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「ゆれくるコール」の舞台裏http://anond.hatelabo.jp/20130604084853 [hatelabo.jp]
ゆれくる側は事実無根だとして日記の削除要求をしていますが、はてさてどうなりますことやら。
削除されるらしいのであらすじだけかいておくと、ゆれくるコールというのがアプリがあって、そこのとある上司がアイデアは部下(はてな主の友人)のものだったが、自分が思いついたということにした。その上司は開発にかんしては素人で、仕事中は仕事そっちのけでフェイスブックやツイッタに夢中。(個人的には仕事できないけどコミュ力は非常に高いタイプと邪推)夜中にサーバーがダウンしたときに連絡がとれず、やっとつながったら明日にしようとの返答。アプリ・サーバーの品質改善は二の次で、有料化や、広告を増やす、といった方向ばかりに開発を注力させていた。結局、友人は精神を病んで会社を辞めた。
という話。どういう体制で開発してえたのかもいまいち不明だが個人的にはどこにでも有る話だし、日本は上司どころか従業員のアイデアは会社に帰属する、なんてどこの共産主義?みたいな方向に進んでいっているので、ますますこういう話は増えるんじゃないかな?
>日本は上司どころか従業員のアイデアは会社に帰属する、なんてどこの共産主義?みたいな方向に進んでいっているので、ますますこういう話は増えるんじゃないかな?
業務時間内に業務としてやってるんなら、会社に帰属するのが当然だと思いますけどね。どこぞの青色LEDとかでもそうだけど、会社のリソース使って、何も貢献出来ない間は会社におんぶにだっこなくせに、一発当たったら自分の物で会社の物じゃないとかって理屈自体がおかしいだけな気が。自分のものにしたけりゃ、自分のリソースだけでやれば良いのに。
> 一発当たったら自分の物で会社の物じゃないとかって理屈自体がおかしいだけな気が。
20年程前の話。ある商社の部長で、パートナー企業から現ナマで50億円を切り取った人がいました。商社は利益率が低いから、現ナマ50億円だと一千億円位の売上に相当かな。今はその会社で副会長だかをしています。もちろん、50億円がどうのだけでなく、すごく出来る人だったから、昇進したんだけれど。
件の会社は、元は年商20億円位の中小企業。それこそ吹けば飛ぶ様な、地方の下請け企業。それが年商2千億円の会社になった商材を開発(あるいはその端緒を作った)のですからねえ。その功績に対し、部長待遇とかにするとかでお茶を濁すのは、なんともけち臭いのでは?
大体ビジネスなんてものは、金とノウハウが車の両輪で。その両方を持っている人間なんて、極めてマレでしょう。「自分の金で云々」は、現実的ではないと思いますよ。
> どこぞの青色LEDとかでもそうだけど、
青色LEDの場合は、双方に個別の事情があったと記憶してるけど…一般化してこういう例のあげかたは乱暴じゃないか。
海外の学会とかでは、発明者の身分が会社員であることを承知した上で「おまえ、そりゃ奴隷だろ」的な言われかたをしてたのも本当らしいし。どうなんでしょね。
> 海外の学会とかでは、発明者の身分が会社員であることを承知した上で> 「おまえ、そりゃ奴隷だろ」的な言われかたをしてたのも本当らしいし。> どうなんでしょね。
結構待遇は良かったようですよ。< 中の人に直接聞いた。奴隷な発言は、向こうの研究員と日本の研究員の違いで出た発言なんじゃないですかね。。(結果を出さないと直ぐにリリースされるし、1年とか半年契約も多いし)(結果を出せばデカいけど、結果を出せないと存在できないw)
まー彼氏の場合には、強欲の塊だったんでは?今は鳴かず飛ばずなようですけど。
優れたアイデアはそう簡単にホイホイ出てくるようなものではないよ。フェアチャイルドで1959年に、不良品率の多いメサ型トランジスタの欠点を改良し、当時としては画期的な製品となった プレーナ型トランジスタを発明したハーニー氏 [eonet.ne.jp]も、その後スピンアウトして幾つも会社を立ち上げた割にたいした業績ないし。# 「電子立国」の取材当時にもあと5つぐらい会社を立ち上げようとしていたはず。
研究・開発分野で出世する人はだいたい30代までには何かとてつもなく凄いことをやって、その後は実績を買われるとか、その後の発展を担う人材になって大成するケースが多いように思えます。
トランジスタの発明に加えて、超電導で二度目のノーベル賞を取った、ジョン・バーディーン氏 [wikipedia.org]のような人はそうそういませんからね。
> 結構待遇は良かったようですよ。< 中の人に直接聞いた。
「先代の社長には良くしてもらって頭が上がらなかったけど、息子さんの代で嫌われて苛められてた」という話はどの程度本当なのかな。下世話だけど気になる。
> 今は鳴かず飛ばずなようですけど。
普通にお仕事なさってるんじゃないですかね。青色LED並に話題になるような成果はそうそうでないでしょうし。
>どこぞの青色LEDとかでもそうだけど、会社のリソース使って、何も貢献出来ない間は会社におんぶにだっこなくせに、
まあ、有能な人物はこういう評価しかできないところで働き続けたい、とは思わないでしょうね。結果、情報の流出やら、ヘッドハンティングとかされまくってんじゃない?最近の日本の産業は?てか、ここらへんの流れってまんまソ連の弱体化と同じだと思うんだが。
いくら優れたアイディアを持っていようが、スポンサーという出資者がいなければ世の中で陽の目を見ることは無い訳で。「そんなに優れたアイディアだったら、どうしてスポンサーにタダでくれてやってるんですか?」という。
「自分は凄い構想を持っているんだ」と言っている映画監督とか、いっぱいいますけど、出資スポンサーがいなければ、メガホンを握ることもできなければ、映画化もできないです。
みんな、「自分のアイディアを世に広められるなら、対価がタダであってもいい」と思っているんでしょうか。だから世間のクリエイターの類は、その殆どが貧乏生活なのですけど。。
むしろそういうのは海外の方が厳しいですよね。
会社に帰属する仕事とそれ以外の仕事との分離。会社で作ったものの持ち出し禁止に対する厳しい契約事項等。
最初から揉めるのが判っているので、契約の時点でかなり厳しくなります。書類を書かされる。企業どころかアカデミックな研究所でさえ。日本の方がゆるゆる。だから、日本だと後で揉める。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
関連 (スコア:1)
「ゆれくるコール」の舞台裏
http://anond.hatelabo.jp/20130604084853 [hatelabo.jp]
ゆれくる側は事実無根だとして日記の削除要求をしていますが、
はてさてどうなりますことやら。
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
Re: (スコア:0)
削除されるらしいのであらすじだけかいておくと、
ゆれくるコールというのがアプリがあって、そこのとある上司がアイデアは部下(はてな主の友人)のものだったが、自分が思いついたということにした。
その上司は開発にかんしては素人で、仕事中は仕事そっちのけでフェイスブックやツイッタに夢中。
(個人的には仕事できないけどコミュ力は非常に高いタイプと邪推)
夜中にサーバーがダウンしたときに連絡がとれず、やっとつながったら明日にしようとの返答。
アプリ・サーバーの品質改善は二の次で、有料化や、広告を増やす、といった方向ばかりに開発を注力させていた。
結局、友人は精神を病んで会社を辞めた。
という話。どういう体制で開発してえたのかもいまいち不明だが個人的にはどこにでも有る話だし、
日本は上司どころか従業員のアイデアは会社に帰属する、なんてどこの共産主義?みたいな方向に進んでいっている
ので、ますますこういう話は増えるんじゃないかな?
Re:関連 (スコア:1)
>日本は上司どころか従業員のアイデアは会社に帰属する、なんてどこの共産主義?みたいな方向に進んでいっているので、ますますこういう話は増えるんじゃないかな?
業務時間内に業務としてやってるんなら、会社に帰属するのが当然だと思いますけどね。
どこぞの青色LEDとかでもそうだけど、会社のリソース使って、何も貢献出来ない間は会社におんぶにだっこなくせに、一発当たったら自分の物で会社の物じゃないとかって理屈自体がおかしいだけな気が。
自分のものにしたけりゃ、自分のリソースだけでやれば良いのに。
Re:関連 (スコア:2)
> 一発当たったら自分の物で会社の物じゃないとかって理屈自体がおかしいだけな気が。
20年程前の話。ある商社の部長で、パートナー企業から現ナマで50億円を切り取った人がいました。商社は利益率が低いから、現ナマ50億円だと一千億円位の売上に相当かな。今はその会社で副会長だかをしています。もちろん、50億円がどうのだけでなく、すごく出来る人だったから、昇進したんだけれど。
件の会社は、元は年商20億円位の中小企業。それこそ吹けば飛ぶ様な、地方の下請け企業。それが年商2千億円の会社になった商材を開発(あるいはその端緒を作った)のですからねえ。その功績に対し、部長待遇とかにするとかでお茶を濁すのは、なんともけち臭いのでは?
大体ビジネスなんてものは、金とノウハウが車の両輪で。その両方を持っている人間なんて、極めてマレでしょう。「自分の金で云々」は、現実的ではないと思いますよ。
Re: (スコア:0)
> どこぞの青色LEDとかでもそうだけど、
青色LEDの場合は、双方に個別の事情があったと記憶してるけど…
一般化してこういう例のあげかたは乱暴じゃないか。
海外の学会とかでは、発明者の身分が会社員であることを承知した上で
「おまえ、そりゃ奴隷だろ」的な言われかたをしてたのも本当らしいし。
どうなんでしょね。
Re: (スコア:0)
> 海外の学会とかでは、発明者の身分が会社員であることを承知した上で
> 「おまえ、そりゃ奴隷だろ」的な言われかたをしてたのも本当らしいし。
> どうなんでしょね。
結構待遇は良かったようですよ。< 中の人に直接聞いた。
奴隷な発言は、向こうの研究員と日本の研究員の違いで出た
発言なんじゃないですかね。。
(結果を出さないと直ぐにリリースされるし、1年とか半年契約も多いし)
(結果を出せばデカいけど、結果を出せないと存在できないw)
まー彼氏の場合には、強欲の塊だったんでは?
今は鳴かず飛ばずなようですけど。
Re:関連 (スコア:2)
優れたアイデアはそう簡単にホイホイ出てくるようなものではないよ。
フェアチャイルドで1959年に、不良品率の多いメサ型トランジスタの欠点を改良し、
当時としては画期的な製品となった プレーナ型トランジスタを発明したハーニー氏 [eonet.ne.jp]も、
その後スピンアウトして幾つも会社を立ち上げた割にたいした業績ないし。
# 「電子立国」の取材当時にもあと5つぐらい会社を立ち上げようとしていたはず。
研究・開発分野で出世する人はだいたい30代までには何かとてつもなく凄いことをやって、
その後は実績を買われるとか、その後の発展を担う人材になって大成するケースが多いように思えます。
トランジスタの発明に加えて、超電導で二度目のノーベル賞を取った、
ジョン・バーディーン氏 [wikipedia.org]のような人はそうそういませんからね。
Re: (スコア:0)
> 結構待遇は良かったようですよ。< 中の人に直接聞いた。
「先代の社長には良くしてもらって頭が上がらなかったけど、
息子さんの代で嫌われて苛められてた」という話はどの程度本当なのかな。
下世話だけど気になる。
> 今は鳴かず飛ばずなようですけど。
普通にお仕事なさってるんじゃないですかね。
青色LED並に話題になるような成果はそうそうでないでしょうし。
Re: (スコア:0)
>どこぞの青色LEDとかでもそうだけど、会社のリソース使って、何も貢献出来ない間は会社におんぶにだっこなくせに、
まあ、有能な人物はこういう評価しかできないところで働き続けたい、とは思わないでしょうね。
結果、情報の流出やら、ヘッドハンティングとかされまくってんじゃない?最近の日本の産業は?
てか、ここらへんの流れってまんまソ連の弱体化と同じだと思うんだが。
Re: (スコア:0)
いくら優れたアイディアを持っていようが、スポンサーという出資者がいなければ世の中で陽の目を見ることは無い訳で。
「そんなに優れたアイディアだったら、どうしてスポンサーにタダでくれてやってるんですか?」という。
「自分は凄い構想を持っているんだ」と言っている映画監督とか、いっぱいいますけど、
出資スポンサーがいなければ、メガホンを握ることもできなければ、映画化もできないです。
みんな、「自分のアイディアを世に広められるなら、対価がタダであってもいい」と思っているんでしょうか。
だから世間のクリエイターの類は、その殆どが貧乏生活なのですけど。。
Re: (スコア:0)
むしろそういうのは海外の方が厳しいですよね。
会社に帰属する仕事とそれ以外の仕事との分離。
会社で作ったものの持ち出し禁止に対する厳しい契約事項等。
最初から揉めるのが判っているので、契約の時点でかなり厳しくなります。
書類を書かされる。企業どころかアカデミックな研究所でさえ。
日本の方がゆるゆる。だから、日本だと後で揉める。