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てっきり植物の根は土壌を固定してくれるものとばかり思っていた。
昔の土木技術だと樹木が根を張ることでより丈夫になることが期待できたけど、重機で固めたりコンクリ張ったりできる現代では木の根が張っている場所の方が弱くて、そこから崩れ出すことは十分にありうると思う
吉宗の意図として謂われているのは、築堤技術が不十分でも人々がいっぱい往来して踏み固めさせ、桜の木の維持管理をさせることでモグラの穴など補修を間断なく自治的に行わせるものだったという見方です。コンクリート護岸だと意外と寿命は短いですし、最近は「河川の直線化やコンクリート護岸による河岸の固定化,そしてマニュアル化による河道の画一な単純化で、河川の環境や景観は生物の生息する場として不適切になり,単調で殺風景な景色が出現し,本来の川の姿を失ってしまった」としてコンクリ張りは敬遠されつつあると思ってましたが。
確かにあからさまなコンクリ張りは少なくなっていますが、今は水流の流れをシミュレーションしたり増水時に水を引き込むバッファを用意して水位の上昇を防いだりとさらに高度な設計をしています。河川敷には樹木がありますが、多すぎると増水時に水流を妨げるのである程度コントロールしている。景観上の配慮は考慮されるでしょうけど、少なくとも防災面で見れば現代の堤防にとって斜面や上面部分に樹木を植えることがプラスになることはまずないと思います。芝生や(背の低い)植込みならまだいいんですが、背の高い樹木は水流を妨げる抵抗になる上に、水流で引き抜かれてしまうと深く根を張っている分だけ大きく地面をえぐってしまう恐れがあるので。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
桜は堤防を弱める恐れがあり (スコア:0)
てっきり植物の根は土壌を固定してくれるものとばかり思っていた。
Re: (スコア:1)
昔の土木技術だと樹木が根を張ることでより丈夫になることが期待できたけど、重機で固めたりコンクリ張ったりできる現代では木の根が張っている場所の方が弱くて、そこから崩れ出すことは十分にありうると思う
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
吉宗の意図として謂われているのは、築堤技術が不十分でも人々がいっぱい往来して踏み固めさせ、桜の木の維持管理をさせることでモグラの穴など補修を間断なく自治的に行わせるものだったという見方です。
コンクリート護岸だと意外と寿命は短いですし、最近は「河川の直線化やコンクリート護岸による河岸の固定化,そしてマニュアル化による河道の画一な単純化で、河川の環境や景観は生物の生息する場として不適切になり,単調で殺風景な景色が出現し,本来の川の姿を失ってしまった」としてコンクリ張りは敬遠されつつあると思ってましたが。
Re:桜は堤防を弱める恐れがあり (スコア:1)
確かにあからさまなコンクリ張りは少なくなっていますが、今は水流の流れをシミュレーションしたり増水時に水を引き込むバッファを用意して水位の上昇を防いだりとさらに高度な設計をしています。
河川敷には樹木がありますが、多すぎると増水時に水流を妨げるのである程度コントロールしている。
景観上の配慮は考慮されるでしょうけど、少なくとも防災面で見れば現代の堤防にとって斜面や上面部分に樹木を植えることがプラスになることはまずないと思います。
芝生や(背の低い)植込みならまだいいんですが、背の高い樹木は水流を妨げる抵抗になる上に、水流で引き抜かれてしまうと深く根を張っている分だけ大きく地面をえぐってしまう恐れがあるので。
うじゃうじゃ