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スラドに崇高なジャーナリズムを求めているわけじゃないが、タレコミの最後に付け足すならばともかく、本文中に個人の主張を堂々と置くのはいかがなものか?
タレコミへの疑問ということで、ここにぶら下げます。
予測不能な低頻度の破局噴火が50年以内に必ず起こると思うなら
誰がそのような主張をしているのですか?
決定要旨.pdf 18頁より
少なくともVEI7以上の規模のいわゆる破局的噴火については、その発生の可能性が相応の根拠をもって示されない限り、発電用原子炉施設の安全性確保の上で自然災害として想定していなくても、当該発電用原子炉施設が客観的にみて安全性に欠けるところがあるということはできない。
今回の判断には川内原発が破局的噴火の想定に対応しないことについても含められていたのです。
以前 [srad.jp]川内原発の火山影響評価資料(平成26年4月23日)を読んだこ
原発稼働中に起こりうる自然災害としてカルデラ噴火を盛り込むべきだという主張なら、この仮定も成り立つと思った次第です。
「原発稼働中に起こりうる自然災害としてカルデラ噴火を盛り込むべきだという主張」と「予測不能な低頻度の破局噴火が50年以内に必ず起こる」という主張は、その主張する蓋然性がまったく異り(>0%と100%)、したがってまったく異なる主張です。なぜ、現実には抗告人がおこなってもいない主張がなされた場合を「仮定」して、「抗告人は原発停止よりも先に住民の即時避難を考えるべきだ」というあなたの考えをタレコミに盛り込んだのですか?
また、「この仮定も成り立つ」とはどのような意味ですか?
下記の仮処分申
資料が膨大なので、ざっと見たところを書いておきます。
平成26年(ヨ)第36号 川内原発稼働等差止仮処分命令申立事件 [la9.jp]
準備書面12-火砕流による災害発生の可能性がある川内原発の再稼働は認められない-(略)第3 運用期間中にカルデラ噴火が生じる可能性は十分に小さいといえるのか1.運用期間中に巨大噴火の可能性が十分に小さいといえなければ立地不適火山ガイドによると、原発の運用期間中に火砕流などの設計対応不可能な火山事象が生じる可能性が十分に小さいとはいえないとなれば、原発は立地不適となる。川内原発の場合、5つのカルデラ火山が破局的
準備書面12-火砕流による災害発生の可能性がある川内原発の再稼働は認められない-(略)第3 運用期間中にカルデラ噴火が生じる可能性は十分に小さいといえるのか
1.運用期間中に巨大噴火の可能性が十分に小さいといえなければ立地不適
火山ガイドによると、原発の運用期間中に火砕流などの設計対応不可能な火山事象が生じる可能性が十分に小さいとはいえないとなれば、原発は立地不適となる。川内原発の場合、5つのカルデラ火山が破局的
#2993851で僕の推論を明らかしましたが、その考え方はあなたの提示した資料にきっちり書かれているじゃないですか。50年というのは井村先生のツイートから引き出したものですが、稼働期間+撤退期間込みでざっと50年、そういう意味でとらえていただいて結構です(九州電力は川内原発が存在する期間についての示唆は与えていないようですね)。
「50年」については了解しました(というか、私は「50年」については異論を持っていません)。「必ず起こる」についてはいかがですか?
稼働期間中に予測できない巨大噴火の可能性があるので原発が立地不適なら、カルデラの近傍に人が住むのはいかがでしょうかと
大規模火砕流によって原発が被災する可能性(リスクと言い換えても可)があるから差し止めたいのでしょう?
ではその火砕流によって被災する可能性が将来万が一にも認められた場合、鹿児島県に住むリスクは無視するのですか?
申し訳ありませんがこれ以上は付き合えませんので、この差し止め訴訟が何を意味するか、ご自分で理解していただけませんか。端的に言うと読売新聞の社説にあることを求めたんですよね?
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160406-OYT1T50119.html [yomiuri.co.jp]「決定が「原発についてのみ、この種のリスクも考慮すべきであるという社会通念が確立しているとまでは言えない」と判断したのは、うなずける。」
そうですね。でもあなたは「予測不能な低頻度の破局噴火が50年以内に必ず起こると思うなら、原発を止める論議より南九州からの住民の退避を考えるのが先だと思うのだが」と書いています。「可能性」ではなく「必ず」と書いたのは何故ですか?抗告人はそんなことを主張していませんよね。
masakun (31656)が付き合わんと書いてるからあえて横から突っ込むが…そこは気にすべきところか?
今回の抗告人の言う「リスクを考慮せよ」は、明らかに「発生を前提として考えよ」って意見じゃないか。そんなに危険危険というのは、つまり起こるから危険なんでしょ? 必ず起こるっていいたいんでしょ? て状態じゃないですか。そこで「いやそれはあくまで可能性であって…」ってのたまう人間はただのクズだ。
可能性について議論するのが人間のクズとするならば、世の保険会社も人間のクズになりますね。
そうじゃない。
稼働中の川内原発が破局噴火による火砕流にのみこまれる可能性を差し止めで主張しているなら、鹿児島市が火砕流にのみこまれる可能性は考えないのかって話だよ。
しかし #22994252 に書いた読売新聞の社説によれば、「原発についてのみ、この種のリスクも考慮すべきである」みたいな主張をしていたんだろ。それなら納得できる。万一カルデラ噴火が起きても、巨大火砕流は鹿児島市を飛び越えて川内原発にしか落ちてこないと思っているようだから。
だからこの点を理解しようとしないで言葉遊びに興じる Miyakawa 氏にこれ以上付き合うのは時間の無駄だと判断したんだよ。僕の主張はほぼ出尽くしたからね。
私のコメント#2994665 [srad.jp]が説明不十分だったので補足します。
つまりあなたはこのコメントで、(1) 破局噴火そのもののリスクと (2) 破局噴火をきっかけとして原発が引き起こす事態のリスクの双方が存在すること、抗告人は(2)への対処を求めているが、本来は(2)よりも(1)をへの対処を優先するべきだ、と主張しているわけですね。これは起こる可能性がある事態のリスク評価・対策の話です。
しかしあなたはタレコミでは、「予測不能な低頻度の破局噴火が50年以内に必ず起こると思うなら、原発を止める論議より南九州からの住民の退避を考えるのが先だと思うのだが」と、可能性ではなく必然性の話をしています。抗告人は破局噴火をきっかけとして原発が引き起こす事態のリスクが存在することは主張していますが、「破局噴火が50年以内に必ず起こる」という主張はしていません。つまり、あなたのコメント #2994643 [srad.jp]は、タレコミ中の文言の説明にはなっていません。
結局のところあなたは「予測不能な低頻度の破局噴火が50年以内に必ず起こる」と主張しているのは誰か、なぜそのような主張がなされていることを仮定してあなたの考えをタレコミに盛り込んだのか、また、その仮定が「成り立つと思った」とはどのような意味か、という私の質問に一度も答えていないため、改めてこれらを質問しなおした次第です。
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スラドに崇高なジャーナリズムを求めているわけじゃないが、タレコミの最後に付け足すならばともかく、本文中に個人の主張を堂々と置くのはいかがなものか?
Re: (スコア:2)
タレコミへの疑問ということで、ここにぶら下げます。
誰がそのような主張をしているのですか?
それは仮定ですが (スコア:1, 荒らし)
決定要旨.pdf 18頁より
今回の判断には川内原発が破局的噴火の想定に対応しないことについても含められていたのです。
以前 [srad.jp]川内原発の火山影響評価資料(平成26年4月23日)を読んだこ
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
「原発稼働中に起こりうる自然災害としてカルデラ噴火を盛り込むべきだという主張」と「予測不能な低頻度の破局噴火が50年以内に必ず起こる」という主張は、その主張する蓋然性がまったく異り(>0%と100%)、したがってまったく異なる主張です。なぜ、現実には抗告人がおこなってもいない主張がなされた場合を「仮定」して、「抗告人は原発停止よりも先に住民の即時避難を考えるべきだ」というあなたの考えをタレコミに盛り込んだのですか?
また、「この仮定も成り立つ」とはどのような意味ですか?
下記の仮処分申
準備書面12を読んできてください (スコア:1)
資料が膨大なので、ざっと見たところを書いておきます。
平成26年(ヨ)第36号 川内原発稼働等差止仮処分命令申立事件 [la9.jp]
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
「50年」については了解しました(というか、私は「50年」については異論を持っていません)。「必ず起こる」についてはいかがですか?
あなたの主張は何ですか? (スコア:1)
大規模火砕流によって原発が被災する可能性(リスクと言い換えても可)があるから差し止めたいのでしょう?
ではその火砕流によって被災する可能性が将来万が一にも認められた場合、鹿児島県に住むリスクは無視するのですか?
申し訳ありませんがこれ以上は付き合えませんので、この差し止め訴訟が何を意味するか、ご自分で理解していただけませんか。端的に言うと読売新聞の社説にあることを求めたんですよね?
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160406-OYT1T50119.html [yomiuri.co.jp]
「決定が「原発についてのみ、この種のリスクも考慮すべきであるという社会通念が確立しているとまでは言えない」と判断したのは、うなずける。」
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
そうですね。でもあなたは「予測不能な低頻度の破局噴火が50年以内に必ず起こると思うなら、原発を止める論議より南九州からの住民の退避を考えるのが先だと思うのだが」と書いています。「可能性」ではなく「必ず」と書いたのは何故ですか?抗告人はそんなことを主張していませんよね。
Re: (スコア:1)
masakun (31656)が付き合わんと書いてるからあえて横から突っ込むが…そこは気にすべきところか?
今回の抗告人の言う「リスクを考慮せよ」は、明らかに「発生を前提として考えよ」って意見じゃないか。
そんなに危険危険というのは、つまり起こるから危険なんでしょ? 必ず起こるっていいたいんでしょ? て状態じゃないですか。
そこで「いやそれはあくまで可能性であって…」ってのたまう人間はただのクズだ。
Re: (スコア:1)
可能性について議論するのが人間のクズとするならば、
世の保険会社も人間のクズになりますね。
Re: (スコア:1)
そうじゃない。
稼働中の川内原発が破局噴火による火砕流にのみこまれる可能性を差し止めで主張しているなら、鹿児島市が火砕流にのみこまれる可能性は考えないのかって話だよ。
しかし #22994252 に書いた読売新聞の社説によれば、「原発についてのみ、この種のリスクも考慮すべきである」みたいな主張をしていたんだろ。それなら納得できる。万一カルデラ噴火が起きても、巨大火砕流は鹿児島市を飛び越えて川内原発にしか落ちてこないと思っているようだから。
だからこの点を理解しようとしないで言葉遊びに興じる Miyakawa 氏にこれ以上付き合うのは時間の無駄だと判断したんだよ。僕の主張はほぼ出尽くしたからね。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:あなたの主張は何ですか? (スコア:1)
私のコメント#2994665 [srad.jp]が説明不十分だったので補足します。
つまりあなたはこのコメントで、(1) 破局噴火そのもののリスクと (2) 破局噴火をきっかけとして原発が引き起こす事態のリスクの双方が存在すること、抗告人は(2)への対処を求めているが、本来は(2)よりも(1)をへの対処を優先するべきだ、と主張しているわけですね。これは起こる可能性がある事態のリスク評価・対策の話です。
しかしあなたはタレコミでは、「予測不能な低頻度の破局噴火が50年以内に必ず起こると思うなら、原発を止める論議より南九州からの住民の退避を考えるのが先だと思うのだが」と、可能性ではなく必然性の話をしています。抗告人は破局噴火をきっかけとして原発が引き起こす事態のリスクが存在することは主張していますが、「破局噴火が50年以内に必ず起こる」という主張はしていません。つまり、あなたのコメント #2994643 [srad.jp]は、タレコミ中の文言の説明にはなっていません。
結局のところあなたは「予測不能な低頻度の破局噴火が50年以内に必ず起こる」と主張しているのは誰か、なぜそのような主張がなされていることを仮定してあなたの考えをタレコミに盛り込んだのか、また、その仮定が「成り立つと思った」とはどのような意味か、という私の質問に一度も答えていないため、改めてこれらを質問しなおした次第です。