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最後のフロンティアの中国市場でAMD独占フラグですね
IntelとnVideaが直接売れなくなるだけで、テキトーな企業が売るのじゃないのか?物を中国自体に入れちゃダメとは言っていないから。でなきゃ各PCメーカーが製造出来なくなるしね。って事で、AMDの夢は夢に終わるだろう。
昔中国に工場施設を売って制御用のPCをセットにしようとしたら、ココム関連の問題になったのを思い出した。そしてNECに対応品を見積もって貰うと、目ん玉飛び出る値段で3世代くらい前のが提示された。で、相手方にPCを用意して貰ったら、某米国メーカーの最新型がサラリと出て来た。「輸出じゃないよ、現地生産だよ」って事だったのかな。
可能か不可能かレベルの話しなら可能でしょうが問題は多いです。この手のものを購入したことがあるならご存知でしょうが、買う側が米商務省に提出する書類を書いてメーカーなりリセーラーなりに送り、そこから米商務省が書類を回収するシステムになってます。書類にはサインと住所氏名、法人名、最終使用国、使用目的などを書くだけですし、買った後に中国なりに売り払ってもすぐには追跡できないでしょう。また、適当なデタラメの書類を作ることも可能だと思われます。
問題はスーパーコンピュータともなると、この手のものを3万とか6万といった単位で使う点です。この手のものは理由がない限り急に需要が盛り上がったりはしないので、いちどに中国が手に入れようとすれば商務省なりメーカーなりに気づかれる可能性が出てきます。なので、必要な数量を手配するのに半年とか1年といった時間を掛ける必要があると思われます。
また、メーカーから優先的な製品の割り当てと技術サポートが受けられた天河一、二号とは異なり表立ったサポートが受けられないため、スーパーコンピュータのような大規模システムの構築に伴う技術的な障害を自力で乗り越える必要があります。乗り越えると言っても自分たちが作ったものではないですから限界があり、情報がパブリックになるまでまたざるを得ないといったことも生じるかもしれません。
天河一、二号とは違って、その製品がパブリックにリリースされたあとに発注しなければならないのでスタートが半年とか一年といった単位で遅れるわけですし、さらに手配に半年から1年そして課題解決に1年、2年とやってるうちに性能が陳腐化するでしょう。
この手の規制が狙っているのはまさにそこでして、手に入れにくくすることによって相手を遅らせれば米国の目的は達成ということでしょう。
スパコンに使うCPU/GPUは大幅なディスカウントを行うことが多いので、小口で普通の値段で調達したら割に合わないのでは。選別して高性能品を納めたり、通常の商品リリースより速く提供したりといった優遇もしてますしね。
加えて、このレベルのスパコンだと故障による部品交換頻度が非常に高くなるので、交換部品の入手に厳しい制限が入る状態ではまともに運用できないでしょうね。
「輸出じゃないよ、現地生産だよ」って事だったのかな。
対共産圏輸出統制委員会規制は結構ザルで、ソ連東欧圏は南アフリカ等を経由して普通に禁制品を輸入していました。日本企業も最終目的地は分かっていても、ダミーの南アフリカにどんどん輸出していました。そういう不正輸出が発覚すると日本のマスコミは「ソ連の核兵器製造に利用できる!」とか騒いでいましたが、そういう禁制品の 99 % 家電製品とか食品工業とか、通常の民生用機器製造に使われていました。
当局の規制がかかった品を輸出/流通企業に売るってのに、品物の扱いに関する制限をIntel/nVidiaが掛けないとは思えないんだが…
何が仕込まれているやら。
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人生unstable -- あるハッカー
AMD大勝利! (スコア:0)
最後のフロンティアの中国市場でAMD独占フラグですね
Re:AMD大勝利! (スコア:1)
IntelとnVideaが直接売れなくなるだけで、テキトーな企業が売るのじゃないのか?
物を中国自体に入れちゃダメとは言っていないから。
でなきゃ各PCメーカーが製造出来なくなるしね。
って事で、AMDの夢は夢に終わるだろう。
昔中国に工場施設を売って制御用のPCをセットにしようとしたら、ココム関連の問題になったのを思い出した。
そしてNECに対応品を見積もって貰うと、目ん玉飛び出る値段で3世代くらい前のが提示された。
で、相手方にPCを用意して貰ったら、某米国メーカーの最新型がサラリと出て来た。
「輸出じゃないよ、現地生産だよ」って事だったのかな。
Re:AMD大勝利! (スコア:3, 参考になる)
可能か不可能かレベルの話しなら可能でしょうが問題は多いです。
この手のものを購入したことがあるならご存知でしょうが、買う側が米商務省に提出する書類を
書いてメーカーなりリセーラーなりに送り、そこから米商務省が書類を回収するシステムになってます。
書類にはサインと住所氏名、法人名、最終使用国、使用目的などを書くだけですし、買った後に
中国なりに売り払ってもすぐには追跡できないでしょう。また、適当なデタラメの書類を作ることも
可能だと思われます。
問題はスーパーコンピュータともなると、この手のものを3万とか6万といった単位で使う点です。
この手のものは理由がない限り急に需要が盛り上がったりはしないので、いちどに中国が手に
入れようとすれば商務省なりメーカーなりに気づかれる可能性が出てきます。
なので、必要な数量を手配するのに半年とか1年といった時間を掛ける必要があると思われます。
また、メーカーから優先的な製品の割り当てと技術サポートが受けられた天河一、二号とは異なり
表立ったサポートが受けられないため、スーパーコンピュータのような大規模システムの構築
に伴う技術的な障害を自力で乗り越える必要があります。乗り越えると言っても自分たちが作った
ものではないですから限界があり、情報がパブリックになるまでまたざるを得ないといったことも
生じるかもしれません。
天河一、二号とは違って、その製品がパブリックにリリースされたあとに発注しなければならないので
スタートが半年とか一年といった単位で遅れるわけですし、さらに手配に半年から1年そして課題解決に
1年、2年とやってるうちに性能が陳腐化するでしょう。
この手の規制が狙っているのはまさにそこでして、手に入れにくくすることによって相手を遅らせれば
米国の目的は達成ということでしょう。
Re:AMD大勝利! (スコア:2)
スパコンに使うCPU/GPUは大幅なディスカウントを行うことが多いので、小口で普通の値段で調達したら割に合わないのでは。
選別して高性能品を納めたり、通常の商品リリースより速く提供したりといった優遇もしてますしね。
Re: (スコア:0)
加えて、このレベルのスパコンだと故障による部品交換頻度が非常に高くなるので、
交換部品の入手に厳しい制限が入る状態ではまともに運用できないでしょうね。
Re:AMD大勝利! (スコア:2)
「輸出じゃないよ、現地生産だよ」って事だったのかな。
対共産圏輸出統制委員会規制は結構ザルで、ソ連東欧圏は南アフリカ等を経由して普通に禁制品を輸入していました。日本企業も最終目的地は分かっていても、ダミーの南アフリカにどんどん輸出していました。そういう不正輸出が発覚すると日本のマスコミは「ソ連の核兵器製造に利用できる!」とか騒いでいましたが、そういう禁制品の 99 % 家電製品とか食品工業とか、通常の民生用機器製造に使われていました。
Re: (スコア:0)
当局の規制がかかった品を輸出/流通企業に売るってのに、品物の扱いに関する制限をIntel/nVidiaが掛けないとは思えないんだが…
Re: (スコア:0)
何が仕込まれているやら。