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トータルリコール思い出した
記憶のリアルタイムログも取れるようになれば、事故る直前まで復旧可能になるかも。
生命が、情報(データ)と同一視されるってことですね!
つまり、
バックアップを破壊する=> 殺人
とか、バックアップを間違って消す=> 過失致死
とかになるわけですか・・・
記憶のバックアップ・リストアが最初のうちから完全にできるんだろうか?
ある日突然「今までのバックアップ・リストアでは抜け落ちる情報がありました。新しいバックアップ・リストアは完璧です!」てなことが何度も行われて不完全にリストアした人は元の人とは別人として扱われることになったりして。
以前ちょっと記事になった [srad.jp]EVE Onlineというゲームはそんな感じの世界観でして、乗っている救命カプセルが破壊されるとクローンで復活します。どんな事態になるかと言いますと、・宇宙船パイロットにはクローン保険加入が義務づけられています。・クローンが死ぬのは大損害です。脳に差し込んであった(本人よりも高価な)インプラントが無くなるので。・質の悪いクローンを契約してると記憶(スキ
丁度、この前Jコミからダウンロードしたがぁさんの「デッドコピー」って話がそういうのだったな。
14歳の時に記憶のバックアップを取った後バックアップしてなかったため19歳の体に14歳の記憶で蘇った女の子の話。
そこに気付くとは・・・やはり天才か。
おや、あなたはあなたの肉体が本当に存在すると思っておられるので?
記憶のバックアップを別の入れ物にリストアしたところでそれは他人でしかない。ぶっちゃけ双子と同じであって、自分とは似て非なるもの。2人称、3人称的な立場ではオリジナルでもバックアップでもたいした違いはないが、1人称的な立場ではまったく意味がない。にも関わらず問題なさそうとか言っちゃえるのは池沼レベルで理解が浅過ぎる。
じゃぁ君は、バクアップがあれば殺されても構わないんだな?そうなないだろ?
バックアップが出来ようと出来まいと1人称的な価値観は絶対に変わらない。変わり得るのは2人称と3人称。2人称、3人称的視点で同じだからと言って、1人称的な視点で同じだというわけではない。
どこでもドアの例も、綾波レイの「私が死んでも代わりがいる」という状況でしかない。2人称、3人称的にはオリジナルかコピーかは全く問題にならないが、1人称的には決定的に違っている。
リストアは、通常の卵子の初回の分裂で双子になるのが、出生したのち双子に分裂させるとという状態と何ら変わりない。昨日双子の兄弟作って来たので、俺いつ死んでもOKなんだ~って話だよそれは。あまりにも浅はか過ぎる。
他人にとって、君の代わりはいくらでもいるのは事実だが、君にとって君の代わりは君以外存在しないのだよ。
http://srad.jp/comments.pl?sid=607705&cid=2432010 [srad.jp]
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あなたは人を殺しました (スコア:2)
トータルリコール思い出した
Re: (スコア:5, 興味深い)
同時に、攻殻機動隊の「そのウソ夢、どうやったら消せるんです…?」という台詞も思い出した。
ここからは現実の話ですけど、身近に「酒飲んで記憶をなくす」ことが日常茶飯事の方がいるのですが、私としては過去の自分と現在の自分が同一であることを信じる唯一の手がかりは記憶にしかない、と思っているので、そんな恐ろしいことしてよく笑っていられると、その肝の太さに驚きます。この研究が進んで「イチから記憶を作りこむ」ことができるようになったとき、我々はどうやって自己の同一性を信じればよいのでしょうか。
いや、もしかすると既に私は…
(ここで日記は途切れている)
Re:あなたは人を殺しました (スコア:1)
Re:あなたは人を殺しました (スコア:1)
記憶のリアルタイムログも取れるようになれば、
事故る直前まで復旧可能になるかも。
Re:あなたは人を殺しました (スコア:2)
Re:あなたは人を殺しました (スコア:1)
もちろんクローン含めていろいろ準備するにはコストがかかりますから、誰でもバックアップがあるわけではない。運転者からは誰がバックアップ持ちかはわからないので、轢き殺しても平気、みたいなモラルハザードは防ぎつつ、誤って人を轢き殺してしまっても相手がバックアップ持ちだったので物損事故扱いになってラッキー、みたいな。
やがては保険業界も乗っかってきて、
「交通事故はいくら自分が気をつけていても100%は防げません。
突然あなたを失った家族は悲しむでしょうし、人身事故の賠償は大変に重く、
事故加害者側の家族を含めた人生に大きな影を落とします。
そんな不幸な家族を作らないためにも、クローン保険に加入しましょう。
クローン保険に加入すれば万が一の場合でもあなたはすぐにクローンから日常生活に復帰できます。
(加害者側は物損事故として行政上、民事上の責任を負います)
お見積はいますぐ → 」
などというCMがお茶の間[どこ?]を席巻するわけですね。
当然、運転免許証の更新時にはクローン保険を推奨する映像も見せられることは確定的に明らか。
だけど… やっぱりモラルハザードは起きて「クローン保険に加入できない貧乏人は外出するな」みたいな書き込みでブログとか炎上三昧な未来予想図。
Re: (スコア:0)
生命が、情報(データ)と同一視されるってことですね!
つまり、
バックアップを破壊する=> 殺人
とか、バックアップを間違って消す=> 過失致死
とかになるわけですか・・・
Re: (スコア:0)
記憶のバックアップ・リストアが最初のうちから完全にできるんだろうか?
ある日突然
「今までのバックアップ・リストアでは抜け落ちる情報がありました。新しいバックアップ・リストアは完璧です!」
てなことが何度も行われて不完全にリストアした人は元の人とは別人として扱われることになったりして。
Re: (スコア:0)
以前ちょっと記事になった [srad.jp]EVE Onlineというゲームはそんな感じの世界観でして、乗っている救命カプセルが破壊されるとクローンで復活します。
どんな事態になるかと言いますと、
・宇宙船パイロットにはクローン保険加入が義務づけられています。
・クローンが死ぬのは大損害です。脳に差し込んであった(本人よりも高価な)インプラントが無くなるので。
・質の悪いクローンを契約してると記憶(スキ
Re:あなたは人を殺しました (スコア:1)
丁度、この前Jコミからダウンロードしたがぁさんの「デッドコピー」って話がそういうのだったな。
14歳の時に記憶のバックアップを取った後バックアップしてなかったため
19歳の体に14歳の記憶で蘇った女の子の話。
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
そこに気付くとは・・・やはり天才か。
Re: (スコア:0)
おや、あなたはあなたの肉体が本当に存在すると思っておられるので?
理解が浅過ぎ (スコア:0)
記憶のバックアップを別の入れ物にリストアしたところでそれは他人でしかない。ぶっちゃけ双子と同じであって、自分とは似て非なるもの。
2人称、3人称的な立場ではオリジナルでもバックアップでもたいした違いはないが、1人称的な立場ではまったく意味がない。
にも関わらず問題なさそうとか言っちゃえるのは池沼レベルで理解が浅過ぎる。
Re:理解が浅過ぎ (スコア:1)
「バックアップを取ってから事故死するまでの自分」の立場からするとリストアされたクローンは他人ですが、 「バックアップ以前の自分」の立場からは、「バックアップを取ってから事故死するまでの自分」もコピーも、等しく「自分の主観の続き」と考えてしまえば良いんです。
バックアップを取らずに、単にコピーを作る事を考えても同じです。 コピーの方が「直前の自分を元に、コピーマシンによって生み出された今の自分」であるのに対して、 オリジナルの方は「直前の自分を元に、天然自然の科学法則に従って関係する物質などが組み変わった結果、生み出された今の自分」です。 経緯が違うだけで結果は同じであるのに、そこを区別すべき理由はありません。 コピーとオリジナルは、明確に違う人物ですが、いずれも「直前の自分」の主観の続きになるとみなせえます。
まあ、そうならないという証拠は存在しない、というだけで、そうなると証明できるわけでもないとは思いますが。 今のところ、技術が追いついていないのでどちらの立場を取っても何が変わるわけでもないですし。
例えば、どこでもドアが出来たとして、その仕組みが「オリジナルを素粒子単位に分解して、遠隔地に全く同じコピーを作る」だったら、 「それって死ぬって事じゃないか怖い」というネタをよく見かけますが、そういう技術が出来たら、話は変わってくるかと思います。 多分、「それは死だ」とみなして絶対使わない派と、便利だから気にせず使う派に別れて、宗教のような状態になるんじゃないでしょうか。
あと、すでに「使わない派」は存在して、「オリジナルのみが主観の続きであってコピーは別人」ということの証拠を見つけようとされているように見えます。 クオリアを使った説明など、いくつか見たことがありますが、「何となく薄気味悪いのでその発想は止めとこう」以上に説得力のある説明はまだ見たことがありません。個人的には「自分には心があって主観があるが、それを他人に証明することが出来ない」のと同じ問題なので、明確な証拠の提示は不可能だと思っています。
Re: (スコア:0)
じゃぁ君は、バクアップがあれば殺されても構わないんだな?
そうなないだろ?
バックアップが出来ようと出来まいと1人称的な価値観は絶対に変わらない。変わり得るのは2人称と3人称。
2人称、3人称的視点で同じだからと言って、1人称的な視点で同じだというわけではない。
どこでもドアの例も、綾波レイの「私が死んでも代わりがいる」という状況でしかない。2人称、3人称的にはオリジナルかコピーかは全く問題にならないが、1人称的には決定的に違っている。
リストアは、通常の卵子の初回の分裂で双子になるのが、出生したのち双子に分裂させるとという状態と何ら変わりない。昨日双子の兄弟作って来たので、俺いつ死んでもOKなんだ~って話だよそれは。
あまりにも浅はか過ぎる。
他人にとって、君の代わりはいくらでもいるのは事実だが、
君にとって君の代わりは君以外存在しないのだよ。
Re:理解が浅過ぎ (スコア:1)
いえ、保険として有効ではありますが、嫌なものは嫌です。
>バックアップが出来ようと出来まいと1人称的な価値観は絶対に変わらない。
その、1人称的な価値観が、直感的に思う以上に曖昧なのがポイントです。
「1人称がずっと続いている」状態とは何か? という問いに明確な答えが無いんですよ。 人類が生まれて以来ずっと、「1人称がずっと続いている」=「生き続けている」という状況が続いていたために、 本質的にイコールだと思い込んでいる可能性があります。
>2人称、3人称的視点で同じだからと言って、1人称的な視点で同じだというわけではない。
それが単なる信念なのか、科学的な真理なのかは証明できないと思いますよ。 あるいは、あくまで2人称、3人称的視点で物を考える科学的な手法の限界かも知れませんが。
どちらか結論づける材料が無いんであれば、都合の良い方を信じれば良いんです。
>昨日双子の兄弟作って来たので、俺いつ死んでもOKなんだ~って話だよそれは。
それは、今日の視点で考えるから話がずれるんです。
例えば「将来2人に分裂して、兵隊とケーキ屋さんになるぞ」という夢は、今のところ実現不可能なだけで、そんなにおかしなところは無いです。 ただ、分裂後の当人らから見れば、結局、互いに「ケーキ屋さんにもなりたかった」「兵隊にもなりたかった」と思い合うだけで、期待したほどのメリットは無いですが。
何にせよ、徴兵されて戦死して終わる事が確実といった状況なら、分裂してケーキ屋さんにもなってそっちだけは生き残った方がマシです。
Re: (スコア:0)
http://srad.jp/comments.pl?sid=607705&cid=2432010 [srad.jp]