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焼却灰溶融施設整備工事の契約解除について [kyoto.lg.jp] (PDF)
どういった問題が装置で発生したかが書かれています。
いやぁ、こいつは…
原因は,灰に付着性が高い成分が多く含まれていたためと報告しているが,本来なら性状に関わらず処理できなければならない。
(12ページ) ここをなーんにも規定せずに技術提案・入札しちゃったのか住友重工。 無理ゲーだろ常識的に考えて。金つぎ込んでコンティニューしてもクリアは怪しいぞ…
もし「性状に関わらず処理できなければならない」が必須条件なら、そりゃ他の大手メーカーは手を引くわ。 その他の部分も鉄・アルミを選別するとか(全部一緒くたに溶融する普通のプロセスと比べて)野心的で、まぁマテリアルハンドリングで苦労するよねって感じだが、3年も経ってコアプロセスでトラブるのは変だなと思ったらこういうオチか…
その要件でキルン式って……
>原因は,灰に付着性が高い成分が多く含まれていたためと報告しているが,本来なら性状に関わらず処理できなければならない。
ちょっと信じがたい一文ですねぇ。焼却灰の溶融施設であれば、溶融の対象となる焼却灰の組成・性状は、契約書の中で範囲が設定されている筈です。実際に施設へ供給された焼却灰の組成・性状がその範囲設定を逸脱する場合は、当然ながら京都市側の契約不履行になりますので、住友重工側が一方的に契約を解除されるような弱い立場に立たされる事はありえないのですが…。契約書の中の、焼却灰の組成・性状に関する文言に、何か致命的な抜け落ちがあったのかなぁ。
京都市のごみの性状で処理できることみたいな書きっぷりだったのかも。入札に必要な情報がそろってることの方が珍しい・・・
サービス時間24/356ってあって、受注してから稼働率100%保証しろとかね・・・
ごみ処理プラントなら、複数設備のローテーションとかバックアップへの切り替えとかで稼働率100%保証は難しくない。むしろ、一系統で全てまかなうほうがおかしい。
情報システムだったら自治体側がこのような報告ができる事例ってないよね。
実際には業者が「出来る」と主張したらそれに対して「それは嘘だからダメ」とは言えないのですが。特に政府調達だと。
情報システムでは「使えないものを納品し続けて納期が過ぎたので契約解除します」って報告をどうやったら自治体がすることができるのでしょうね。よほど大きい自治体なら、もしかしたら情報システムの技術職員がいて審査や検査の結果を報告できるかもしれませんが、ほとんどの場合はそれはちょっと考えにくいです。
それにしても、元コメントにある京都市の報告資料には「国において,国庫補助金を活用し」とか「国庫補助金の対象に追加した」とか書いてあって、国の会計検査で指摘されても弁明ができるように契約解除というドラスティックな判断に至ったんじゃないかと邪推しました。
情報システムの場合、ここまで要件が固まってない気がw
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
京都市の報告資料 (スコア:5, 参考になる)
焼却灰溶融施設整備工事の契約解除について [kyoto.lg.jp] (PDF)
どういった問題が装置で発生したかが書かれています。
Re:京都市の報告資料 (スコア:3, 参考になる)
いやぁ、こいつは…
(12ページ)
ここをなーんにも規定せずに技術提案・入札しちゃったのか住友重工。
無理ゲーだろ常識的に考えて。金つぎ込んでコンティニューしてもクリアは怪しいぞ…
もし「性状に関わらず処理できなければならない」が必須条件なら、そりゃ他の大手メーカーは手を引くわ。
その他の部分も鉄・アルミを選別するとか(全部一緒くたに溶融する普通のプロセスと比べて)野心的で、まぁマテリアルハンドリングで苦労するよねって感じだが、3年も経ってコアプロセスでトラブるのは変だなと思ったらこういうオチか…
Re: (スコア:0)
その要件でキルン式って……
Re: (スコア:0)
>原因は,灰に付着性が高い成分が多く含まれていたためと報告しているが,本来なら性状に関わらず処理できなければならない。
ちょっと信じがたい一文ですねぇ。
焼却灰の溶融施設であれば、溶融の対象となる焼却灰の組成・性状は、契約書の中で範囲が設定されている筈です。
実際に施設へ供給された焼却灰の組成・性状がその範囲設定を逸脱する場合は、当然ながら京都市側の契約不履行になりますので、住友重工側が一方的に契約を解除されるような弱い立場に立たされる事はありえないのですが…。
契約書の中の、焼却灰の組成・性状に関する文言に、何か致命的な抜け落ちがあったのかなぁ。
Re: (スコア:0)
京都市のごみの性状で処理できることみたいな書きっぷりだったのかも。
入札に必要な情報がそろってることの方が珍しい・・・
サービス時間24/356ってあって、
受注してから稼働率100%保証しろとかね・・・
Re: (スコア:0)
ごみ処理プラントなら、複数設備のローテーションとかバックアップへの切り替えとかで稼働率100%保証は難しくない。
むしろ、一系統で全てまかなうほうがおかしい。
これなら住重が反発するのも分かるわ (スコア:3)
しかも遅延金ガンガン支払いながら。。。これじゃ、受け入れがたいですよねぇ。。箸にも棒にもかからない状態なら有りだろうけど。
しかも、これ止めても当初の目的は完全にアウトですからねぇ。。。
Re: (スコア:0)
情報システムだったら自治体側がこのような報告ができる事例ってないよね。
Re:京都市の報告資料 (スコア:2)
実際には業者が「出来る」と主張したらそれに対して「それは嘘だからダメ」とは言えないのですが。特に政府調達だと。
Re:京都市の報告資料 (スコア:1)
情報システムでは「使えないものを納品し続けて納期が過ぎたので契約解除します」って報告をどうやったら自治体がすることができるのでしょうね。
よほど大きい自治体なら、もしかしたら情報システムの技術職員がいて審査や検査の結果を報告できるかもしれませんが、ほとんどの場合はそれはちょっと考えにくいです。
それにしても、元コメントにある京都市の報告資料には「国において,国庫補助金を活用し」とか「国庫補助金の対象に追加した」とか書いてあって、国の会計検査で指摘されても弁明ができるように契約解除というドラスティックな判断に至ったんじゃないかと邪推しました。
Re: (スコア:0)
情報システムの場合、ここまで要件が固まってない気がw