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高台を造成した方が費用対効果に優れるんじゃないの。
その高台まで逃げる時間をかせぐ装置なんじゃないかな。この前NHKでやってたけど、津波くるまで10分ていう想定でお年寄りがむちゃくちゃ頑張って15分かかったとか言ってたから、そういうところでは役に立つ気がする。
「(避難地としての)高台を造成する」じゃなくて「(住むための)高台を造成する」という意味では.
で、職場としての漁港には対策が要らないんですか?
住める高台作って、そこに全員引っ越させるのか?そんなんコスパ悪すぎるだろw
そしてその高台造成時の想定を超えた津波が来て、「もっと高くしとけばよかった〜!」となるわけですね。
実際にそうならないように検討はしてるようですよ。
現時点での設計では海面から6.4mの高さの防波堤になるらしいのですが、先日発表された南海トラフ地震が起きた際の被害想定だとこの地域では8mの高さの津波が来るとの事。なのでそのまま設計どおりに進めるのか検討中だってお役所の人がニュースで語ってました。一応現時点で想定されるワーストにあわせるのか、さらにマージンを取るのか、当初の予定通り行くのかは今後の話になるようですが、多分ソロバンを片手に悩んでるのではないかと。
でもやっぱり最後は出たとこ勝負だね! → でもやっぱりそんなの強力悲しいじゃん?# という事でワンダバといえばKO世紀ビースト三獣士が真っ先に浮かんでしまう
今回の受注額は7.3億円だそうで [asahi.com]。これで10メートルだそうです。政府計画では230メートル作るそうなので、まとめて発注してもコストは同じという高めの計算で行って23倍としても約168億円。
一方たとえば南三陸町の高台移転費用は約1400億円 [iza.ne.jp]と言われてます。桁が違いますがな。それから高台移転してもこれは港湾を守るための設備なので、港は当然海辺に残りますから別個に必要でしょうな。
約168億円って、関電が原発が稼動できないことによって増えた燃料費の約25日分ですね。関電に原発の再稼動を認める代りに燃料費の差額を一年分寄付しろといえば、約3.3km整備できる計算になります。
さて、安全だけど不安を解消するためにお金を使うのと、安全を得るためにお金を使うのと、どっちがより健全な使い方なのでしょうかね。
どちらかというと、津波リスクが低い日本海側より、太平洋側に原発を設置している電気事業者に設置を迫るべきだと思います。
福井沖の地震はそう遠くない時期におきそうだから、イエズス会日本書翰集の「若狭の国には海の近くに大変大きな別の町があって町全体が恐ろしいことに山と思われるほど大きな波浪に覆われてしまった。そして、その引き際に家屋も男女もさらっていってしまい、塩水の泡に覆われた土地以外には何も残らず、全員が海中で溺死した。」という津波ぐらいは想定しておくべきかと。
これ、港湾部の街は守れないから、単純に価格を比較したらダメ。高台移転は一時費用だが、こちらは継続したメンテが必要な上、時間は遅らせることはできても、湾岸地域は被災する度に再建する必要が有るでしょう。
南海トラフの地震はまだ2~30年程度の準備期間が取れそうだけど、台風による高波や日本以外の地震による津波は待ったなしだからなぁ。
生活の糧を海に頼っている住民も多く、いざ津波に備えて湾外に船を退避させようにも、港まで遠かったら出航間際を襲われる事態も多数出るだろうし、平野部がなく交通アクセスが海辺の際しかない場所も多い。高台に居住地を作りましたといわれても、単純に「はい引越ましょう」とはいかない。例えば海抜10m以下に住宅作るなといったら、横浜駅で海抜6m, 東京駅で3m(Mapion調べ)の京浜地区は総引越せざるをえない。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
こんなものを作る予算で (スコア:0)
高台を造成した方が費用対効果に優れるんじゃないの。
Re:こんなものを作る予算で (スコア:1)
その高台まで逃げる時間をかせぐ装置なんじゃないかな。
この前NHKでやってたけど、津波くるまで10分ていう想定で
お年寄りがむちゃくちゃ頑張って15分かかったとか
言ってたから、そういうところでは役に立つ気がする。
Re: (スコア:0)
「(避難地としての)高台を造成する」じゃなくて「(住むための)高台を造成する」という意味では.
Re:こんなものを作る予算で (スコア:2)
道路が渋滞や事故で迂回が必要かもしれないし
観光地なら観光客が居るかもしれないし
夏なら海水浴客が居るかもしれない
造成地区が崩れない保証もない
あらゆる被害災害が文字通り複合的に起こるわけだから
費用対効果にとらわれず、あらゆる手を尽くさねばならんと思うのよ
費用、効果、竣工年数、耐久性、etc..etc...
いろんなモノを鑑みて現存防災システムの強化・補完として悪くないと思うよ
Re: (スコア:0)
で、職場としての漁港には対策が要らないんですか?
Re: (スコア:0)
住める高台作って、そこに全員引っ越させるのか?
そんなんコスパ悪すぎるだろw
Re: (スコア:0)
そしてその高台造成時の想定を超えた津波が来て、「もっと高くしとけばよかった〜!」となるわけですね。
Re: (スコア:0)
実際にそうならないように検討はしてるようですよ。
現時点での設計では海面から6.4mの高さの防波堤になるらしいのですが、先日発表された
南海トラフ地震が起きた際の被害想定だとこの地域では8mの高さの津波が来るとの事。
なのでそのまま設計どおりに進めるのか検討中だってお役所の人がニュースで語ってました。
一応現時点で想定されるワーストにあわせるのか、さらにマージンを取るのか、当初の予定通り
行くのかは今後の話になるようですが、多分ソロバンを片手に悩んでるのではないかと。
でもやっぱり最後は出たとこ勝負だね! → でもやっぱりそんなの強力悲しいじゃん?
# という事でワンダバといえばKO世紀ビースト三獣士が真っ先に浮かんでしまう
Re: (スコア:0)
今回の受注額は7.3億円だそうで [asahi.com]。
これで10メートルだそうです。政府計画では230メートル作るそうなので、まとめて発注してもコストは同じという高めの計算で行って23倍としても約168億円。
一方たとえば南三陸町の高台移転費用は約1400億円 [iza.ne.jp]と言われてます。
桁が違いますがな。
それから高台移転してもこれは港湾を守るための設備なので、港は当然海辺に残りますから別個に必要でしょうな。
Re:こんなものを作る予算で (スコア:3, 興味深い)
約168億円って、関電が原発が稼動できないことによって増えた燃料費の約25日分ですね。
関電に原発の再稼動を認める代りに燃料費の差額を一年分寄付しろといえば、約3.3km整備できる計算になります。
さて、安全だけど不安を解消するためにお金を使うのと、安全を得るためにお金を使うのと、どっちがより健全な使い方なのでしょうかね。
Re: (スコア:0)
どちらかというと、津波リスクが低い日本海側より、太平洋側に原発を設置している電気事業者に設置を迫るべきだと思います。
Re: (スコア:0)
福井沖の地震はそう遠くない時期におきそうだから、イエズス会日本書翰集の「若狭の国には海の近くに大変大きな別の町があって町全体が恐ろしいことに山と思われるほど大きな波浪に覆われてしまった。そして、その引き際に家屋も男女もさらっていってしまい、塩水の泡に覆われた土地以外には何も残らず、全員が海中で溺死した。」という津波ぐらいは想定しておくべきかと。
Re: (スコア:0)
これ、港湾部の街は守れないから、単純に価格を比較したらダメ。
高台移転は一時費用だが、こちらは継続したメンテが必要な上、
時間は遅らせることはできても、湾岸地域は被災する度に再建する必要が有るでしょう。
Re: (スコア:0)
南海トラフの地震はまだ2~30年程度の準備期間が取れそうだけど、台風による高波や日本以外の地震による津波は待ったなしだからなぁ。
安易に「高台に移住すれば」とかいうやついるけど (スコア:0)
生活の糧を海に頼っている住民も多く、いざ津波に備えて湾外に船を退避させようにも、港まで遠かったら出航間際を襲われる事態も多数出るだろうし、平野部がなく交通アクセスが海辺の際しかない場所も多い。高台に居住地を作りましたといわれても、単純に「はい引越ましょう」とはいかない。
例えば海抜10m以下に住宅作るなといったら、横浜駅で海抜6m, 東京駅で3m(Mapion調べ)の京浜地区は総引越せざるをえない。