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よくありがちなパターンとしては、
特に4番目なんかは、最初に見た論文リストが間違ってるせいで文献に行き当たらなくて、仕方がないからその最初に見たリストからそのまま引用してしまったら・・・なんて感じで、いかにもありそうですな ;-p
自分の論文(A)の参考文献として論文(B)を載せるということは、当然、自分は論文(B)を読んだということを示唆しているわけですが、そうでない場合(いけないんだけど)があって、そのなかに、以下のような例があるだろう、というわけです。
自分が読んだ別の論文(C)には、参考文献として論文(B)が載っていました(つまり、末尾に論文(B)の著者、雑誌名、巻号、ページ、年が載っている)。論文(C)を読むと、論文(B)というのは非常に重要な論文らしいことが分かる。そこで、論文(C)の末尾の参考文献リストから論文(B)の著者、雑誌名、巻号、ページ、年を自分が今書いている論文(A)にコピペしちゃえ、というわけです。
もし論文(B)の該当部分にtypoが存在した場合、そのtypoが論文(A)にも伝染するだろう。だから、そのような伝染の数を統計的に調べることで、そのようなコピペの頻度が分かるのではないか、ということだと思います。
この方法論にはいろいろと限界があるとは思いますが、すごい着想です。自分的には、めちゃくちゃつぼにはまりました。
というわけで、内容には一切関係ありません。なぜなら、著者名、雑誌名、巻号、ページ、年のなかに現れるtypoのことだからです。
論文を読んでいただければいいんですが、 実際にはそのような typo 伝染のリンクを仮定し、 確率推移の結果の定常状態として分布ができているとしています。
でタレ込み文を投げた後で思ったんですが、 これ発想としては PageRank [kyoto-u.ac.jp] で使ってる考え方とちょっと似てるんですよね。 そういう意味でも面白いなあ、と思ったです。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
鵜呑みの場合は? (スコア:0)
> 実際に読めば typo は修正されるはず、
> 同じ typo が伝播するのは丸写しのせい、という原理です。
「その方面に詳しくないために内容を鵜呑みにして、typoにすら気付かなかった」
なんて可能性も考慮されているんでしょうか?
大学時代、周囲にそんなヒトが多かったもので...。
Re:鵜呑みの場合は? (スコア:4, おもしろおかしい)
このテーマで、最初のコメントがこれ、てのは、あんまりだ。
ひょっとして、ネタ?
Re:鵜呑みの場合は? (スコア:2, すばらしい洞察)
よくありがちなパターンとしては、
特に4番目なんかは、最初に見た論文リストが間違ってるせいで文献に行き当たらなくて、仕方がないからその最初に見たリストからそのまま引用してしまったら・・・なんて感じで、いかにもありそうですな ;-p
Re:鵜呑みの場合は? (スコア:1)
>仕方がないからその最初に見たリストからそのまま引用してしまったら・・・
>なんて感じで、いかにもありそうですな ;-p
それくらいは許して(くれ|やれ)というのが正直な感想。
はっきりいって普通じゃ手に入らないような論文をわざわざ外国の大御所が引用してくれたおかげでノーベル賞 [srad.jp]ってな話もあるのだし。
#あ、大御所が孫引きしたんじゃなくて、大御所の論文を引用して、
#さらにその引用先が件の論文だったとしたら孫引きでも仕方ないでしょ?って話。
それと、引用先の論文が日本語だったりしたらどうすんだと言いたかったり。
#自分が英語の論文書く際に自分が日本語で書いた論文引用したのでID
#さて、この場合、業績水増しでもいいから同じ内容で
#英語論文を書くべきか、書くべきでないか。
P.S. 無断引用、すまんかった>y_tambe氏
Re:鵜呑みの場合は? (スコア:1)
#英語の論文に日本語の論文引用しません?普通。(in Japanese)とか書いて。
Re:鵜呑みの場合は? (スコア:1, 参考になる)
自分の論文(A)の参考文献として論文(B)を載せるということは、当然、自分は論文(B)を読んだということを示唆しているわけですが、そうでない場合(いけないんだけど)があって、そのなかに、以下のような例があるだろう、というわけです。
自分が読んだ別の論文(C)には、参考文献として論文(B)が載っていました(つまり、末尾に論文(B)の著者、雑誌名、巻号、ページ、年が載っている)。論文(C)を読むと、論文(B)というのは非常に重要な論文らしいことが分かる。そこで、論文(C)の末尾の参考文献リストから論文(B)の著者、雑誌名、巻号、ページ、年を自分が今書いている論文(A)にコピペしちゃえ、というわけです。
もし論文(B)の該当部分にtypoが存在した場合、そのtypoが論文(A)にも伝染するだろう。だから、そのような伝染の数を統計的に調べることで、そのようなコピペの頻度が分かるのではないか、ということだと思います。
この方法論にはいろいろと限界があるとは思いますが、すごい着想です。自分的には、めちゃくちゃつぼにはまりました。
というわけで、内容には一切関係ありません。なぜなら、著者名、雑誌名、巻号、ページ、年のなかに現れるtypoのことだからです。
Re:鵜呑みの場合は? (スコア:1)
論文を読んでいただければいいんですが、 実際にはそのような typo 伝染のリンクを仮定し、 確率推移の結果の定常状態として分布ができているとしています。
でタレ込み文を投げた後で思ったんですが、 これ発想としては PageRank [kyoto-u.ac.jp] で使ってる考え方とちょっと似てるんですよね。 そういう意味でも面白いなあ、と思ったです。
Re:鵜呑みの場合は? (スコア:0)
引用した論文のtypoの伝播のことではなく、引用のエントリのtypoが伝播している現象から類推して20%としているのでは?