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って話を以前のタレコミで読んだ気がするのだが、対策しているのだろうか。
某海外出版社のライセンス(掲載後1年で無料公開の非オープン雑誌):
・著者は自分のレポジトリに投稿バージョン(の生原稿)を置ける。・Embargo経過後(1年)で、レポジトリに置くものをアクセプト時の最終バージョン(の生原稿)に差し替えられる。・出版社が組版したバージョンはNG。レポジトリに置きたければオープン化の手続きをする(対価は現レート36万円)。 という具合。つまり、レポジトリに置けなくはない。 完全オープンの雑誌はレポジトリに置き放題であるが、そもそも掲載料として20~60万円(現レート)は払わされるので、それはそれで、微妙といえば微妙。
2009年ぐらいからハーバード大学も研究科・学部単位で同様の方針を打ち出したことがありました。
そのときは「今後、原稿(=著者版)をリポジトリに掲載することを認めない出版社や雑誌には投稿を避けていくべき」との柔らかな方向性が示されていました。
OAに協力している出版社・雑誌のリストもあります。https://osc.hul.harvard.edu/publishers/treaties/ [harvard.edu]
# 研究者の投稿行動に変化が出たか否かは誰か研究していませんかね
だよねえ
アカデミックな人間でないので、よく知らないけど、公開したいからってできるもんではないのではないのだろうか?
筑波大学オープンアクセス方針 (PDF) [tsukuba.ac.jp]
成果物の出版者版が(中略)公開可能である場合、本学は当該出版者版をつくばリポジトリに登録することができる。出版者版の公開は禁じているが著者版の公開を認めている場合、(中略)できるだけすみやかに本学へ提出する。
なので出版社が禁止している普通の雑誌投稿したものはやっぱり公開できないんじゃないかな。出版社に追加料金払えばオープンアクセス可能にできる雑誌多いけど、全部そうしたら目茶苦茶お金かかるし。
だいたいどこの大学でもはリポジトリを管理する部署が、雑誌に照会して許諾をとりますから、ダメなら載りません。でも、科研費とか成果物の場合は、ハードルが下がったり、無条件でOKだったりすることもあるようで。
筑波大学オープンアクセス方針には「出版社版の公開は禁じているが著者版の公開を認めている場合、~」とあるが、この2つの区別がどういうものか良く分からないIEEEの論文誌に掲載された招待論文の原稿を自分のwebで公開してる人がいるんだけど、どういう区別があるのやら
ワイリー社の場合の論文の扱いの解説 [wiley.co.jp]。
で、(1)は投稿後、限られたサーバーで、公開可。(2)はジャーナル掲載後、一定期間を経て、限られたサーバーで公開可。(3)は基本的に一般公開不可。(例外有り)
招待論文に査読があるのか、このルールが適用されるのかは知らないが。
ちょっとググってみましたら、北海道大学付属図書館で作られた図面が、他大学でも説明のためによく利用されているようですね。http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drfml/msg01423.html [hokudai.ac.jp]に図へのリンクが載ってます。
いやなら契約の更新はしない。これで万事オッケー。実際問題学部長レベルでの合意は取れてるだろう。そして学部長様に逆らったらいろいろ窮屈なことになる。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
論文は著作権が雑誌に帰属するので著者ですら勝手に公開できない (スコア:0)
って話を以前のタレコミで読んだ気がするのだが、対策しているのだろうか。
Re:論文は著作権が雑誌に帰属するので著者ですら勝手に公開できない (スコア:4, 参考になる)
某海外出版社のライセンス(掲載後1年で無料公開の非オープン雑誌):
・著者は自分のレポジトリに投稿バージョン(の生原稿)を置ける。
・Embargo経過後(1年)で、レポジトリに置くものをアクセプト時の最終バージョン(の生原稿)に差し替えられる。
・出版社が組版したバージョンはNG。レポジトリに置きたければオープン化の手続きをする(対価は現レート36万円)。
という具合。つまり、レポジトリに置けなくはない。
完全オープンの雑誌はレポジトリに置き放題であるが、そもそも掲載料として20~60万円(現レート)は払わされるので、それはそれで、微妙といえば微妙。
Re:論文は著作権が雑誌に帰属するので著者ですら勝手に公開できない (スコア:3, 興味深い)
2009年ぐらいからハーバード大学も研究科・学部単位で同様の方針を打ち出したことがありました。
そのときは「今後、原稿(=著者版)をリポジトリに掲載することを認めない出版社や雑誌には投稿を避けていくべき」との柔らかな方向性が示されていました。
OAに協力している出版社・雑誌のリストもあります。
https://osc.hul.harvard.edu/publishers/treaties/ [harvard.edu]
# 研究者の投稿行動に変化が出たか否かは誰か研究していませんかね
Re: (スコア:0)
だよねえ
アカデミックな人間でないので、よく知らないけど、公開したいからってできるもんではないのではないのだろうか?
Re:論文は著作権が雑誌に帰属するので著者ですら勝手に公開できない (スコア:1)
筑波大学オープンアクセス方針 (PDF) [tsukuba.ac.jp]
なので出版社が禁止している普通の雑誌投稿したものはやっぱり公開できないんじゃないかな。
出版社に追加料金払えばオープンアクセス可能にできる雑誌多いけど、
全部そうしたら目茶苦茶お金かかるし。
Re: (スコア:0)
だいたいどこの大学でもはリポジトリを管理する部署が、雑誌に照会して許諾をとりますから、ダメなら載りません。
でも、科研費とか成果物の場合は、ハードルが下がったり、無条件でOKだったりすることもあるようで。
Re: (スコア:0)
筑波大学オープンアクセス方針には「出版社版の公開は禁じているが著者版の公開を認めている場合、~」とあるが、この2つの区別がどういうものか良く分からない
IEEEの論文誌に掲載された招待論文の原稿を自分のwebで公開してる人がいるんだけど、どういう区別があるのやら
Re:論文は著作権が雑誌に帰属するので著者ですら勝手に公開できない (スコア:2, 参考になる)
ワイリー社の場合の論文の扱いの解説 [wiley.co.jp]。
で、
(1)は投稿後、限られたサーバーで、公開可。
(2)はジャーナル掲載後、一定期間を経て、限られたサーバーで公開可。
(3)は基本的に一般公開不可。(例外有り)
招待論文に査読があるのか、このルールが適用されるのかは知らないが。
Re: (スコア:0)
ちょっとググってみましたら、
北海道大学付属図書館で作られた図面が、他大学でも説明のためによく利用されているようですね。
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drfml/msg01423.html [hokudai.ac.jp]
に図へのリンクが載ってます。
Re: (スコア:0)
いやなら契約の更新はしない。
これで万事オッケー。
実際問題学部長レベルでの合意は取れてるだろう。そして学部長様に逆らったらいろいろ窮屈なことになる。