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本当に物理的なフライホイルを廻すんだ。知りませんでした。今まで「フライホイル蓄電」って超伝導コイルの中を電流をグルグル回して貯めとくんだと思ってた(恥?)。
でも、物理的な円盤回して、そこからエネルギー取り出してどのくらいの効率なんでしょうねリチュウムイオンバッテリーより優れているんですかねぇ
回生電力の利用(京浜急行)とか電力系統安定化(沖縄電力)とか、そこそこの規模で実用化されていて、特にフライホイールとしての技術は確立済今回は超電導とか使って効率良くしたのがメリット
周波数変換などで使われるモータジェネレータもフライホイール付いていることが多い
化学電池は充放電毎に確実に劣化していくのがネック。フライホイールは故障の可能性はもちろんあるけど、充放電自体で特別に劣化しないのと充放電がそこそこ早いのがメリット。
太陽光みたいな不安定な電力だと充放電回数が凄い事になるからフライホイールの方がコストメリットが有るかもしれないというのも含めての実証実験かと。ちなみに、GSユアサが似た時期に似たパネルでLi-onで100kWhの貯蓄設備付の発電所を運用開始 [gs-yuasa.jp]してるけど、電力の平滑化はしてない模様。
ジャイロ効果とか軸受けの耐久性・安定性とかの問題もあるんで、移動体に載っけるのには向いていませんね(対策はそれぞれあるので無理なわけではない)。似たような理由や重量比の問題で、手持ち機器にも向いてない。でっかいのを固定場所に設置して、頻繁に充放電するような用途に向いている、のかな。
ジャイロバス [wikipedia.org]なんていうのもあって、これが1950年代とかだったりする。
フライホイールを使用したエネルギー回生システムは、F-1や世界耐久選手権の車両で使われてるよ。レギュレーションで、エネルギー量制限かかってるけど。
超伝導による蓄電技術もあるけど大きなエネルギーを貯めるにはフライホイールの方が適してるみたいです。
電気と回転力の相互変換については「発電機とモーター」という百年以上改良を続けてきた技術を利用できるので割と効率はいいらしい。
バッテリーは「充電に時間がかかる」という難点があるので比較するならキャパシタ(電力を貯めることを目的とした大容量コンデンサ)の方かな。キャパシタの方が電気のまま保存できるので効率はいいけど、大きな電力を貯めるにはサイズもかなり大きくなる。100kwhなんてレベルだとバッテリーでも相当巨大になるでしょう。フライホイールの欠点は強烈なジャイロ効果や、ガタついたらエネルギーが一気に放出される(飛び散った破片が人間を貫通するくらいありうる)ので頑丈なケースや軸受けが必要なことかな。
なので持ち運びには向いてないためバッテリーとは用途が大きく違うことになりそうです。(持ち運びできる小さなフライホイールを研究してるとこもあったような気はする)
モデしたのでAC
持ち運びできるほど小さくないですが、移動体(というかレーシングカー)向けの蓄電用フライホイールだと、Williams Hybrid Power社(現GKN Hybrid power社)がありますね。
GYRODRIVE [gkn.com]という製品名なのかな?ル・マン24時間耐久レースで優勝したアウディR18 e-トロン・クアトロにも搭載されていたようです。
> 飛び散った破片が人間を貫通するくらいありうる外周部が秒速628mで回る3トン(軸重除く)のフライホイールですし、貫通と言わず何十人単位で粉微塵のミンチに出来そうな気がする。遅めのライフル弾くらいの速度。ケースで閉じ込めは期待できないし運転中はあまり近寄りたくない。
超電導コイルによる蓄電は適す適さない以前に発展途上すぎるんじゃないかという印象。コンデンサは自然放電が激しすぎるから、発電網レベルで使える気がしないんだが……いやそれいったらフライホイールもよくもまぁこれだけ大型のを作ったもんだと思うけど。
# ツリーに関係ないけど、このフライホイールの発電機は鉄道総研が担当らしい。# 意識してなかった言われてみれば電車のモータと要件がかなり近そうな感じだ。
京急が既に運用してますしね。朝ラッシュ時なんか、電車自体が大質量のフライホイールのような物ですし。電車の加速と回生の差を上手くフライホイールが吸収できれば電力契約を下げて費用削減出来るかもとかいう皮算用もあるかと。
そういえばスーパーキャパシタって一時期話題になったけど最近あまり話を聞かないなあ。誰か知ってる人情報プリーズ
電子工作をチョットかじってるだけで別に詳しいわけじゃないけど…
小さいやつなら一般化 [akizukidenshi.com]したけど、使い所が難しくて微妙な感じ?電圧低い上に線形降下、軽いけど容積ある、通常コンデンサ比で内部抵抗高め、自己放電ある、容量は電池に敵わない…容量だけスーパーで電圧や速度が微妙なコンデンサであって、それ以上になれないんじゃないかって気がする。バッテリーとコンデンサの中間というか結局どうあがいてもコンデンサ?
大規模な設備として使うならフライホイールのほうが余程中間を埋めてくれそう。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
知らなかった! (スコア:0)
本当に物理的なフライホイルを廻すんだ。知りませんでした。
今まで「フライホイル蓄電」って超伝導コイルの中を電流をグルグル回して貯めとくんだと思ってた(恥?)。
でも、物理的な円盤回して、そこからエネルギー取り出してどのくらいの効率なんでしょうね
リチュウムイオンバッテリーより優れているんですかねぇ
Re:知らなかった! (スコア:1)
回生電力の利用(京浜急行)とか電力系統安定化(沖縄電力)とか、
そこそこの規模で実用化されていて、特にフライホイールとしての技術は確立済
今回は超電導とか使って効率良くしたのがメリット
周波数変換などで使われるモータジェネレータもフライホイール付いていることが多い
Re: (スコア:0)
化学電池は充放電毎に確実に劣化していくのがネック。
フライホイールは故障の可能性はもちろんあるけど、充放電自体で特別に劣化しないのと充放電がそこそこ早いのがメリット。
太陽光みたいな不安定な電力だと充放電回数が凄い事になるからフライホイールの方がコストメリットが有るかもしれないというのも含めての実証実験かと。
ちなみに、GSユアサが似た時期に似たパネルでLi-onで100kWhの貯蓄設備付の発電所を運用開始 [gs-yuasa.jp]してるけど、電力の平滑化はしてない模様。
Re: (スコア:0)
ジャイロ効果とか軸受けの耐久性・安定性とかの問題もあるんで、移動体に載っけるのには向いていませんね(対策はそれぞれあるので無理なわけではない)。
似たような理由や重量比の問題で、手持ち機器にも向いてない。
でっかいのを固定場所に設置して、頻繁に充放電するような用途に向いている、のかな。
Re:知らなかった! (スコア:1)
ジャイロバス [wikipedia.org]
なんていうのもあって、これが1950年代とかだったりする。
Re: (スコア:0)
フライホイールを使用したエネルギー回生システムは、F-1や世界耐久選手権の車両で使われてるよ。
レギュレーションで、エネルギー量制限かかってるけど。
Re: (スコア:0)
超伝導による蓄電技術もあるけど大きなエネルギーを貯めるにはフライホイールの方が適してるみたいです。
電気と回転力の相互変換については「発電機とモーター」という百年以上改良を続けてきた技術を利用できるので割と効率はいいらしい。
バッテリーは「充電に時間がかかる」という難点があるので比較するならキャパシタ(電力を貯めることを目的とした大容量コンデンサ)の方かな。
キャパシタの方が電気のまま保存できるので効率はいいけど、大きな電力を貯めるにはサイズもかなり大きくなる。100kwhなんてレベルだとバッテリーでも相当巨大になるでしょう。
フライホイールの欠点は強烈なジャイロ効果や、ガタついたらエネルギーが一気に放出される(飛び散った破片が人間を貫通するくらいありうる)ので頑丈なケースや軸受けが必要なことかな。
なので持ち運びには向いてないためバッテリーとは用途が大きく違うことになりそうです。
(持ち運びできる小さなフライホイールを研究してるとこもあったような気はする)
モデしたのでAC
可搬とはちょっと違うが (スコア:0)
持ち運びできるほど小さくないですが、移動体(というかレーシングカー)向けの蓄電用フライホイールだと、Williams Hybrid Power社(現GKN Hybrid power社)がありますね。
GYRODRIVE [gkn.com]という製品名なのかな?
ル・マン24時間耐久レースで優勝したアウディR18 e-トロン・クアトロにも搭載されていたようです。
Re: (スコア:0)
> 飛び散った破片が人間を貫通するくらいありうる
外周部が秒速628mで回る3トン(軸重除く)のフライホイールですし、
貫通と言わず何十人単位で粉微塵のミンチに出来そうな気がする。
遅めのライフル弾くらいの速度。
ケースで閉じ込めは期待できないし運転中はあまり近寄りたくない。
超電導コイルによる蓄電は適す適さない以前に発展途上すぎるんじゃないかという印象。
コンデンサは自然放電が激しすぎるから、発電網レベルで使える気がしないんだが……
いやそれいったらフライホイールもよくもまぁこれだけ大型のを作ったもんだと思うけど。
# ツリーに関係ないけど、このフライホイールの発電機は鉄道総研が担当らしい。
# 意識してなかった言われてみれば電車のモータと要件がかなり近そうな感じだ。
Re: (スコア:0)
京急が既に運用してますしね。
朝ラッシュ時なんか、電車自体が大質量のフライホイールのような物ですし。
電車の加速と回生の差を上手くフライホイールが吸収できれば電力契約を下げて費用削減出来るかもとかいう皮算用もあるかと。
Re: (スコア:0)
そういえばスーパーキャパシタって
一時期話題になったけど最近あまり話を聞かないなあ。
誰か知ってる人情報プリーズ
Re: (スコア:0)
電子工作をチョットかじってるだけで別に詳しいわけじゃないけど…
小さいやつなら一般化 [akizukidenshi.com]したけど、使い所が難しくて微妙な感じ?
電圧低い上に線形降下、軽いけど容積ある、通常コンデンサ比で内部抵抗高め、自己放電ある、容量は電池に敵わない…
容量だけスーパーで電圧や速度が微妙なコンデンサであって、それ以上になれないんじゃないかって気がする。
バッテリーとコンデンサの中間というか結局どうあがいてもコンデンサ?
大規模な設備として使うならフライホイールのほうが余程中間を埋めてくれそう。