アカウント名:
パスワード:
本当は危険なはずのものを安全と言うよりはよっぽどマシだと思うな。福島に足を踏み入れれば放射能を浴びるかもしれないし、そこから来た人から放射能がうつるかもしれない、っていうのは普通の考えだと思うよ。それを「そんなことはない」なんて言ったって信用できるわけないじゃん。
>本当は危険なはずのものを安全と言うよりはよっぽどマシだと思うな。
放射線は危険ではない。ただ大量に浴びれば死に到るというだけ。カフェインの致死量は・・・調べるのが面倒なので wikipedia [wikipedia.org] から引用すると、半数致死量(mg/kg)は200。でも他人が缶コーヒーを飲んでいるのを見て自殺行為だと言わないだろ。
福島県だって広いんだ。局地的に危険な地区もあれば、問題にするべきでない所もあるというのに、福島県在住だからといって「放射能汚染」で差別するのはナンセンス。
・・・とか説明しても、放射能は危険という刷り込みのある
>放射線は危険ではない。ただ大量に浴びれば死に到るというだけ。>カフェインの致死量は・・・調べるのが面倒なので wikipedia [wikipedia.org] から>引用すると、半数致死量(mg/kg)は200。でも他人が缶コーヒーを飲んでいるのを>見て自殺行為だと言わないだろ。
放射線に対する確率的影響の典型的な無理解ですね。カフェイン、あるいは通常の毒物は致死量よりずっと少ない量では何人集めても症状がありません。
100000人に一人銃弾が当たる環境にいるのと、10000人に100人銃弾が当たる環境にいるのとを比べて、確かに前者が相対的にずっと安全だとは言えます、で
>放射線は毒薬より弾丸に似ています。そうなんですか?その説明だと放射線量と癌発生確率に比例関係があるように理解できます。放射線が強い域では癌が発生しやすいなど、有意なデータがあるんでしょうか
>その説明だと放射線量と癌発生確率に比例関係があるように理解できます。
放射線がたまたま水分子(人体で一番多いのは水)から電子をとばしてラジカルを形成する確率そのラジカルがたまたま遺伝子に衝突する確率遺伝子のうちの特定機能が破壊される確率etcの積として現象が発生するわけだから物理モデルとしては比例関係にあるだろうね。
それと疫学的に有意な統計が得られるかは別。ちなみに、 1mSv以上では0.5%/Svの割合でガン死が増加することは確認されている。
しかし、無バイアスで被爆者のデータがあり、被爆量が見積もれて、追跡調査が行われたサンプルがたかだか広島長崎の12万人ぐらい。(チェルノブイリのケースでは未だに線量と対応させた追跡調査はほとんどなされていないけれど、ベラルーシなどでは国全体の発ガン率が変化したデータが結果的に発表されている。)
だから、0.01%までの精度でモデルを証明することはサンプルが少なすぎて統計学的に不可能。もちろん医療放射線の被爆者はいっぱいいるけど、最初から病変を抱えていたりして統計にバイアスがかかるという意味でそちらも0.01%まで証明することは不可能加えて放射線以外の原因のガンもある
で、疫学的に証明できないことを「医学的には証明されていない」と原子力利用推進者は言い換えるけれどそれは単に限られたサンプルによる調査の測定限界以下であるというだけのことだから、疫学的にはこの最も簡単な物理モデルに従うことが否定されているわけでもないということだ。
そして人類は今回はじめて1000万人単位の被爆者サンプルを得る。
http://www.scielo.br/img/revistas/abem/v51n5/a11fig2f.gif [scielo.br]これですかね。チェルノブイリインシンデント以後のベラルーシの甲状腺がんの発生率
隣国の国全体の平均値で、これだけ増加している。
子どもしか甲状腺がんにはならないというのも嘘かもしれないということが分かる。
ちなみに、IAEAと国連は、「因果関係は証明できない」との立場を継続している
>子どもしか甲状腺がんにはならないというのも嘘かもしれない
そんなの嘘に決まってるでしょう。大人でも普通になる病気ですよ。誰がそんなこと言ってるんです?
ちなみに「子どもの方が甲状腺にヨウ素を溜め込みやすい」という話の方は本当です。なのでそのグラフにも、当時こどもで被曝した人間が成長して甲状腺の成長速度が最大になる時期に甲状腺がんを発症するという典型的なパターンが見られますね。
>隣国の国全体の平均値
まあその半分以上がチェルノブイリまで最短16kmというゴメリ州の住人ですけどね。(福島の件でいうと浪江町の辺りの距離)
>隣国の国全体の平均値で、これだけ増加している。>>子どもしか甲状腺がんにはならないというのも嘘かもしれないという>ことが分かる。
え?そのグラフには子供〜若年しか載ってないですよね?
失礼、浪江町は流石に近すぎました。南相馬市くらいですね。
racco氏のコメントもちゃんと確認して裏をとらないと、
>そして人類は今回はじめて1000万人単位の被爆者サンプルを得る。
>隣国の国全体の平均値で、これだけ増加している。
など武田邦彦と信憑性は(悪い意味で)変わらないと。大変参考になりました。
>そして人類は今回はじめて1000万人単位の被爆者サンプルを得る。1000万人単位とは、福島第一原発から何キロメートル圏内を想定した場合でしょうか。環境放射線でも地域によってとても大きな差がありますよね、チェルノブイリ事故もありましたし。そのデータじゃ不十分なんですか?「はじめて」というのに違和感を覚えます。
やはり、福島の人や物には極力近づかない方がいいということだよね。こうやって危険性をちゃんと説明してくれるのは大変ありがたいです。
川崎や船橋の事例を批判している人はよく考え直してほしいです。そういういい加減な知ったかぶりで多くの人を命の危険に晒しているのですから。
は?今福島から避難してきている人自身は数mSvの被爆をしているかもしれない以上、将来ガン死する確率が0.001%くらい 増えてるかもしれません。って話が出てるだけでは?
が、福島から来た子供と遊んだ子供とか、福島から来た人を乗せたタクシー運転手に及ぶ害は実質ゼロ。
なるほど。科学的に正しいただの一面を示唆しただけでもこうやって勘違い馬鹿が増えてくんだなあ。脚色もされていない正しい事実であっても軽々しく表に出しちゃいかんのかもしれんね
福島だけではないですよ。基準値を超えた野菜が見つかった地域や水道水が基準値を越えた地域、群馬、茨城、千葉、東京あたりの人や物にはくれぐれも注意して下さい。基準値を超えたものを摂取した人間がどのように放射化するかを科学的に示したデータなど無いのですから。
こうやって危険性をちゃんと説明してくれるのは大変ありがたいです。
自分の思い込みを肯定してもらえるのが、だろ?
> ベラルーシなどでは
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20110329#p11 [hatena.ne.jp]「食品安全情報blog」より「チェルノブイリの遺産」--ウクライナとベラルーシでは放射線への消えない恐怖が希望の喪失をもたらし喫煙と飲酒を増加させ、そのほうがより大きな健康影響を与えた。--喫煙と飲酒が発ガン率を上げることは、よく知られていますね。
# ヒロシマ、ナガサキでも発ガン率は上がっていると思いますよ。平均寿命がのびてますから。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
気をつけるにこしたことはない (スコア:0, 荒らし)
本当は危険なはずのものを安全と言うよりはよっぽどマシだと思うな。
福島に足を踏み入れれば放射能を浴びるかもしれないし、
そこから来た人から放射能がうつるかもしれない、っていうのは普通の考えだと思うよ。
それを「そんなことはない」なんて言ったって信用できるわけないじゃん。
「薬も過ぎれば毒となる」って知ってる? (スコア:5, すばらしい洞察)
>本当は危険なはずのものを安全と言うよりはよっぽどマシだと思うな。
放射線は危険ではない。ただ大量に浴びれば死に到るというだけ。カフェインの致死量は・・・調べるのが面倒なので wikipedia [wikipedia.org] から引用すると、半数致死量(mg/kg)は200。でも他人が缶コーヒーを飲んでいるのを見て自殺行為だと言わないだろ。
福島県だって広いんだ。局地的に危険な地区もあれば、問題にするべきでない所もあるというのに、福島県在住だからといって「放射能汚染」で差別するのはナンセンス。
・・・とか説明しても、放射能は危険という刷り込みのある
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:3, 参考になる)
>放射線は危険ではない。ただ大量に浴びれば死に到るというだけ。
>カフェインの致死量は・・・調べるのが面倒なので wikipedia [wikipedia.org] から
>引用すると、半数致死量(mg/kg)は200。でも他人が缶コーヒーを飲んでいるのを
>見て自殺行為だと言わないだろ。
放射線に対する確率的影響の典型的な無理解ですね。
カフェイン、あるいは通常の毒物は致死量よりずっと少ない量では何人集めても症状がありません。
100000人に一人銃弾が当たる環境にいるのと、10000人に100人銃弾が当たる環境にいるのとを比べて、確かに前者が相対的にずっと安全だとは言えます、で
Re: (スコア:0)
>放射線は毒薬より弾丸に似ています。
そうなんですか?
その説明だと放射線量と癌発生確率に比例関係があるように理解できます。
放射線が強い域では癌が発生しやすいなど、有意なデータがあるんでしょうか
Re:「薬も過ぎれば毒となる」って知ってる? (スコア:2)
>その説明だと放射線量と癌発生確率に比例関係があるように理解できます。
放射線がたまたま水分子(人体で一番多いのは水)から電子をとばしてラジカルを形成する確率
そのラジカルがたまたま遺伝子に衝突する確率
遺伝子のうちの特定機能が破壊される確率etc
の積として現象が発生するわけだから物理モデルとしては比例関係にあるだろうね。
それと疫学的に有意な統計が得られるかは別。
ちなみに、 1mSv以上では0.5%/Svの割合でガン死が増加することは確認されている。
しかし、無バイアスで被爆者のデータがあり、被爆量が見積もれて、追跡調査が行われた
サンプルがたかだか広島長崎の12万人ぐらい。(チェルノブイリのケースでは未だに線量と対応
させた追跡調査はほとんどなされていないけれど、ベラルーシなどでは国全体の発ガン率が
変化したデータが結果的に発表されている。)
だから、0.01%までの精度でモデルを証明することはサンプルが少なすぎて
統計学的に不可能。もちろん医療放射線の被爆者はいっぱいいるけど、最初から病変を抱えていたり
して統計にバイアスがかかるという意味でそちらも0.01%まで証明することは不可能
加えて放射線以外の原因のガンもある
で、疫学的に証明できないことを「医学的には証明されていない」と原子力利用推進者は言い換えるけれど
それは単に限られたサンプルによる調査の測定限界以下であるというだけのことだから、疫学的にはこの
最も簡単な物理モデルに従うことが否定されているわけでもないということだ。
そして人類は今回はじめて1000万人単位の被爆者サンプルを得る。
Re:「薬も過ぎれば毒となる」って知ってる? (スコア:3, 参考になる)
生物にとってみれば放射線はDNAを壊す多くの因子(紫外線やらある種の化学物質やら)のうちの一つに過ぎないわけよね。生物には壊れたDNAを修復する機構があって、毎日損傷したDNAをせっせと直してる。放射線量と癌化が比例するのは、修復が追いつかないような強い放射線量でのみ正しい。弱い放射線を長期間浴びたらどうなるか?は、やはり「わからない」が正しい。
個人的意見としては、これは統計サンプルの取り方や少なさもあるだろうが、生物、癌の複雑さに起因する部分が大きいのではないかと思う。あと他の因子の影響が同程度に強くなってくるわけだし。それこそパラレルワールドでも用意しなきゃ結論はでないんじゃないか?
Re:「薬も過ぎれば毒となる」って知ってる? (スコア:1)
因子によってDNAの壊れ方は違うんで、直し方も違うけどね。DNA修復機構だけでもすごく複雑。
Re:「薬も過ぎれば毒となる」って知ってる? (スコア:2)
http://www.scielo.br/img/revistas/abem/v51n5/a11fig2f.gif [scielo.br]
これですかね。
チェルノブイリインシンデント以後のベラルーシの甲状腺がんの発生率
隣国の国全体の平均値で、これだけ増加している。
子どもしか甲状腺がんにはならないというのも嘘かもしれないという
ことが分かる。
ちなみに、IAEAと国連は、「因果関係は証明できない」との立場を継続している
Re:「薬も過ぎれば毒となる」って知ってる? (スコア:1, 参考になる)
>子どもしか甲状腺がんにはならないというのも嘘かもしれない
そんなの嘘に決まってるでしょう。大人でも普通になる病気ですよ。誰がそんなこと言ってるんです?
ちなみに「子どもの方が甲状腺にヨウ素を溜め込みやすい」という話の方は本当です。
なのでそのグラフにも、当時こどもで被曝した人間が成長して
甲状腺の成長速度が最大になる時期に甲状腺がんを発症するという典型的なパターンが見られますね。
>隣国の国全体の平均値
まあその半分以上がチェルノブイリまで最短16kmというゴメリ州の住人ですけどね。
(福島の件でいうと浪江町の辺りの距離)
Re: (スコア:0)
>隣国の国全体の平均値で、これだけ増加している。
>
>子どもしか甲状腺がんにはならないというのも嘘かもしれないという
>ことが分かる。
え?そのグラフには子供〜若年しか載ってないですよね?
Re: (スコア:0)
失礼、浪江町は流石に近すぎました。南相馬市くらいですね。
Re: (スコア:0)
racco氏のコメントもちゃんと確認して裏をとらないと、
>そして人類は今回はじめて1000万人単位の被爆者サンプルを得る。
>隣国の国全体の平均値で、これだけ増加している。
など武田邦彦と信憑性は(悪い意味で)変わらないと。
大変参考になりました。
Re:「薬も過ぎれば毒となる」って知ってる? (スコア:1, 参考になる)
>そして人類は今回はじめて1000万人単位の被爆者サンプルを得る。
1000万人単位とは、福島第一原発から何キロメートル圏内を想定した場合でしょうか。
環境放射線でも地域によってとても大きな差がありますよね、チェルノブイリ事故もありましたし。
そのデータじゃ不十分なんですか?
「はじめて」というのに違和感を覚えます。
Re: (スコア:0, すばらしい洞察)
やはり、福島の人や物には極力近づかない方がいいということだよね。
こうやって危険性をちゃんと説明してくれるのは大変ありがたいです。
川崎や船橋の事例を批判している人はよく考え直してほしいです。
そういういい加減な知ったかぶりで多くの人を命の危険に晒しているのですから。
Re:「薬も過ぎれば毒となる」って知ってる? (スコア:2, 参考になる)
は?今福島から避難してきている人自身は数mSvの被爆をしているかもしれない以上、将来ガン死する確率が0.001%くらい 増えてるかもしれません。って話が出てるだけでは?
が、福島から来た子供と遊んだ子供とか、福島から来た人を乗せたタクシー運転手に及ぶ害は実質ゼロ。
Re: (スコア:0)
なるほど。科学的に正しいただの一面を示唆しただけでも
こうやって勘違い馬鹿が増えてくんだなあ。
脚色もされていない正しい事実であっても軽々しく表に出しちゃいかんのかもしれんね
Re: (スコア:0)
福島だけではないですよ。
基準値を超えた野菜が見つかった地域や水道水が基準値を越えた地域、
群馬、茨城、千葉、東京あたりの人や物にはくれぐれも注意して下さい。
基準値を超えたものを摂取した人間がどのように放射化するかを科学的に示したデータなど無いのですから。
Re: (スコア:0)
自分の思い込みを肯定してもらえるのが、だろ?
Re: (スコア:0)
> ベラルーシなどでは
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20110329#p11 [hatena.ne.jp]
「食品安全情報blog」より「チェルノブイリの遺産」
--
ウクライナとベラルーシでは放射線への消えない恐怖が希望の喪失をもたらし喫煙と飲酒を増加させ、そのほうがより大きな健康影響を与えた。
--
喫煙と飲酒が発ガン率を上げることは、よく知られていますね。
# ヒロシマ、ナガサキでも発ガン率は上がっていると思いますよ。平均寿命がのびてますから。