「日本でも映画の著作権を50年から70年に伸す動き」記事へのコメント

死後５０年と制作後７０年を一緒にしてはいけないので

[sketch (7027)]

小説とか絵画とかはその著作権者が死んでから５０年が保護される期間です。

映画の場合、著作権者というのを個人に限定できませんから、制作されてから５０年という風に定められています。

以上から、映画が小説・絵画その他に比べて保護の上で不利な状況にあるといえると思いますから、制作後７０年に保護期間が伸びるの

Re:死後５０年と制作後７０年を一緒にしてはいけない

[Arimac (10826)]

映画であっても制作に関わった人というのは存在しているし、共同著作物という考えもあるわけだし、個人に限定できないと決め付けて、制作されてから５０年という考えがそもそも間違ってると思うのですが。
保護期間の計算には映画

Re:死後５０年と制作後７０年を一緒にしてはいけない

[Anonymous Coward]

映画の著作権者は、じゃあどれくらい？監督はじめスタッフ、主演はじめキャスト、あと、映画だと広報担当とか言う人たちも著作権者になるの？

ナンセンスだとは思いませんか？

Re:死後５０年と制作後７０年を一緒にしてはいけない

[Arimac (10826)]

著作物とは「思想又は感情を創作的に表現したもの」なので作品内容に影響を与えない人は関係ないですね。
エキストラまで含めるのかという意見はもっともなので代表者（数人）を決めればいいと思う。
そもそも思想又は感情を持つはずもない実存しない法人を著者とする考えこそがナンセンス。

Re:死後５０年と制作後７０年を一緒にしてはいけない

[Anonymous Coward]

>そもそも思想又は感情を持つはずもない実存しない法人を著者とする考えこそがナンセンス。
そうですか？
映画なんかは明らかに製作の主体が『法人』であることが多いと思うのですが。
なら、それら作品を作る意思を示し、そのためのリソースを集めているのはその法人であるのだから、別段、思想や感情を持っていなくとも、それを理由で不適とする理由も判りませんが。
＃という

Re:死後５０年と制作後７０年を一緒にしてはいけない

[Arimac (10826)]

法人というのがそもそも売却可能ということを考えるとどうですか？
その作品を生み出した集団とは別人の集団になってしまうと別の人格じゃないですか？
著作者人格権は放棄できない（売却できない）筈なのに法人だと事実上売却できちゃいますよね。
それと私が言ってるのは著作者人格権の方で財産権の方ではありません。
死後５０年というのは明らかに人格権を持っている著作権者に依存していると思うので、著作者人格権の問題だと思うのです。
#コピーライトは版権（財産権）だと解釈しているのでMSで問題ないと思います。
#それでも映画は最後にスタッフロールを流す等、実際に創り出した人々を大切にしている気はします(^^;
#それに比べてコンピュータソフト作成者への扱いの悪いことといったら・・・