「誤差を許容することで劇的な省電力を目指すコンピューティング」記事へのコメント

DRAMのリフレッシュ

[Anonymous Coward]

継続的にくり返し読み書きするDRAMは、読み書き自体がリフレッシュになるんで リフレッシュサイクルはまったく実行しないのが昔からのハードウエア実装方法です。

Re:

[chocopa (14067)]

そういや、90年代前半にDRAMのタイミング系を自作してたときに、1秒以上アクセスもリフレッシュしなくても記憶が残っていて驚いた。

Re:DRAMのリフレッシュ

[dokodokodon (19060)]

「プロセッサを支える技術」310ページ曰く、

実は、DRAMの大部分の記憶セルは、1秒くらい経っても正しく情報を読み出すことができます。
[省略]
(製造のばらつきを考慮して)規格としては64msという安全ラインが設定されているわけです。

だそうです。

Re:

[Anonymous Coward]

32bit Windowsで余ったメモリをRAMディスクにするのが流行ったとき、RAMディスクにウォームスタート機能を付ける実験をしてみたことがあります。
大部分の内容は残っているのですが、ところどころ壊れているという状態なんでRAMディスクとしてはちょっと使い物になりませんでした。誤差を許容するような用途ならなにか使いみちがあるかもしれません。

Re:

[Anonymous Coward]

リーク電流は温度等のパラメータ変動によって指数関数的に増大することもあるので、桁がいくつも違うくらいの十分なマージンが必要
TEGでセル単体のテストをすれば、もっと良いホールド特性が得られることもある