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人工無能という言葉が使われる時代が来るか、忘れ去られる時代が来るか。
現状では知能を模倣するアルゴリズムを組む以前に、そもそも人間の知能とは何なのかが解明されていないんですよね。人工知能と自称しているものは、高級な自動応答器でしかない。よくできた人工無能の域を脱する目処が全くたっていない。
まあ、善意的に見ると、20年くらい前に「ナレッジシステム」って言葉が出てきて、ディープラーニングなんかは、その延長にも見える。
「よくできた人工無能」っちゃその通りかもしれないけど、ちゃんと進化はしてると思う。
人間が用意した知識ベースに基づく一種の検索システムであるナレッジベースのようなものを使って囲碁で人間に勝つことは不可能ですよ
いまだにディープラーニングについてこのような無理解というか理解の拒絶がまかり通ってるのは驚きですね
ナレッジベースには、自動学習ってのがあったのはご存じないようですね。
AIは第一次ブーム(ニューラルネットワーク)、第二次ブーム(ナレッジベース)と来て、今回の第三次ブームがあるわけですが、ディープラーニングに関してはむしろニューラルネットワークの発展系では?(ディープラーニングの「ディープ」はdeep neural networksから)学習結果を知識として取り出せるわけじゃなさそうですから、「ナレッジベースの延長」と言うには無理があるかと。
ナレッジベースの学習というのは「人間が作った辞書の拡張」にすぎないけれど、ディープラーニングというのは「辞書の新規作成」からやらせるところが違う。
じゃあ、「生命」とか「物質」とかが「何なのか」解明されているか?その性質によって定義できれば、形而上学的な問は実用上も自然科学的にも無意味でしょう。「知能」をそういう風に扱うためのなんというか、修辞のようなものがチューリングテストだと思うんだ。
だから、人のように反応し、あたかも人と同じような知性をもっているかのように見えることを「知能」とすればいいだけだよね。
生命・物質について、「~とは何か」という問いが重要ではないのは、生命・物質そのものを人工的に作りたいわけじゃないから。(ただ、生命については「~とは何か」という問いがなされ、人工的に生命を作ろうとする動きもありますが)。
一方、人工知能は、知能そのものを人工的に作る試みなので、「~とは何か」という問いが重要になってきます。その仕組みが分かれば、真似て作ればよいという指針が得られますので。仕組みもわからずにやみくもに作っても、それを改良していけば目指す人工知能が完成するのか、指針がないので誰にも分かりません。
と言う現時点では工学的に無意味な問いから逃れるためにこそチューリングテストはある。そういうのは哲学の領域でやるか、もっとゴールが見えてきてからやらんとね。
ついでに言っておけば真円の定義を知っても真円の書き方や真円度の測り方が解る訳じゃないんだよね。
# ホムンクルスとか式神とか、現代の科学的でないにしてもそう言う取り組みは既にあるんだよな。
そうですね。
> 一方、人工知能は、知能そのものを人工的に作る試み
かどうかは、ディープラーニングの研究やビジネス化をやっている人には関係なくて、ディープラーニングとか、ニューロコンピューティングの技術を拡張・活用して、より便利なサービス(問い合わせに対して、自動的に有効で自然な回答を返してくれるとか、その人が欲しいと思う情報を収集するとか)を作ろうとしているだけでしょう。
それが「知能」かどうかはどうでもよい。どう名前をつけようが、実際に動くものは変わらない(マーケティング的には「人工知能」は意味があるかもですが)
実際のところ、知能を作ろうとしている人なんていないのに、一人歩きしている人工知能という言葉に期待している愚かな人々が多数いるというニュース。
”知能”については「改名されてない」というか「定義されてない」というか「定義しようとする人は居るけど統一できない」というか。定義範囲も、その高い低いの評価についても。(ある研究領域にて、ってことならちゃんと定義してるんでしょうけどね)「物質から独立して観察することができる環境制御アルゴリズム」であり、複雑さと応答速度が評価軸、とか言いたいところなんですが。
こと『人工知能』に関しては、そのカンバンのキモは「見るヒトに『まるでヒトみたい』『まるで生きてるみたい』という情動を与えられるか」なんだろうな、と思います。正答に向かう考慮範囲や効率とかの「判断能力の高さ」とは関係なく。「高度な人工知能」は「ヒトと区別つかない」がひとまずの最終点であって「ヒトより高度な判断マシン」ではないんだ。
解明できたら作れるでしょ。できた時が解明できるときなんじゃないかな。
解明されてなくても利用できればいいんだよ
知能が何なのか解明されていないのだから、何かについてそれは知能であるとか知能でないとか断定することは不可能です。現在の我々に可能なのは、それは知能と言えるだろうか、と問い、またそれに対する各々の回答を比べ合うことまでなのであり、人工知能とはそうした質問または回答の一形態に過ぎません。また人工無能とは、そうした営みを放棄しているゆえに無能と言われるわけですね。
自然無能なら…げふんげふん
人口無能なら人工知能と違ってザラキ連発しない
バカは死ねば直るよ
#一度戦闘終了して記録として残れば、だいたい改善する。#ただ、一度でも効いてしまうと…
人工知能なら、一度やらかしたら「こいつには効かない」と学習するからもう使わないでしょwアレの「AI」ってのが嘘なんだよ。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
人工無能 (スコア:2)
人工無能という言葉が使われる時代が来るか、忘れ去られる時代が来るか。
Re: (スコア:0)
現状では知能を模倣するアルゴリズムを組む以前に、そもそも人間の知能とは何なのかが解明されていないんですよね。
人工知能と自称しているものは、高級な自動応答器でしかない。
よくできた人工無能の域を脱する目処が全くたっていない。
Re:人工無能 (スコア:2)
まあ、善意的に見ると、20年くらい前に「ナレッジシステム」って言葉が出てきて、ディープラーニングなんかは、その延長にも見える。
「よくできた人工無能」っちゃその通りかもしれないけど、ちゃんと進化はしてると思う。
Re: (スコア:0)
人間が用意した知識ベースに基づく一種の検索システムである
ナレッジベースのようなものを使って囲碁で人間に勝つことは不可能ですよ
いまだにディープラーニングについてこのような無理解というか理解の拒絶が
まかり通ってるのは驚きですね
Re:人工無能 (スコア:2)
ナレッジベースには、自動学習ってのがあったのはご存じないようですね。
Re: (スコア:0)
AIは第一次ブーム(ニューラルネットワーク)、第二次ブーム(ナレッジベース)と来て、今回の第三次ブームがあるわけですが、ディープラーニングに関してはむしろニューラルネットワークの発展系では?
(ディープラーニングの「ディープ」はdeep neural networksから)
学習結果を知識として取り出せるわけじゃなさそうですから、「ナレッジベースの延長」と言うには無理があるかと。
Re: (スコア:0)
ナレッジベースの学習というのは「人間が作った辞書の拡張」にすぎないけれど、
ディープラーニングというのは「辞書の新規作成」からやらせるところが違う。
Re:人工無能 (スコア:1)
じゃあ、「生命」とか「物質」とかが「何なのか」解明されているか?
その性質によって定義できれば、形而上学的な問は実用上も自然科学的にも無意味でしょう。
「知能」をそういう風に扱うためのなんというか、修辞のようなものがチューリングテストだと思うんだ。
だから、人のように反応し、あたかも人と同じような知性をもっているかのように見えることを「知能」とすればいいだけだよね。
Re: (スコア:0)
生命・物質について、「~とは何か」という問いが重要ではないのは、生命・物質そのものを人工的に作りたいわけじゃないから。
(ただ、生命については「~とは何か」という問いがなされ、人工的に生命を作ろうとする動きもありますが)。
一方、人工知能は、知能そのものを人工的に作る試みなので、「~とは何か」という問いが重要になってきます。
その仕組みが分かれば、真似て作ればよいという指針が得られますので。
仕組みもわからずにやみくもに作っても、それを改良していけば目指す人工知能が完成するのか、指針がないので誰にも分かりません。
Re: (スコア:0)
と言う現時点では工学的に無意味な問いから逃れるためにこそチューリングテストはある。
そういうのは哲学の領域でやるか、もっとゴールが見えてきてからやらんとね。
ついでに言っておけば真円の定義を知っても真円の書き方や真円度の測り方が解る訳じゃないんだよね。
# ホムンクルスとか式神とか、現代の科学的でないにしてもそう言う取り組みは既にあるんだよな。
Re:人工無能 (スコア:1)
そうですね。
> 一方、人工知能は、知能そのものを人工的に作る試み
かどうかは、ディープラーニングの研究やビジネス化をやっている人には関係なくて、ディープラーニングとか、ニューロコンピューティングの技術を拡張・活用して、より便利なサービス(問い合わせに対して、自動的に有効で自然な回答を返してくれるとか、その人が欲しいと思う情報を収集するとか)を作ろうとしているだけでしょう。
それが「知能」かどうかはどうでもよい。どう名前をつけようが、実際に動くものは変わらない(マーケティング的には「人工知能」は意味があるかもですが)
Re: (スコア:0)
実際のところ、知能を作ろうとしている人なんていないのに、一人歩きしている人工知能という言葉に期待している愚かな人々が多数いるというニュース。
Re: (スコア:0)
”知能”については「改名されてない」というか「定義されてない」というか「定義しようとする人は居るけど統一できない」というか。
定義範囲も、その高い低いの評価についても。(ある研究領域にて、ってことならちゃんと定義してるんでしょうけどね)
「物質から独立して観察することができる環境制御アルゴリズム」であり、複雑さと応答速度が評価軸、とか言いたいところなんですが。
こと『人工知能』に関しては、そのカンバンのキモは「見るヒトに『まるでヒトみたい』『まるで生きてるみたい』という情動を与えられるか」なんだろうな、と思います。
正答に向かう考慮範囲や効率とかの「判断能力の高さ」とは関係なく。
「高度な人工知能」は「ヒトと区別つかない」がひとまずの最終点であって「ヒトより高度な判断マシン」ではないんだ。
Re: (スコア:0)
解明できたら作れるでしょ。できた時が解明できるときなんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
解明されてなくても利用できればいいんだよ
Re: (スコア:0)
知能が何なのか解明されていないのだから、何かについてそれは知能であるとか知能でないとか断定することは不可能です。
現在の我々に可能なのは、それは知能と言えるだろうか、と問い、またそれに対する各々の回答を比べ合うことまでなのであり、
人工知能とはそうした質問または回答の一形態に過ぎません。
また人工無能とは、そうした営みを放棄しているゆえに無能と言われるわけですね。
Re: (スコア:0)
自然無能なら…げふんげふん
Re: (スコア:0)
人口無能なら人工知能と違ってザラキ連発しない
Re: (スコア:0)
バカは死ねば直るよ
#一度戦闘終了して記録として残れば、だいたい改善する。
#ただ、一度でも効いてしまうと…
Re: (スコア:0)
人工知能なら、一度やらかしたら「こいつには効かない」と学習するからもう使わないでしょw
アレの「AI」ってのが嘘なんだよ。