この訴訟(No. C 05-00037 JW [google.com])はもともと2005年1月に提起された「Slattery v. Apple Computer, Inc. [wikinvest.com]」というもので、2006年に原告がSomtai Troy Charoensak氏とMariana Rosen氏に変更され、「Charoensak v. Apple Computer, Inc. [wikinvest.com]」となっていました。これが2006年に提起された別の訴訟「Tucker v. Apple Computer, Inc.(No. C 06-04457 JW [google.com])」と一本化され「The Apple iPod iTunes Antitrust Litigation」という名前に変更されています。つまり、2005年に提起された時点の原告は現在の訴訟には参加していないということになります。
日本版クラス・アクション (スコア:1)
訴訟の提起が2005年で、原告は2006年〜2009年のiPod購入者、という裁判があり得る事自体面白いな。
アメリカでのクラスアクションの場合、裁判について原告以外の
クラス構成員が気付かない事も多く、獲得した賠償金の小切手が突然に
送られてきたという実例もある
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E8%A8%B4%E8%A8%9F [wikipedia.org]
この訴訟でも原告が勝ったら、800万人の該当者に突然小切手が送られてくるのか。
Wikipediaだと「日本では2010年現在、厳密な意味でのクラスアクション制度は
導入されていない」となっているが、日本版クラス・アクション(消費者裁判手続特例法)
が2013年12月に成立し公布され、2016年に施行されるそうだ。
「この新制度は、アメリカのクラス・アクションに似た制度として、特に事業者側から
濫訴のおそれを指摘する声もあります。しかし、それとは全く異なる制度です」
どんな点が異なるのだろうか?
「日本の新制度では、訴えを起こせるのは『特定適格消費者団体』という国が認定した団体に
限定されます。対象となる損害も限定があり、いわゆる拡大損害(人身損害や慰謝料など)
は含まれていません。
また、被害回復の対象となるのは、『2段階目の手続きに積極的に参加した消費者だけ』で、
実効的な消費者被害回復という観点からすれば、不十分な点がいくつもあります」
http://www.bengo4.com/topics/1240/ [bengo4.com]
Re:日本版クラス・アクション (スコア:1)
Re: (スコア:0)
訴訟を提起した時点で2006年〜2009年のiPod購入者が存在しなかったのは明らかなのになんでその時点では却下されなかったの?
> 日本版クラス・アクション
日本版フェアユースと一緒で元の制度の面影がどこにも見当たらないほど骨抜きだな。
Re: (スコア:0)
うるおぼえ,,,
2005年提起時:
Apple「itunes6からDRM技術「FairPlay」に切り替えます。」
原告「Apple(被告)は iTMS以外で購入したメディアファイルをiPodで利用できなくした。独占だ!」
被告「でも、itunes6では非DRMも再生できる(穴がある)じゃん。独占じゃないよ。」
2006年時:
Apple(被告)「iTunes7では穴を塞いで、「FairPlay」だけにしました。」
原告「やっぱり独占じゃん!」
2009年時:
Apple(被告)「音楽はDRMはいらない!iTMSでユーザの音楽体験は自由だ!」
現在:
Apple(被告)「ところで、原告のおまえらは訴訟対象時期のiPod買ってないじゃん。2006年から2009年までが対象だぞ。原告不適格だ。」
原告「・・・(逃亡)」
Re:日本版クラス・アクション (スコア:2)
FairPlay DRMはiTunes Music Storeの開始当時からあったはずで当時はiTunes 4.5とかだったはず(調べてみたらiTunes 4だった [impress.co.jp])です。
最近のiOS Appをみるとバージョン2とか表示されているので途中で何か変わったのかもしれませんが。
そして サポートする形式のファイル [fc2.com] でDRMがかかっていないものは一貫して再生可能です。
Re: (スコア:0)
じゃあこの訴訟は何を争ってるの?
Re:日本版クラス・アクション (スコア:2)
よそのDRM(Harmony)の掛かったファイルに対してiPodへのアクセスを妨害していたことが問題視されているようです。
Re: (スコア:0)
フォーマットとしては対応してててもこれじゃあねえ。
>先日開始された審理では、Appleがユーザーに通知せず
>iTMS以外で購入したメディアファイルをiPodから消去した点を指摘。
↑のリンク先は英文なので↓日本語ソース
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO80534200V01C14A2000000/ [nikkei.com]
Re:日本版クラス・アクション (スコア:2)
DMCAとセキュリティ(とiTunes Store自体の存続)の名の下にAppleの知らないもの(今回はDRM)は排除すべき、ということみたいです。
消去せず再生不可程度にしておけば問題ない気もしますが、実行可能なコード(かも知れないもの)はいつ動くか予想できないので削除したんでしょうね(工場出荷状態に戻してるし)。
ちなみに「フォーマットとしては対応してる」のでたとえよそで買ったファイルでもDRMさえ掛かってなければ問題なく再生できたはず(うちはネットから取ってきたムネオハウス [dti.ne.jp]なんかを聴いてた記憶がある)
#iOSなんかを見ると一貫した対応のように見えるので、場合によっては完全フリーダムでノンサポートな端末に変わったりするのだろうか
Re: (スコア:0)
うろ覚えすらうろ覚えなのか。
Re: (スコア:0)
これってどこかの方言だったりするのかな。
出会う機会がかなり多い気がするんだけど、これだけ多いと普及協会があるとか何か理由がないと納得できん。
Re:日本版クラス・アクション (スコア:1)
ウルテク的な何かに違いない。
Re: (スコア:0)
2ch方言
Re: (スコア:0)
その誤字はパソ通の時代から見るからそれは無い。
活字から文字を覚える機会が減っているただの証左の一つだよ。