アカウント名:
パスワード:
種を増やすのはヒトの生物としての本能かもしれないが、その本能が逆にヒトを滅ぼしかねない段階にあります。
この地球上で文明的な生活を維持しようと思えば、現在の人口のままでは資源枯渇や不可逆的環境汚染で行き詰まるのは明白です。
60億で飢えるよりは、10億で余裕ある生活を送った方がいい。
少子化によるいびつな人口ピラミッドは、その変化の過程に過ぎません。
こういう風に少子化歓迎みたいなこと言う人がちょくちょくいますが、そういう人たちは60歳70歳になったらさっさと死んでくれるんですかね?
大量の老人ばかりで経済的な生産活動を全うすることはできないので老人が大量にいればその分だけ元気な生産世代も必要です。いくら金・資産があっても、誰かが現実に働いてくれないと世の中が成り立ちません。老人で体に問題無く元気に働ける人は現実には少なく、故障箇所が多いのですから。
現代の少子化は高齢化とセットなので、進行すれば若者の負担はどんどん激増します。それを避けてスムーズに人口を減らすには、60歳70歳以上の人間にはさっさと死んでもらうしかありません。
増えすぎてるから減ればいい、なんて簡単に言う人間はそれだけの覚悟があって言ってるとは思えない。自分は生きるけどお前らは死んでね、程度の考えしか持ってないと思えるんだけど。
人口に関する問題はいつもそうだが、永遠に続くことはない。いつかは必ず終わる。そして当然若者の負担は永遠に増え続けるわけではない。年寄りの人口がピークを過ぎれば終わる。ただその過程、終わり方が不愉快な受け入れがたいものになるかそうでないかは対策次第ではある。
そして対策という意味では世代間の様々なことに関する負担割合の見直しというのは議論する価値のあるテーマだ。実際私は「何歳で引退」と一律に線を引く必然性はなく、「生涯現役でいられる社会」へ転換する必要があるとは思っている。
ただ当然そういう社会では「若いヤツ」を「体力があるから」とこき遣ってはダメ。そこをルール化して禁止しておく必要がある。もしそれを許すと現状のように経済的な理由から若い奴に負担が集中する。どっちかというと体力に対する要求は老人レベルの方に合わせる(障害者の社会参加という意味でも必要)。
これは一見無茶なようだが、幸い体力の衰えより頭が衰える方が一般には遅いので単純労働ではなく知的な労働の割合が高いほど本来そうできる可能性は高い。そして本来日本は世界に冠たる教育の行きとどいた国であったのだからそういう転換に一番可能性があったはずなのだ。(「自己責任・受益者負担」と称する長年の社会的な教育投資の減少でその資産は現在崩れつつあるところである気はするが。)せっかく教育した次世代を無茶な政策によって無理にアジアから呼び戻した単純労働で消耗するのは非常にもったいないことだ。
日本の現状の悪いところは人材育成といえばいつも新人の育成で、育成した人材を若い体力のあるところだけつまみ食いして使い捨てにするところだ。(名誉職みたいな仕事をしない閑職に据えて給料を払うのも、解雇・失業させるのも人材の無駄という意味では等しく無駄。)そういう使い方ではいくら育てても育てた人材が無駄になる。既にいる人材をいかに利用するかを考える必要があり、そういう観点からは年齢で線を引いて引退させるのは明らかに無駄。
私のライフプランでは、現在の職業で75歳まで働く予定ですが# 少なくとも先輩方は、本人にやる気さえあれば70越えても普通に働いています
それはそうと、社会的には、若年層の負担を少なくするために、前期高齢者が後期高齢者を支える制度構築は必要でしょうね
># 少なくとも先輩方は、本人にやる気さえあれば70越えても普通に働いています
時代に全然ついていけない古い人たちが上の方で頑張っちゃってるせいで、世の中の流れに取り残されて日本全体が沈没してってるのも事実だと思うがな~
その頃にはメイドロボにやさしくお世話してもらう予定なので
#堂々とIDで
>誰かが現実に働いてくれないと世の中が成り立ちません。団塊連中が大量に退職しててもなおデフレなのに?
デフレはただの鳩山不況退職した団塊はただの負債
デフレは需要が供給能力を下回ると始まり、金利が下がり切ると表面化する。そして主犯は「財政健全化」を叫んでる奴。鳩山内閣は今回の実行犯。で、デフレが続いてるって事は団塊連中が外れてもなお人が余ってる(=供給能力過剰)って事。
逆に赤子(特に女児)を殺して人口調整ってのが人類史的にはむしろ多数派だった可能性がある。特に避妊手段がなかった時代においては、女性の妊娠を防止する手段は妊娠それ自身と3-4年にもわたる長い授乳期間しかなく、出産適齢期の女性人口がその社会の次世代再生産能力かなり緊密に関連していた。(お手軽な避妊手段がある現代ですらそれを嫌がるDQN男が決して珍しくはないことを考えてみれば禁欲以外に避妊手段がなかった時代に人口抑制を図る難しさは想像がつこうというものではある。)
ということから、既に繁殖期をすぎた老人を殺すより繁殖期に入る前、赤子の内に女児を選んでを殺すほうが効果的だったというわけだ。(あるいは堕胎だが、これは既に働き手である成人女性をも殺してしまう危険が高かったし、男児女児を見分ける方法もなかった。)
そしてそれを計算に入れなければ極めて長く続いた石器時代の低い人口増加率を説明しきれないと言われている。#発掘された人骨から石器時代の健康状態はむしろその後の時代より良かったことが分かっている。#また現代において狩猟採集生活を送る部族で出生比率を超えて男女比が男性が多い側へ不自然に偏っていることがわかっている。
この傾向は結構近世まで残っていて産業革命期のイギリスにおいてなお孤児院というのが事実上公認殺人機関といっていいほど極端に高い死亡率(特に女児)だったという調査がある。#それら乳幼児の死因は「乳母の不注意」「事故」ということになっているのだが明らかに死亡の男女比に偏りがある。
もちろんこういう歴史があったことはそれを肯定して引き継ぐべきだということを意味しない。が、キチンと考えて対処しないで場当たり的に問題にあたると人類はそういう状況に容易に落ち込み得る存在だと考えるべきだろう。
長いのも書いたけどもうちょっと短い版:
一般に避妊のような出生率制御の手段がない社会では:
生き残ってる年寄りの数 << 子供の生まれる数
なので年寄りを殺しても間に合わない。
>こういう風に少子化歓迎みたいなこと言う人がちょくちょくいますが、>そういう人たちは60歳70歳になったらさっさと死んでくれるんですかね?自分で金を稼いで趣味に費やして、それが満足にできなくなったら(金を稼げないor趣味が身体的に無理とか)自分はもう生きている価値が無いと思うので死んでもいいと思っている。そのために、生を諦める権利があってもいいと思っているのだが。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
賛成 (スコア:3, 興味深い)
種を増やすのはヒトの生物としての本能かもしれないが、その本能が逆に
ヒトを滅ぼしかねない段階にあります。
この地球上で文明的な生活を維持しようと思えば、現在の人口のままでは
資源枯渇や不可逆的環境汚染で行き詰まるのは明白です。
60億で飢えるよりは、10億で余裕ある生活を送った方がいい。
少子化によるいびつな人口ピラミッドは、その変化の過程に過ぎません。
Re: (スコア:0)
こういう風に少子化歓迎みたいなこと言う人がちょくちょくいますが、
そういう人たちは60歳70歳になったらさっさと死んでくれるんですかね?
大量の老人ばかりで経済的な生産活動を全うすることはできないので
老人が大量にいればその分だけ元気な生産世代も必要です。
いくら金・資産があっても、誰かが現実に働いてくれないと世の中が成り立ちません。
老人で体に問題無く元気に働ける人は現実には少なく、故障箇所が多いのですから。
現代の少子化は高齢化とセットなので、進行すれば若者の負担はどんどん激増します。
それを避けてスムーズに人口を減らすには、
60歳70歳以上の人間にはさっさと死んでもらうしかありません。
増えすぎてるから減ればいい、なんて簡単に言う人間は
それだけの覚悟があって言ってるとは思えない。
自分は生きるけどお前らは死んでね、程度の考えしか持ってないと思えるんだけど。
過渡期 (スコア:3, 興味深い)
人口に関する問題はいつもそうだが、永遠に続くことはない。いつかは必ず終わる。
そして当然若者の負担は永遠に増え続けるわけではない。年寄りの人口がピークを過ぎれば終わる。
ただその過程、終わり方が不愉快な受け入れがたいものになるかそうでないかは対策次第ではある。
そして対策という意味では世代間の様々なことに関する負担割合の見直しというのは議論する価値のあるテーマだ。
実際私は「何歳で引退」と一律に線を引く必然性はなく、
「生涯現役でいられる社会」へ転換する必要があるとは思っている。
ただ当然そういう社会では「若いヤツ」を「体力があるから」とこき遣ってはダメ。
そこをルール化して禁止しておく必要がある。もしそれを許すと現状のように経済的な理由から若い奴に負担が集中する。
どっちかというと体力に対する要求は老人レベルの方に合わせる(障害者の社会参加という意味でも必要)。
これは一見無茶なようだが、幸い体力の衰えより頭が衰える方が一般には遅いので
単純労働ではなく知的な労働の割合が高いほど本来そうできる可能性は高い。
そして本来日本は世界に冠たる教育の行きとどいた国であったのだからそういう転換に一番可能性があったはずなのだ。
(「自己責任・受益者負担」と称する長年の社会的な教育投資の減少でその資産は現在崩れつつあるところである気はするが。)
せっかく教育した次世代を無茶な政策によって無理にアジアから呼び戻した単純労働で消耗するのは非常にもったいないことだ。
日本の現状の悪いところは人材育成といえばいつも新人の育成で、
育成した人材を若い体力のあるところだけつまみ食いして使い捨てにするところだ。
(名誉職みたいな仕事をしない閑職に据えて給料を払うのも、解雇・失業させるのも人材の無駄という意味では等しく無駄。)
そういう使い方ではいくら育てても育てた人材が無駄になる。既にいる人材をいかに利用するかを考える必要があり、
そういう観点からは年齢で線を引いて引退させるのは明らかに無駄。
Re:賛成 (スコア:2, すばらしい洞察)
私のライフプランでは、現在の職業で75歳まで働く予定ですが
# 少なくとも先輩方は、本人にやる気さえあれば70越えても普通に働いています
それはそうと、社会的には、若年層の負担を少なくするために、前期高齢者が
後期高齢者を支える制度構築は必要でしょうね
Re: (スコア:0)
># 少なくとも先輩方は、本人にやる気さえあれば70越えても普通に働いています
時代に全然ついていけない古い人たちが上の方で頑張っちゃってるせいで、世の中の流れに
取り残されて日本全体が沈没してってるのも事実だと思うがな~
Re: (スコア:0)
# 早死にの家系ということもあるが、現代人の不健康な日常生活を考えると
# 戦中戦後生まれの人ほど長生きできるとは到底思えません。
Re: (スコア:0)
最大の不健康ってのは劣悪な栄養状態ってヤツで、まさに戦中戦後生まれの人の子供の頃のような環境を言うんだよ。
Re: (スコア:0)
現代人は戦後生まれではないと。もはや戦後ではないってやつですね。
Re:賛成 (スコア:1)
その頃にはメイドロボにやさしくお世話してもらう予定なので
#堂々とIDで
Re:賛成 (スコア:1)
>誰かが現実に働いてくれないと世の中が成り立ちません。
団塊連中が大量に退職しててもなおデフレなのに?
Re: (スコア:0)
デフレはただの鳩山不況
退職した団塊はただの負債
Re:賛成 (スコア:1)
デフレは需要が供給能力を下回ると始まり、金利が下がり切ると表面化する。そして主犯は「財政健全化」を叫んでる奴。鳩山内閣は今回の実行犯。
で、デフレが続いてるって事は団塊連中が外れてもなお人が余ってる(=供給能力過剰)って事。
Re: (スコア:0)
森でひっそりと暮らすどこぞの民族では
子供が生まれると一番年上の老人を殺して人口密度を維持している
なんちゅー話を聞いたことがあるです
村の神官みたいな人が夜闇にまぎれて処理するとかなんとか
残酷な話だが (スコア:3, 興味深い)
逆に赤子(特に女児)を殺して人口調整ってのが人類史的にはむしろ多数派だった可能性がある。
特に避妊手段がなかった時代においては、女性の妊娠を防止する手段は妊娠それ自身と3-4年にもわたる長い授乳期間しかなく、
出産適齢期の女性人口がその社会の次世代再生産能力かなり緊密に関連していた。
(お手軽な避妊手段がある現代ですらそれを嫌がるDQN男が決して珍しくはないことを考えてみれば
禁欲以外に避妊手段がなかった時代に人口抑制を図る難しさは想像がつこうというものではある。)
ということから、既に繁殖期をすぎた老人を殺すより繁殖期に入る前、赤子の内に女児を選んでを殺すほうが効果的だったというわけだ。
(あるいは堕胎だが、これは既に働き手である成人女性をも殺してしまう危険が高かったし、男児女児を見分ける方法もなかった。)
そしてそれを計算に入れなければ極めて長く続いた石器時代の低い人口増加率を説明しきれないと言われている。
#発掘された人骨から石器時代の健康状態はむしろその後の時代より良かったことが分かっている。
#また現代において狩猟採集生活を送る部族で出生比率を超えて男女比が男性が多い側へ不自然に偏っていることがわかっている。
この傾向は結構近世まで残っていて産業革命期のイギリスにおいてなお
孤児院というのが事実上公認殺人機関といっていいほど極端に高い死亡率(特に女児)だったという調査がある。
#それら乳幼児の死因は「乳母の不注意」「事故」ということになっているのだが明らかに死亡の男女比に偏りがある。
もちろんこういう歴史があったことはそれを肯定して引き継ぐべきだということを意味しない。
が、キチンと考えて対処しないで場当たり的に問題にあたると人類はそういう状況に容易に落ち込み得る存在だと考えるべきだろう。
Re: (スコア:0)
昔はフツーにありましたよ
理由も人口調整なんてご大層な話じゃなくて
単に頭数が増えたら食えなくなるっていう、それだけで
発育に何らかの不全があったりなんかしてもサクッとやってたし
Re: (スコア:0)
経験者?
Re:賛成 (スコア:1)
長いのも書いたけどもうちょっと短い版:
一般に避妊のような出生率制御の手段がない社会では:
生き残ってる年寄りの数 << 子供の生まれる数
なので年寄りを殺しても間に合わない。
Re: (スコア:0)
>こういう風に少子化歓迎みたいなこと言う人がちょくちょくいますが、
>そういう人たちは60歳70歳になったらさっさと死んでくれるんですかね?
自分で金を稼いで趣味に費やして、
それが満足にできなくなったら(金を稼げないor趣味が身体的に無理とか)
自分はもう生きている価値が無いと思うので死んでもいいと思っている。
そのために、生を諦める権利があってもいいと思っているのだが。
Re: (スコア:0)
程度じゃなくて、そのまま、
自分の子孫は生き続けさせたい。
お前らの子孫が残らないは好都合だ。
でしょ。自分は子供を作らないとは言ってない。
Re: (スコア:0)
国外から調達でいいや。日本のアイデンティティなんて歴史上コロコロ変わってるから無問題。
Re: (スコア:0)
私の知る限りでは、どれも明白な反証があるのですが。。。