率を変更できるとしている。 出店事業者ヒアリングによると、手数料の変更については運営事業者の一方的な通告によって行われ、出店事業者との話し合いの余地は全くない状況だった。
(中略)
3.過大なポイント原資の賦課について 【実態】 楽天市場は、ポイント制度への参加を出店事業者に義務付け、ポイント制度の原資は基本的に出店事業者が負担するとしている。ヒアリング調査の結果、消費者が実際にポイント制度を使用したか否かにかからず、一定割合の金額分をポイントの原資として出店事業者に負担させている。
4.運営事業者によるクレジットカード決済代行業務の利用義務付けについて
【実態】 楽天市場は、出店事業者が直接クレジットカード会社との間で決済を行うことを原則的に禁止しているが、ヒアリング調査によると、出店事業者が直接クレジットカード会社との間で決済を行う場合の手数料より高率な手数料を出店事業者から徴収している。競争政策上の観点からは、クレジットカード決済について、出店事業者が直接クレジットカード会社と決済を行うか、または手数料を支払った上で、運営事業者にクレジットカード会社との決済の代行してもらうかを自由に選択できることが望ましい。(後略)
報告書のアドレスが変更されているようですので、現在の所在をポイントしておきます。 電子商店街等の消費者向けeコマースにおける取引実態に関する調査報告書(概要) [jftc.go.jp] 報告書本体 [jftc.go.jp]
楽天が【今後の対応策 [rakuten.co.jp]】の中で言っている、「クレジットカード番号、メールアドレスが店舗側では見られなくなります。」の部分は、報告書本体 [jftc.go.jp] で問題視されている実態に弩ストライクだと愚考しますが、どうでしょうか?
P.37 ダイレクトメールの送付等の営業活動の制限 P.38 運営事業者によるカード決済代行業務の利用強制
そして、偶然かも知れませんが――、
調査時期 2006 年1月から同年12 月まで
と、時期的にも合うような、合わないような(何
楽天が言うところの「
クレジットカード情報等を楽天から店舗に提供しないことが、「優位的地位の濫用」に該当すると考えられたのであれば、その旨を消費者に明示した上で「提供しない」宣言を取り下げればよかったのではないでしょうか。
今回は、「提供しない宣言」を取り下げていない状態で、自ら設定した猶予期間を越えて情報提供を続けた事が問題であって、楽天が消費者にきちんと説明した上で情報提供を継続していれば消費者は (渋々ながらも) 受け入れたことでしょう。
オフトピで返信が難しいであろうことはわかっていて質問しますが、楽天のあのダサイデザインはシステムの問題ですか?
楽天の商品ページといえば「ひたすら縦に長く、ページ上にはやたら大量の商品バナー画像があり、あとは商品についての文章と画像がひたすら貼り付けられて、購入ボタンがその中に申し訳なさそうに紛れ込んでいる」というのが自分のイメージなのですが、あれはシステム的にそういうページしかつくれないのでしょうか?
アマゾン並みとまではもうしませんがもう少し普通のデザインになって欲しいと常々思っているというかええい読みにくいからめんどくさいんでもうアマゾンで買ってやるというか楽天で買った経験なんてアマゾンでもリアル店舗でも目的の商品を発見できなかった時に買ったのが人生で2回ででも毎週メルアド送ってきやがってでもポイントもったいないから登録解除できないええいなぜわざわざ楽天フィルタなんぞ設定せにゃならんのだウガウガ。
・・・失礼いたしました。電波に乱れが生じていたようでございます。
縦長になるのは、ぶっちゃけ楽天がそちらの方が良いと考えているからです。 楽天には「ショッピングはエンターテイメントである」という標語があり、縦長でどこになにがあるかわかりにくいページから掘り出し物を探すような雰囲気のページが売れるページであるとして、楽天の営業は意図して縦長にするように勧めます。ドンキホーテの圧縮陳列と同様の理論ではないかと想像していますが、私はマーケティングの知識がないのでわかりません。
営業だけでなくシステム的にも、縦長にするために商品と関係のないバナーを間にはさむ機能は大変充実しています。 amazon では「これを買った人はこんなものも買っています」的な行動マーケティング広告が入る部分に、技術的にそれが実現できない楽天ではレガシーな旧来のバナー広告が入るというかんじですね。
また、ナビゲーションに関する機能が極めて貧弱であるため、一つの画面に何もかも詰め込まざるを得ないという問題も縦長を助長していると思われます。 決済画面をカスタマイズできないために、お客さんに店舗独自の送料や納期、梱包に関する注意書きに同意していただくフェーズが作れません。 開店当初はシンプルでわかりやすいページを心がけていた店舗も、楽天のシステムに起因するクレームに遭遇するうち、やがて表示できるとこ全部に注意書きを書くなどの方法で回避するようになってしまいます。 もちろんトラブった店舗には、楽天の営業がそれみたことかと、縦長ページに全部入れる手法を薦めてくるはずです。
商品につけられる属性が有限で僅かしかない(私の記憶が確かなら5つ?)のも厳しいかと思います。 単一の土産物を大量に売るような店舗では問題になりませんが、ある程度の種類を売る店の場合すぐに問題になります。 動的にページを生成する機能がその属性に基づいたものしかないため、属性を使い切った段階で崩壊してしまいます。 回避するためには静的に手動で商品を並べるしかありませんが、その機能は最近まで「旧」の側にしか存在せず、旧ではナビゲーションを手動でしか設定できないため、非現実的な労力がかかります。 (最近ようやく新のほうに追加されたようですが、今までの属性を無視する形で実現しているため、実質そこだけ「新・新」システムのようになってしまっているそうです。)
店によっては楽天の複数のシステムを横断する形でメタなページをデザインして、静的に各システムに応じたフォーマット(中身はフォームに入力するHTMLの断片)に出力するオーサリングツールを独自開発していると聞きますが、そのようなことができる余力のある店舗はごく一部だけでしょう。 参加店舗みんなが同時に車輪の再発明を行っているような状況を想像するとわかりやすいのです。 楽天がその気になってくれれば、それがわずかな改善でも多くの店舗が利点を教授できるのに、と思ってしまいますが、楽天が縦長至上主義であるうちはそれもあまり望めないかもしれませんね…
私も理解できないのですが、売れているショップも経験則としてそう感じているし、ネットショップを始める講座でもそう指導する講師がいて、そのとおりにごちゃごちゃにして売れている店も統計的に有為なほどあるとか。購買意欲を誘う暖色系がチラシ広告にはいいのと一緒らしいんですよね。もちろん商品やブランドのテーマカラーという手は別にあるので、整然としていた方が売れる商品タイプもきっとあります。
そんなごちゃごちゃ系の店のオーナーに思い切って質問をぶつけてみたら、「にぎわっている感じがお客さんに好評」とのこと。我々整然としたものを好む人にはそういう嗜好はわからんのです。でもネットのよさより、現実に近い安心感がGEEKではない一般人には大切みたい。
# あえてデジタルネイティブではなくGEEKとしたのは訳あり。# 十代でもデコメとかはキラキラごちゃごちゃが気持ちがこもっていてウケるとかそっちの傾向があるから。
なるほど。長年の疑問が解決しました。楽天としてはあれをダサイデザインととらえているわけではなくて、むしろあの縦長詰め込みデザインの方が商品が売れるという考えで、システム的にもあのデザインが生成しやすいようになっているわけですね。自分的には納得しがたいのですが、言われてみればITに不慣れな人ならあれぐらいぐちゃぐちゃの方がリアル店舗らしく感じられるのかもしれません。
しかし商品につけられる属性が5個というのは驚きの情報ですね。普通なら使い切れないぐらいにつけられるぐらいで普通な気がしますし、その属性数の少なさから言って、商品ページの自動生成機能はほんとうに単なるテンプレート機能でしかないことが容易に想像できます。てっきり、アマゾンのように全自動とは行かなくても、商品にパラメータをつけてやることで、MP3プレイヤーのページに他の売れ筋MP3プレイヤーを表示したり、イヤホンや各種アクセサリを表示したりすることが半自動で行えるのかと思ってましたが、あれらの大量の商品バナーもほとんど手動ということなんでしょうか? 店舗様の苦労が思われます。
なんか今時あり得ないぐらい手動なシステムに思えますが、楽天ほどの企業でもっと普通に使えるシステムを生成できない道理はないので、おそらくは現在のシステムとの互換性に苦しんでいるのだと思いますが・・・。
というか、下手に具体的な期限なんか切らず「当面の間」としておけばよかったのに。
> 「暫定処置」がいつの間にか「例外的に」になったんでしょう。> 例外的なら何年継続しようが(言葉上では)OKでしょうから。いつの間にかじゃなくて2006年9月の時点で、あるいはせめてGIGAZINEに取り上げられた時点でちゃんとそう説明していればね。
上場企業などでやむを得ない事情ってなんなんすかねホント
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
クレカ番号提供は暫定措置ではない (スコア:5, 参考になる)
楽天のいいわけ [rakuten.co.jp]のなかに、
とあります。
リンクになってないのでURLをコピペして表示 [rakuten.co.jp]させてみると、
ふむふむなるほど。ってあれ? 2006年2月??
下の方にさらに実施延期のリンク [rakuten.co.jp]があって、
2006年9月末に対応してるはず、、、
あれ、今何年?
ここからわかることは、一部の企業にクレジットカード番号を提供しているのは、暫定措置ではなく、恒常的なものだということです。
「店にクレカ情報渡しますよ」と断り書き入れている以上、法的な問題は特に無いんだろうと思うのですが、3年前に完了してるはずの暫定措置を示されて、果たして顧客は信用するんでしょうかね。
正しくない情報を提示されている以上、他の情報も誤り、最悪の場合虚偽かもしれない。
クレカ情報は安全に扱ってると信じたいですが、メアドに関しては、独自基準で提供する店舗を決めていて、その基準は「機密」だとのこと。
楽天は前回のクレカ情報流出事件以降、「個人情報(クレカ情報・メアド)を外部に出さない」と宣言して信用を得ていたはずで、今回の件では信用失墜は甚だしいと思われます。
果たして、立ち直れるんでしょうか。
※脇が甘いというか、現場の末端任せのその場しのぎで、きちんと系統立てた開発ができてない印象あります。
系統立てた開発ができてない (スコア:5, 興味深い)
店舗向けのシステムを詳しく知る立場にいますが、系統立てた開発ができてないというのは常々感じます。以下オフトピ気味ですが…
店舗のページを作るシステムですが「新」「旧」の二種類が平行して存在しています。 新にしかない機能があるのはまあ普通でしょうけども、何故か旧の側でしか存在しない機能などがあり、何年も前からどちらか一方のみを選べない状況が続いています。 機能単位できれいに切り分けられているわけでもないし、運営上必須の機能が旧の側にしかない機能もありるために無駄に両方のシステムを精通している必要があります。新側の機能に与えたいパラメータを設定する画面が旧機能の想像を絶する場所に存在するなど、バッドノウハウの塊といえます。
さらに新旧どちらでも不可能なことを実現するために自由に任意のファイルがアップロード可能なサーバ用意されていますが、動的にページを生成することはできないため、三種類のシステム間で統一感のあるページに仕上げるのはかなり難しいかと思います。
個々の機能のレベルでも同様です。 同じ名称の入力フォームであっても場所によってエラーチェックの仕方が異なり、一方で通るものが他方で通らないことがあります。 しかもその際のエラーメッセージが大昔よくあった「エラーです!」みたいな情報なしのメッセージなので、わざわざ違うエラーチェックを採用しているなどとは想像していない人は混乱に陥るはめになります。
さらに携帯電話向けも加えると新旧+2種類ということになり、こんなシステムで営業している店舗さんには本当に頭が下がります。 パンフレットには携帯電話向け画面は自動生成されますとあるかもしれませんが、実はすべてではないんですね。 しかも手動で作らなければならない画面はフォーム入力式ではなく、全体を通してなぜかここだけ JavaScript で作られた動的な画面でやらされます。 それも Google のサービスなんかであるような洗練されたインターフェイスではなく、はじめて使った人は間違いなく絶句するほどの品質の低さです。
不景気の中、楽天の業績はかなり良いとききますが、単に必要な設備投資を怠って労力を店舗側に押し付けているだけではないかと思います(もしこれで本気で開発しているとしたら、収拾がつかないデスマーチに陥ってるのかも…)。 この糞システムで無駄に消耗されている店舗側のマンパワーの損失を想像すると気分が悪くなります。 いつぞや楽天の研究機関が Ruby に投資しているみたいなニュースがありましたが、Ruby の名誉のためにも一度楽天の開発体制をチェックしてみたらどうかと思いますよ。
阿漕にやってきたから儲かってる(Re:系統立てた開発ができてない (スコア:4, 参考になる)
このことに限らず、非常に高飛車な商売と言うか搾取を出店業者に押し付けていて、過去に何度も公取から排除命令を受けそうになるのをギリギリで回避してきた「札付き」のEC業者なんですが…今回個人情報を売っていたとされている上新電機などの大手の「上客」は別格でしょうが。
以下、公取に告発されたケースの一例です、長くなるけど論点まとまってるので引用:
Re: (スコア:0)
となると、同業他社でもヤられてないところは……。
Re: (スコア:0)
報告書のアドレスが変更されているようですので、現在の所在をポイントしておきます。
電子商店街等の消費者向けeコマースにおける取引実態に関する調査報告書(概要) [jftc.go.jp]
報告書本体 [jftc.go.jp]
楽天が【今後の対応策 [rakuten.co.jp]】の中で言っている、「クレジットカード番号、メールアドレスが店舗側では見られなくなります。」の部分は、報告書本体 [jftc.go.jp] で問題視されている実態に弩ストライクだと愚考しますが、どうでしょうか?
そして、偶然かも知れませんが――、
と、時期的にも合うような、合わないような(何
楽天が言うところの「
Re:阿漕にやってきたから儲かってる(Re:系統立てた開発ができてない (スコア:2, すばらしい洞察)
クレジットカード情報等を楽天から店舗に提供しないことが、「優位的地位の濫用」に該当すると考えられたのであれば、その旨を消費者に明示した上で「提供しない」宣言を取り下げればよかったのではないでしょうか。
今回は、「提供しない宣言」を取り下げていない状態で、自ら設定した猶予期間を越えて情報提供を続けた事が問題であって、楽天が消費者にきちんと説明した上で情報提供を継続していれば消費者は (渋々ながらも) 受け入れたことでしょう。
Re: (スコア:0)
Re:あのダサイデザインはシステムの問題ですか? (スコア:2, 興味深い)
オフトピで返信が難しいであろうことはわかっていて質問しますが、
楽天のあのダサイデザインはシステムの問題ですか?
楽天の商品ページといえば「ひたすら縦に長く、ページ上にはやたら大量の商品バナー画像があり、
あとは商品についての文章と画像がひたすら貼り付けられて、購入ボタンがその中に申し訳なさそうに紛れ込んでいる」
というのが自分のイメージなのですが、あれはシステム的にそういうページしかつくれないのでしょうか?
アマゾン並みとまではもうしませんがもう少し普通のデザインになって欲しいと常々思っているというかええい読みにくいからめんどくさいんでもうアマゾンで買ってやるというか楽天で買った経験なんてアマゾンでもリアル店舗でも目的の商品を発見できなかった時に買ったのが人生で2回ででも毎週メルアド送ってきやがってでもポイントもったいないから登録解除できないええいなぜわざわざ楽天フィルタなんぞ設定せにゃならんのだウガウガ。
・・・失礼いたしました。電波に乱れが生じていたようでございます。
Re:あのダサイデザインはシステムの問題ですか? (スコア:5, 興味深い)
縦長になるのは、ぶっちゃけ楽天がそちらの方が良いと考えているからです。 楽天には「ショッピングはエンターテイメントである」という標語があり、縦長でどこになにがあるかわかりにくいページから掘り出し物を探すような雰囲気のページが売れるページであるとして、楽天の営業は意図して縦長にするように勧めます。ドンキホーテの圧縮陳列と同様の理論ではないかと想像していますが、私はマーケティングの知識がないのでわかりません。
営業だけでなくシステム的にも、縦長にするために商品と関係のないバナーを間にはさむ機能は大変充実しています。 amazon では「これを買った人はこんなものも買っています」的な行動マーケティング広告が入る部分に、技術的にそれが実現できない楽天ではレガシーな旧来のバナー広告が入るというかんじですね。
また、ナビゲーションに関する機能が極めて貧弱であるため、一つの画面に何もかも詰め込まざるを得ないという問題も縦長を助長していると思われます。 決済画面をカスタマイズできないために、お客さんに店舗独自の送料や納期、梱包に関する注意書きに同意していただくフェーズが作れません。 開店当初はシンプルでわかりやすいページを心がけていた店舗も、楽天のシステムに起因するクレームに遭遇するうち、やがて表示できるとこ全部に注意書きを書くなどの方法で回避するようになってしまいます。 もちろんトラブった店舗には、楽天の営業がそれみたことかと、縦長ページに全部入れる手法を薦めてくるはずです。
商品につけられる属性が有限で僅かしかない(私の記憶が確かなら5つ?)のも厳しいかと思います。 単一の土産物を大量に売るような店舗では問題になりませんが、ある程度の種類を売る店の場合すぐに問題になります。 動的にページを生成する機能がその属性に基づいたものしかないため、属性を使い切った段階で崩壊してしまいます。 回避するためには静的に手動で商品を並べるしかありませんが、その機能は最近まで「旧」の側にしか存在せず、旧ではナビゲーションを手動でしか設定できないため、非現実的な労力がかかります。
(最近ようやく新のほうに追加されたようですが、今までの属性を無視する形で実現しているため、実質そこだけ「新・新」システムのようになってしまっているそうです。)
店によっては楽天の複数のシステムを横断する形でメタなページをデザインして、静的に各システムに応じたフォーマット(中身はフォームに入力するHTMLの断片)に出力するオーサリングツールを独自開発していると聞きますが、そのようなことができる余力のある店舗はごく一部だけでしょう。 参加店舗みんなが同時に車輪の再発明を行っているような状況を想像するとわかりやすいのです。 楽天がその気になってくれれば、それがわずかな改善でも多くの店舗が利点を教授できるのに、と思ってしまいますが、楽天が縦長至上主義であるうちはそれもあまり望めないかもしれませんね…
ごちゃごちゃにぎわい(オフトピ) (スコア:2, 興味深い)
私も理解できないのですが、売れているショップも経験則としてそう感じているし、ネットショップを始める講座でもそう指導する講師がいて、そのとおりにごちゃごちゃにして売れている店も統計的に有為なほどあるとか。
購買意欲を誘う暖色系がチラシ広告にはいいのと一緒らしいんですよね。もちろん商品やブランドのテーマカラーという手は別にあるので、整然としていた方が売れる商品タイプもきっとあります。
そんなごちゃごちゃ系の店のオーナーに思い切って質問をぶつけてみたら、「にぎわっている感じがお客さんに好評」とのこと。我々整然としたものを好む人にはそういう嗜好はわからんのです。でもネットのよさより、現実に近い安心感がGEEKではない一般人には大切みたい。
# あえてデジタルネイティブではなくGEEKとしたのは訳あり。
# 十代でもデコメとかはキラキラごちゃごちゃが気持ちがこもっていてウケるとかそっちの傾向があるから。
Re:あのダサイデザインはシステムの問題ですか? (スコア:2)
なるほど。長年の疑問が解決しました。
楽天としてはあれをダサイデザインととらえているわけではなくて、むしろあの縦長詰め込みデザインの方が商品が売れるという考えで、
システム的にもあのデザインが生成しやすいようになっているわけですね。
自分的には納得しがたいのですが、言われてみればITに不慣れな人ならあれぐらいぐちゃぐちゃの方がリアル店舗らしく感じられるのかもしれません。
しかし商品につけられる属性が5個というのは驚きの情報ですね。
普通なら使い切れないぐらいにつけられるぐらいで普通な気がしますし、その属性数の少なさから言って、
商品ページの自動生成機能はほんとうに単なるテンプレート機能でしかないことが容易に想像できます。
てっきり、アマゾンのように全自動とは行かなくても、商品にパラメータをつけてやることで、
MP3プレイヤーのページに他の売れ筋MP3プレイヤーを表示したり、イヤホンや各種アクセサリを表示したりすることが半自動で行えるのかと思ってましたが、
あれらの大量の商品バナーもほとんど手動ということなんでしょうか? 店舗様の苦労が思われます。
なんか今時あり得ないぐらい手動なシステムに思えますが、楽天ほどの企業でもっと普通に使えるシステムを生成できない道理はないので、
おそらくは現在のシステムとの互換性に苦しんでいるのだと思いますが・・・。
Re: (スコア:0)
親コメントを読んでようやく謎が解けました。
ただアレは、縦長至上主義とか思想のせいと言うより、
IT自体に頓着していないせいって感じがします。
制度やシステムがつぎはぎだらけでも、商売が回ってればそれでいいみたいな。
楽天は別にIT企業じゃないですからね。
Re:クレカ番号提供は暫定措置ではない (スコア:1)
例外的なら何年継続しようが(言葉上では)OKでしょうから。
ただ、例外の理由の
>上場企業などでやむを得ない事情
というのはなんかよくわかりません。
Re: (スコア:0)
というか、下手に具体的な期限なんか切らず「当面の間」としておけばよかったのに。
非常に限定的かつ厳格に (スコア:0)
「非常に限定的かつ厳格に行っており、」
とまで断言しちゃってます。
どこをもって非常に限定的で、厳格に行っているんだか。
9社も例外があるんじゃ、「だいたい限定的」というべき。
上場企業で販売力がある有力店舗様に関しては、購入客より
出店客のほうの便宜を図ったよ、ということですよね。
こういう楽天の言うことを信じるのか、それともマスゴミと
称して報道のほうを批判するのか、さああなたはどっち?
って言いたくなりますね。
ここまで酷い対応はカカクコム以来か。
いや、むしろそれより酷い?
Re: (スコア:0)
> 「暫定処置」がいつの間にか「例外的に」になったんでしょう。
> 例外的なら何年継続しようが(言葉上では)OKでしょうから。
いつの間にかじゃなくて2006年9月の時点で、あるいはせめてGIGAZINEに取り上げられた時点でちゃんとそう説明していればね。
Re: (スコア:0)
上場企業などでやむを得ない事情ってなんなんすかねホント