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気孔の数が増えることから、遺伝子組み換えに頼ることなく、様々な植物のCO2吸収能力を上げることが可能になります。
葉っぱがもつ光合成する能力が変わらないのに、ただ気孔の数が増えたところで摂取する二酸化炭素の吸収量は変わらない気がするんだけど。なにかデータがあるのでしょうか。
一例をあげれば、二酸化炭素を固定するために使われるATP(アデノシン三リン酸) [greengrape.net]も増やさないと、葉っぱに吸収される二酸化炭素が増やせないんじゃないの?、ということ。
光合成で作れるのはデンプン=糖だけですよ。植物と言えど、糖だけでは生きていけませんし、二酸化炭素が増えて光合成が活発になっても、それに釣り合うだけ土壌の養分が増えなければ、植物は成長しませんし、しても中身はスカスカでしょう。
植物工場で二酸化炭素の濃度を上げて成長を促進できるのは、それに見合うだけ糖以外の栄養分を供給出来るからであって、光合成は成長には必要ですが、それだけで成長できるものではありません。
糖が増えると果物は美味しくなりますねぇまぁ、多少増える程度なら、肥料を増やす程度で十分でしょう下水の汚泥をはじめとする未利用の肥料はまだまありますから
--純米と純葡萄と純甘藷しか呑まない狐
水は上で引っ張りあげるものではなくて、根から押し上げるものなので
ここのソース希望。植物体内の水輸送、とくに木部を介した長距離輸送を(いかなる植物種や環境条件においても)「根から押し上げる」力だけで説明するという立場はちょっと珍しいと思うので。最新の植物生理学ではそういうことになっているの?
中高レベルの実験で申し訳ないが、適当な植物の葉の数の多いものと少ないものとを用意しビーカーにつけて吸水量を比べると葉の多い植物の方が水の減りが早いこの実験から葉の蒸散量が吸水量に影響を与えるとならないかな?#困ったことに根をつけていたのか切花だったのかどうか覚えていない#葉が水の消費に関わるという実験なので確かつけていたと思うのだが#検索しても葉にビニール袋をかぶせて…という実験ばっかり最近はしなくなったのかな
蒸散量は大きな植物で無い限り、水の運び上げに関係ありませんほとんど植物は葉の表面積より根の表面積の方が大きいからですつまり、気孔からの蒸散量より根から吸水量の方が多くなります水でパンパンに膨れた吸水ホースを想像してくださいシャワーノズルについた穴(気孔)が多少増えたところで蛇口からの供給(根による吸水)が十分であれば問題ありません#蒸散量が水の運び上げに関るのは100mを越えるような大きな植物#小さな植物でも蒸散量が凝集力として働いていないとは言えないけど#枝葉に水を行き渡らせる以上の意味は無いと思う
せっかく説明してくださったのに申し訳ありませんが、私がお願いしたものはソース(貴方の話と同様な説明が書いてある教科書や専門書、レビューなど。定説という感じの書きぶりなので、単独の論文ではちょっと弱いように思います)であって、解説ではありません。
ほとんど植物は葉の表面積より根の表面積の方が大きいからです つまり、気孔からの蒸散量より根から吸水量の方が多くなります
この議論には飛躍があると思います。葉からの蒸散、根からの吸水、いずれにおいても水の移動に対する抵抗があるはずです。また、常に根の表面全体が自由水で覆われているなら別ですが、水耕栽培でなければ、現実には水と接してい
1689232の説は根の役割について勘違いしてると思う。観葉植物を育ててる実体験から言わせてもらえば、葉の表面積より根の表面積が大きいのは本当だと思う。だけど根のすべてが水を吸うための根ではないので、そんなふうに例えれるほど吸水率は無いだろう。実例として2mのシュロチクをあげてみる。植え替え時期になると50*30の丸鉢が根で埋まってしまうが、実際に水を吸っているヒゲ根の部分なんて数%程度。鉢から引っこ抜くと、ひげ根があるのは鉢に触れている部分と土の表面だけだよ。要するに丸鉢の表面積がひげ根の表面積、シュロチクを画像検索すれば分かるだろうけど、どう考えても葉の方が表面積が大きいです。#ただ、植物によって、また植え方によって根の性質かなり違うので当てはまる場合もあると思う。#雨後に植物を切って茎から水が浮き上がってくるのを観察した人は多いだろう。#なんと言う植物かは忘れてしまったけど、コップになみなみ水を注げる植物もあるらしい。
>水は上で引っ張りあげるものではなくて、根から押し上げるものそんな馬鹿な。
炭酸ガス施用 最前線 [ruralnet.or.jp]これは個人の一例なんですがハウス程度の閉鎖空間でも午後にはCO2が足りなくなるんじゃないか?ということみたいですね
大学教養レベルの知識しかありませんが。
光合成時、葉の気孔がすべて利用されているわけではありません(大気程度の二酸化炭素濃度では不要な気孔は閉まっています)。なので、単純に気孔の密度を上げてもガス交換速度が高まるか疑問です。
また、仮にガス交換速度増加しても、葉の中の二酸化炭素濃度と葉の外の二酸化炭素濃度が平衡状態となり気孔の開度が調整されますから、長期的に吸収量が増えるとも思えません。
もちろん、条件(光、水、二酸化炭素濃度)を変えれば変わりますが、条件変更にエネルギー投下するのもどうかと。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
気孔が増えればCO2の吸収量が増えるのか? (スコア:1)
葉っぱがもつ光合成する能力が変わらないのに、ただ気孔の数が増えたところで摂取する二酸化炭素の吸収量は変わらない気がするんだけど。なにかデータがあるのでしょうか。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:気孔が増えればCO2の吸収量が増えるのか? (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:気孔が増えればCO2の吸収量が増えるのか? (スコア:1)
一例をあげれば、二酸化炭素を固定するために使われるATP(アデノシン三リン酸) [greengrape.net]も増やさないと、葉っぱに吸収される二酸化炭素が増やせないんじゃないの?、ということ。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:気孔が増えればCO2の吸収量が増えるのか? (スコア:2, 興味深い)
空気中のCO2濃度を高めてます。ということは、葉っぱのCO2
吸収能力は余裕があるんじゃないの?
すべての植物がそうであるかは知らないが。
Re:気孔が増えればCO2の吸収量が増えるのか? (スコア:3, 参考になる)
光合成で作れるのはデンプン=糖だけですよ。
植物と言えど、糖だけでは生きていけませんし、
二酸化炭素が増えて光合成が活発になっても、
それに釣り合うだけ土壌の養分が増えなければ、
植物は成長しませんし、しても中身はスカスカでしょう。
植物工場で二酸化炭素の濃度を上げて成長を促進できるのは、
それに見合うだけ糖以外の栄養分を供給出来るからであって、
光合成は成長には必要ですが、それだけで成長できるものではありません。
Re: (スコア:0)
糖が増えると果物は美味しくなりますねぇ
まぁ、多少増える程度なら、肥料を増やす程度で十分でしょう
下水の汚泥をはじめとする未利用の肥料はまだまありますから
--
純米と純葡萄と純甘藷しか呑まない狐
Re:気孔が増えればCO2の吸収量が増えるのか? (スコア:2, 参考になる)
CO2濃度を高めれば、蒸散を増やさないで、光合成量を増やすことができます。でも、今度は炭素がだぶついて、光合成能が低下します。
だぶついた分は、成長にまわせばいいのですが、今度はN、P、Kが不足します。それなりに供給しないと、CO2濃度の効果は限定的です。
結局のところ、Cだけ増やしただけでは、バランスが崩れるので、総合的に考える必要があります。
Re: (スコア:0)
ここのソース希望。植物体内の水輸送、とくに木部を介した長距離輸送を(いかなる植物種や環境条件においても)「根から押し上げる」力だけで説明するという立場はちょっと珍しいと思うので。最新の植物生理学ではそういうことになっているの?
Re: (スコア:0)
中高レベルの実験で申し訳ないが、
適当な植物の葉の数の多いものと少ないものとを用意し
ビーカーにつけて吸水量を比べると葉の多い植物の方が水の減りが早い
この実験から葉の蒸散量が吸水量に影響を与えるとならないかな?
#困ったことに根をつけていたのか切花だったのかどうか覚えていない
#葉が水の消費に関わるという実験なので確かつけていたと思うのだが
#検索しても葉にビニール袋をかぶせて…という実験ばっかり最近はしなくなったのかな
Re: (スコア:0)
なってません
植物が水を吸い上げる力は浸透圧です
葉で水分を蒸散させることにより浸透圧を生じさせ、水を吸い上げます
よって、
> 適当な植物の葉の数の多いものと少ないものとを用意し
> ビーカーにつけて吸水量を比べると葉の多い植物の方が水の減りが早い
> この実験から葉の蒸散量が吸水量に影響を与えるとならないかな?
こういう実験結果が得られるわけです
Re: (スコア:0)
蒸散量は大きな植物で無い限り、水の運び上げに関係ありません
ほとんど植物は葉の表面積より根の表面積の方が大きいからです
つまり、気孔からの蒸散量より根から吸水量の方が多くなります
水でパンパンに膨れた吸水ホースを想像してください
シャワーノズルについた穴(気孔)が多少増えたところで
蛇口からの供給(根による吸水)が十分であれば問題ありません
#蒸散量が水の運び上げに関るのは100mを越えるような大きな植物
#小さな植物でも蒸散量が凝集力として働いていないとは言えないけど
#枝葉に水を行き渡らせる以上の意味は無いと思う
Re: (スコア:0)
せっかく説明してくださったのに申し訳ありませんが、私がお願いしたものはソース(貴方の話と同様な説明が書いてある教科書や専門書、レビューなど。定説という感じの書きぶりなので、単独の論文ではちょっと弱いように思います)であって、解説ではありません。
この議論には飛躍があると思います。葉からの蒸散、根からの吸水、いずれにおいても水の移動に対する抵抗があるはずです。また、常に根の表面全体が自由水で覆われているなら別ですが、水耕栽培でなければ、現実には水と接してい
Re: (スコア:0)
1689232の説は根の役割について勘違いしてると思う。
観葉植物を育ててる実体験から言わせてもらえば、葉の表面積より根の表面積が大きいのは本当だと思う。
だけど根のすべてが水を吸うための根ではないので、そんなふうに例えれるほど吸水率は無いだろう。
実例として2mのシュロチクをあげてみる。
植え替え時期になると50*30の丸鉢が根で埋まってしまうが、実際に水を吸っているヒゲ根の部分なんて数%程度。
鉢から引っこ抜くと、ひげ根があるのは鉢に触れている部分と土の表面だけだよ。
要するに丸鉢の表面積がひげ根の表面積、シュロチクを画像検索すれば分かるだろうけど、どう考えても葉の方が表面積が大きいです。
#ただ、植物によって、また植え方によって根の性質かなり違うので当てはまる場合もあると思う。
#雨後に植物を切って茎から水が浮き上がってくるのを観察した人は多いだろう。
#なんと言う植物かは忘れてしまったけど、コップになみなみ水を注げる植物もあるらしい。
Re: (スコア:0, すばらしい洞察)
>水は上で引っ張りあげるものではなくて、根から押し上げるもの
そんな馬鹿な。
実は農業にCO2は不足している? (スコア:0)
炭酸ガス施用 最前線 [ruralnet.or.jp]
これは個人の一例なんですがハウス程度の閉鎖空間でも午後にはCO2が足りなくなるんじゃないか?ということみたいですね
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
大学教養レベルの知識しかありませんが。
光合成時、葉の気孔がすべて利用されているわけではありません(大気程度の二酸化炭素濃度では不要な気孔は閉まっています)。なので、単純に気孔の密度を上げてもガス交換速度が高まるか疑問です。
また、仮にガス交換速度増加しても、葉の中の二酸化炭素濃度と葉の外の二酸化炭素濃度が平衡状態となり気孔の開度が調整されますから、長期的に吸収量が増えるとも思えません。
もちろん、条件(光、水、二酸化炭素濃度)を変えれば変わりますが、条件変更にエネルギー投下するのもどうかと。
Re:気孔が増えればCO2の吸収量が増えるのか? (スコア:1)
つまり、条件変更が自動的に行われる場所にエコシステムとして利用するという方法です。
ドウシテオレハ、ココニイルンダ!
Re:気孔が増えればCO2の吸収量が増えるのか? (スコア:1)
これを常温まで下げてしまうと、煙突効果による排気が出来なくなる→排気のための電動ファン増強→CO2増加となってしまうかもしれません
KTFSさんのアイディア実現には、更にいくつかの技術開発が必要になると思います
Re:気孔が増えればCO2の吸収量が増えるのか? (スコア:1)
ドウシテオレハ、ココニイルンダ!