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「6km以上離れた量子テレポーテーションに成功」じゃなくて、「6km以上離れたもつれた量子の効率的輸送に成功」だろう。誰でも知ってる通り、距離なんて「量子テレポ」に無関係なんだから。
俺の理解が足りないせいか、指摘の意味がよくわからんのだけど、量子縺れ情報の転送自体が量子テレポーテーションそのものを意味してるんと違うの？
同じ量子テレポでも、もつれた量子の片割れを慎重にゆっくり運んだのと高速に大量に運んだのでは大違い。
エンタングルされた状態のまま大量に運んでストックしておいてのち、「送信側」の量子状態を確定させればもう片方（ストックされた方）の状態も瞬時に確定する。この場合、運送時刻を開始時刻と見るか量子状態確定の時刻を開始時刻と見るかで変わるだろう。たとえば火星なりフォーマルハウト星なりに未確定粒子を大量に送ってストックできれば、超光速度通信が可能になる（上記の定義によるけど）。量子状態が不確定なので、もしもストックが生物のようにふるまえば不定形に見えることだろう。
量子もつれで超光速度通信なんて信じる、夢見るお年頃の若者がスラドに居るとは喜ばしい。
わーい、若者扱いしてくれたー
>「送信側」の量子状態を確定させればもう片方（ストックされた方）の状態も瞬時に確定する。
確定はするが、古典経路由来での情報が来るまでは正しく検出しようがない（元がどうだったかを壊さずに測定できない。つまり、一見ランダムに見える）ため、超光速で情報を送ることはできません。
A-Bまで１光年くらいの長～～い光ファイバA-B-CがあってBは単にぐるんと折り返し。つまりA-B-Cを通ると２光年、でもAとCの距離自体は1mもないような場合A――――――――――――――――――┐BC――――――――――――――――――┘Aから送った情報がBを経由してCまで来るのに２年かかる（光ファイバは理想的に高速として）さて、Aからエンタングルしたまんまの片方の光子を２年かけてCまで送り届けておく。で、Cに溜まったのを見てAの状態を確定すると！……２年かけてCが確定したのが分かる。それまでの間、Cの状態はよく分からない。
という話ですね。指摘されてようやく思い出しました。これ、数式の無い啓蒙書くらいでは理解できそうにありません。せいぜい、こんなケースがあるんだよ、という紹介どまりでして、どうしてそーなるの？が理解できませんでした。（ニュートンあたりに書いてあった図だったかなあ）
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
この手のニュースって (スコア:0)
「6km以上離れた量子テレポーテーションに成功」じゃなくて、
「6km以上離れたもつれた量子の効率的輸送に成功」だろう。
誰でも知ってる通り、距離なんて「量子テレポ」に無関係なんだから。
Re: (スコア:0, 興味深い)
俺の理解が足りないせいか、指摘の意味がよくわからんのだけど、量子縺れ情報の転送自体が量子テレポーテーションそのものを意味してるんと違うの？
Re: (スコア:0)
同じ量子テレポでも、もつれた量子の片割れを慎重にゆっくり運んだのと高速に大量に運んだのでは大違い。
Re:この手のニュースって (スコア:0)
#こうそく言いたいだけ
Re:この手のニュースって (スコア:1)
エンタングルされた状態のまま大量に運んでストックしておいてのち、「送信側」の量子状態を確定させればもう片方（ストックされた方）の状態も瞬時に確定する。
この場合、運送時刻を開始時刻と見るか量子状態確定の時刻を開始時刻と見るかで変わるだろう。
たとえば火星なりフォーマルハウト星なりに未確定粒子を大量に送ってストックできれば、超光速度通信が可能になる（上記の定義によるけど）。量子状態が不確定なので、もしもストックが生物のようにふるまえば不定形に見えることだろう。
Re: (スコア:0)
量子もつれで超光速度通信なんて信じる、夢見るお年頃の若者がスラドに居るとは喜ばしい。
Re:この手のニュースって (スコア:1)
わーい、若者扱いしてくれたー
Re: (スコア:0)
>「送信側」の量子状態を確定させればもう片方（ストックされた方）の状態も瞬時に確定する。
確定はするが、古典経路由来での情報が来るまでは正しく検出しようがない（元がどうだったかを壊さずに測定できない。つまり、一見ランダムに見える）ため、超光速で情報を送ることはできません。
Re:この手のニュースって (スコア:1)
A-Bまで１光年くらいの長～～い光ファイバA-B-CがあってBは単にぐるんと折り返し。
つまりA-B-Cを通ると２光年、でもAとCの距離自体は1mもないような場合
A――――――――――――――――――┐B
C――――――――――――――――――┘
Aから送った情報がBを経由してCまで来るのに２年かかる（光ファイバは理想的に高速として）
さて、Aからエンタングルしたまんまの片方の光子を２年かけてCまで送り届けておく。で、Cに溜まったのを見てAの状態を確定すると！
……２年かけてCが確定したのが分かる。それまでの間、Cの状態はよく分からない。
という話ですね。指摘されてようやく思い出しました。これ、数式の無い啓蒙書くらいでは理解できそうにありません。せいぜい、こんなケースがあるんだよ、という紹介どまりでして、どうしてそーなるの？が理解できませんでした。（ニュートンあたりに書いてあった図だったかなあ）