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前田建設なら、ファンタジーで済むんだが、大林組となるとマジだ。
個人的印象なら、日本国家がやるといいうより現実味がある。
上りと下りの質量が同じなら(理想的には)エネルギ消費が無いってのがありますから, 例えば軌道まで酸化マグネシウムを持っていって太陽光励起レーザーで分解 [titech.ac.jp]して, また地上まで持って帰るなんていう贅沢な使い方もできるようになります.
高圧直流送電で36000kmを送るのと, どっちが効率がいいかとか, 宇宙エレベータに数千~数万トンの輸送力があるのかとか問題はいろいろありますけどね.
宇宙エレベータに数千~数万トンの輸送力があるのか
いや、そこまで無制限に輸送能力があるわけではないでしょう。ケーブルの強度はそんなに余裕あるわけではないですし、同期軌道までペイロードを運ぶのに時間がかかります。
# そもそも、酸化マグネシウムを分解して発生した酸素は宇宙空間に捨ててしまう?
1kgのマグネシウム(Mg)を得るために軌道上に持ち上げなければならない酸化マグネシウム(MgO)は1.6kgほどです。1kgのマグネシウムから得られる25MJのエネルギーでは、リフターのエネルギー効率が100%としても、1.6kgを持ち上げられるのは高度2000km未満です。
同期軌道上ではエネルギーを無制限に得られると仮定するにしても、マグネシウム程度の低いエネルギー密度のもので軌道エレベータの輸送能力を占有してしまったらさすがに無駄が大きすぎるでしょう。(たぶん収支はマイナス)
同期軌道をぐるりと周る円形加速器(←夢が広がるなあ)で反物質を生成して地上に下ろす、という使い方なら、エネルギー密度的においしいかもしれませんが。
元コメの主張は、「1.6kgのMgOを持ち上げる」のと同時に「1kgのMGと0.6kgのO2を下ろす」ことで、「位置エネルギー的には得失がない」から、「上げ下ろしに必要なエネルギーは、摩擦などのロスの分だけ」ということでしょ。
だから、
というのは、ちょっとずれてると思う。
あー、書き方が良くなかったですね。
…をゴッチャに書いてます。
「酸素分の質量を持ち上げるエネルギーを捨てることになるから」収支がマイナスだよね、ということを言いたかったわけではありません。
>上りと下りの質量が同じなら(理想的には)エネルギ消費が無い
普通のエレベータはそうですが、軌道エレベータの場合ケーブルだけの慣性質量だけでも凄いことになるので、ケーブルは固定・籠は自走式が前提です。
いや, この場合でもゴンドラの位置エネルギをリニアモーター等で発電・回収して上りの方の駆動に回すって設計にすればいいだけです. と言うか, そうした設計にしないと軌道エレベータのうまみがかなり削減されます.
いや、エネルギーを回収できるかどうかではなくて、吊っているケーブルの質量が大きいので動かすのが大変だ、という指摘でしょう。
ただ、数トンのペイロードを吊るすだけなら、必要なケーブルはそんなに大きな質量にならないという試算をみたような。(で、最初期の軌道エレベータはコンパクトに作れるので現実性はそんなに薄くないですよ、という試算だったような。うーん、検索してもすぐに出てこないな)
たぶん、吊らずに軌道エレベータ側にコイル設けてリニアモータ駆動にする話では。軌道エレベータ側にコイル設けるほどの余裕なんてのがあるかは知りません。
が、ふと思ったのはハイブリッドで、リニアモータで加減速してケーブルと同期させたり停止したりして、ケーブルは止めない、と言うのもありか。#スキーリフト式、ただし追突とか安全面はしりません
まあ、そもそも1本で中継なしにする必要性もありませんし、吊るにしても慣性エネルギーはある程度回生できますし、設備重量と効率の兼ね合いの話になると思いますが。#で、設備重量も効率も、軌道エレベータが実現できるような世の中なら今とは別物な可能性あるし。
回生するというか、降下時のエネルギーを吸収する仕組みを設けないと、大気圏外なので、もの凄い速度まで加速されてしまいますね。熱として捨てることもできないし。
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大林組が?前田建設じゃなくて? (スコア:5, おもしろおかしい)
前田建設なら、ファンタジーで済むんだが、大林組となるとマジだ。
個人的印象なら、日本国家がやるといいうより現実味がある。
Re: (スコア:1)
ところで、リンク先には宇宙エレベーターの用途として宇宙への物資の大量輸送が示されています。そんな需要ってあるんでしょうか。月面に基地を作るとか、宇宙ステーションを建造するとか、何か大規模な需要がないとペイしないんじゃないですかね。
Re:大林組が?前田建設じゃなくて? (スコア:1)
上りと下りの質量が同じなら(理想的には)エネルギ消費が無いってのがありますから, 例えば軌道まで酸化マグネシウムを持っていって太陽光励起レーザーで分解 [titech.ac.jp]して, また地上まで持って帰るなんていう贅沢な使い方もできるようになります.
高圧直流送電で36000kmを送るのと, どっちが効率がいいかとか, 宇宙エレベータに数千~数万トンの輸送力があるのかとか問題はいろいろありますけどね.
Re:大林組が?前田建設じゃなくて? (スコア:2)
いや、そこまで無制限に輸送能力があるわけではないでしょう。ケーブルの強度はそんなに余裕あるわけではないですし、同期軌道までペイロードを運ぶのに時間がかかります。
# そもそも、酸化マグネシウムを分解して発生した酸素は宇宙空間に捨ててしまう?
1kgのマグネシウム(Mg)を得るために軌道上に持ち上げなければならない酸化マグネシウム(MgO)は1.6kgほどです。1kgのマグネシウムから得られる25MJのエネルギーでは、リフターのエネルギー効率が100%としても、1.6kgを持ち上げられるのは高度2000km未満です。
同期軌道上ではエネルギーを無制限に得られると仮定するにしても、マグネシウム程度の低いエネルギー密度のもので軌道エレベータの輸送能力を占有してしまったらさすがに無駄が大きすぎるでしょう。(たぶん収支はマイナス)
同期軌道をぐるりと周る円形加速器(←夢が広がるなあ)で反物質を生成して地上に下ろす、という使い方なら、エネルギー密度的においしいかもしれませんが。
Re:大林組が?前田建設じゃなくて? (スコア:1)
元コメの主張は、「1.6kgのMgOを持ち上げる」のと同時に「1kgのMGと0.6kgのO2を下ろす」ことで、「位置エネルギー的には得失がない」から、「上げ下ろしに必要なエネルギーは、摩擦などのロスの分だけ」ということでしょ。
だから、
というのは、ちょっとずれてると思う。
Re:大林組が?前田建設じゃなくて? (スコア:2)
あー、書き方が良くなかったですね。
…をゴッチャに書いてます。
「酸素分の質量を持ち上げるエネルギーを捨てることになるから」収支がマイナスだよね、ということを言いたかったわけではありません。
Re: (スコア:0)
>上りと下りの質量が同じなら(理想的には)エネルギ消費が無い
普通のエレベータはそうですが、軌道エレベータの場合
ケーブルだけの慣性質量だけでも凄いことになるので、
ケーブルは固定・籠は自走式が前提です。
Re:大林組が?前田建設じゃなくて? (スコア:1)
いや, この場合でもゴンドラの位置エネルギをリニアモーター等で発電・回収して上りの方の駆動に回すって設計にすればいいだけです. と言うか, そうした設計にしないと軌道エレベータのうまみがかなり削減されます.
Re:大林組が?前田建設じゃなくて? (スコア:2)
いや、エネルギーを回収できるかどうかではなくて、吊っているケーブルの質量が大きいので動かすのが大変だ、という指摘でしょう。
ただ、数トンのペイロードを吊るすだけなら、必要なケーブルはそんなに大きな質量にならないという試算をみたような。(で、最初期の軌道エレベータはコンパクトに作れるので現実性はそんなに薄くないですよ、という試算だったような。うーん、検索してもすぐに出てこないな)
Re: (スコア:0)
たぶん、吊らずに軌道エレベータ側にコイル設けてリニアモータ駆動にする話では。
軌道エレベータ側にコイル設けるほどの余裕なんてのがあるかは知りません。
が、ふと思ったのはハイブリッドで、リニアモータで加減速してケーブルと同期させたり停止したりして、ケーブルは止めない、と言うのもありか。
#スキーリフト式、ただし追突とか安全面はしりません
まあ、そもそも1本で中継なしにする必要性もありませんし、吊るにしても慣性エネルギーはある程度回生できますし、設備重量と効率の兼ね合いの話になると思いますが。
#で、設備重量も効率も、軌道エレベータが実現できるような世の中なら今とは別物な可能性あるし。
Re: (スコア:0)
回生するというか、降下時のエネルギーを吸収する仕組みを設けないと、
大気圏外なので、もの凄い速度まで加速されてしまいますね。
熱として捨てることもできないし。