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根拠もなく集団にレッテル貼って、本や講演で儲けて飯は美味しいのかな。彼らの方が差別主義者だ。
どこかにいる小集団とか以前に、教育の話となると有象無象が自分の経験だけを元に全体を語ろうとするからアレなんじゃないですかね。ここでも教育関連のストーリーになるとダメ教師に当たった経験を元に現代教育を語ったり、ひどいと数十年前の教科書を元に今の教育を語るとか居たりするわけで。詰め込み教育ってのも別に評論家とか物書きとかだけじゃなく、大勢が語ってるでしょ。
これは全くその通り。そしてスラドにも居ない訳では無い教職関係者が、まともに発言しないのは現場の制限を無視した空想SF世界を前提としている人や、教育工学的な見地なしで理想論と精神論で解決できると思い込んでる人が多すぎるから。
だって今回のストーリーで・予算や技術、時間的制約事項・具体的解決方法などの理系なら当然問われるであろう工学的視点の投稿が何個ある?
具体的な数値どころか、予算や時間数といった関連ワードさえ出てこない議論って、ちょっとしたアニメの感想レベルなのでは。
結局のところ、今の教育のどこに問題があるのかを多角的に分析してないってだけだよね。文科省、教育委員会、現場のダメ教師やしたり顔の評論家、まさに応用力が効かない連中が取り仕切っているってことかな。
じゃああなたはいつも自分の経験だけではなく社会全体の状況をくまなく知った上で議論をするわけ?社会の状況を全て知ってないと何かを語ってはいけないと言いたいの?
書き方が悪くて分かりにくかったですかね。別に全体を詳細にわたるまで研究しなきゃ全体を語っちゃいけないって言ってるんじゃなくて、個人の狭い経験を元に「それが全体の傾向であるかのように」語っちゃダメなんですよ。
自分の経験が狭い範囲のものだと自覚し、色んなものを見て自分で消化した上で、自分なりの考えを語るのはいいんです。でも例えば見たことがあるのだと「体育では、測定するだけで体の動かし方を教えたりはしない」とか、「算数では、特定の順番で書かれた回答しか認めない」とか、「国語では、漢字の書き順やとめ、はねに滅多やたらこだわる」とか、「理科では、体験型学習なんて数人がやらされるだけで自分は見てるだけだった」とか、そんなことを語られて賛同者がたくさんついたとしても、「現代の日本の教育現場」という話題からは解離してるわけで。(ある学校のそういう教師を叩く、という論旨なら理解はできるよ。あくまで「現代の教育を語る話」においてのことね)
自分の出身校のその数年間での体験が全てに一般化できるとか錯覚しちゃう人居るんですよねー義務教育だけで3万校ある上に9年間も居れば1回2回は途中で指導要領変更されてるんだけど(笑)
極端に物事を調べず、思い込む上に声がでかくて主に批判しかしない、というのは放射脳とそっくりなのだが、当人らは自覚してる訳も無く。
べつに語るのは勝手だけど、政策に関する判断は数字をベースにしないとマズイでしょ。印象論だけで方針を決めていったらエラいことになる。
ビスマルク「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
でも二度目は喜劇
# ビスマルクは「賢者は歴史に学ぶ」などとは言ってません。もっと謙虚に「私は他人の経験に学びたい」と言っていたはずで、この他人というのはどうやら同時代あるいはちょっと前のフランスのことっぽいです。実際のところビスマルク自身は19世紀、つまりそれまでのヨーロッパが経験しなかったナショナリズムの世紀を生きた人で、ときに正しくナショナリズムを恐れ、ときにうまく利用しました。単に歴史から学んだだけでは新たな流れに対する優れた対処はやはり無理で、隣国で実際に起きていること(19世紀ナショナリズムの起爆点はフランス革命です)を見て理解することが必要であり、実際にそうしたのでしょう。そういう人が「賢者は歴史に学ぶ」などというはずがありません。
Fools say they learn from experience; I prefer to learn from the experience of others.
英訳しかわからんのだが「愚か者は経験から学ぶと言うが、(どうせ経験から学ぶなのなら)私は他人の経験から学ぶのを好む」といった感じ?謙虚と傲慢が入り交じっているように思える
わたしビスマルクも経験から学ぶ愚か者だが、自分の経験のみならず他人の経験からも学ぶことができる少し賢い愚か者である(そうありたい)って感じ?
ベンジャミン・フランクリンのほうは辛辣ですな
経験から学ぶというととてもイギリス的に聞こえるが、そういう含みがあるかどうかは知らない
歴史上初の事態に遭遇した賢者はどういう判断をするんでしょうか?「こんなの歴史に無かった!」ってフリーズ起こすの?
そんな小が大を食う様な=極めて稀な例外的事件をあてにする方がおかしい。一度で壊滅しなければ、次回にはそれは既に歴史上既存の事態。
# 繰り返される歴史を初めての事件の様な気になって対処しているが、大抵それは工学で謂うところの「車輪の再発明」。
歴史上初、ということは愚者も経験したことは無いのでは?
「歴史(知識)にない」で思考停止するのも,目先の事態にルールや前例でしか対応しないのも本質が見えていない点で賢者たりえない,と考えます.
本当に史上初の事態でも,多少なりとも似た事例や状況が過去にあった,と気付けるのがそして事態がどう転ぶと危険か,それを防ぐには何が必要か,の本質を判断できるのが賢者なのだと思う.要は,知識からの類推能力由来の正確な現状把握と,その上での知識の応用能力.知識(引き出し)が多い方が,現状把握にも対策立案にも有利なはず.# だから豊富な知識は賢者の属性
そのための「歴史」は,「xx年にooが起きた」を暗記するような表面的なものでなく「Aという状況の下,Bをきっかけとしてxx年にooが起きた.その後Cという対応があってD(oo#2)につながった」のように総合的なものであるべきだと思います.# 超・理想論## こう考えると,その知識を今更応用しようがない先史・古代に関する部分はもっと軽く流しても良さげ
じゃ、歴史を学んだから上手く解決できましたって経験談があったら一つよろしくお願いします、先生。
江戸幕府が長期安定存続できたのは徳川家康が鎌倉幕府や室町幕府を研究していたからです。また第二次世界大戦以降、大国同士の直接全面戦争が回避されているのもその一例でしょう。
ワイマールの戦後処理失敗を見た米国は日本の戦後処理で同じ轍を踏まないようにした、っていうのも宜しく(ただし、中東では失敗続き。敵対国での革命や反乱を利用するあるいは期待するというのはワイマールの失敗を地で行くやり方だな)
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
詰め込み説自体、物書きの他人とは違うアピールでしょ (スコア:0)
根拠もなく集団にレッテル貼って、本や講演で儲けて飯は美味しいのかな。彼らの方が差別主義者だ。
Re:詰め込み説自体、物書きの他人とは違うアピールでしょ (スコア:3, すばらしい洞察)
どこかにいる小集団とか以前に、教育の話となると有象無象が自分の経験だけを元に全体を語ろうとするからアレなんじゃないですかね。
ここでも教育関連のストーリーになるとダメ教師に当たった経験を元に現代教育を語ったり、
ひどいと数十年前の教科書を元に今の教育を語るとか居たりするわけで。
詰め込み教育ってのも別に評論家とか物書きとかだけじゃなく、大勢が語ってるでしょ。
Re:詰め込み説自体、物書きの他人とは違うアピールでしょ (スコア:1)
これは全くその通り。
そしてスラドにも居ない訳では無い教職関係者が、まともに発言しないのは
現場の制限を無視した空想SF世界を前提としている人や、
教育工学的な見地なしで理想論と精神論で解決できると思い込んでる人が多すぎるから。
だって今回のストーリーで
・予算や技術、時間的制約事項
・具体的解決方法
などの理系なら当然問われるであろう工学的視点の投稿が何個ある?
具体的な数値どころか、予算や時間数といった関連ワードさえ出てこない議論って、
ちょっとしたアニメの感想レベルなのでは。
Re: (スコア:0)
結局のところ、今の教育のどこに問題があるのかを多角的に分析してないってだけだよね。
文科省、教育委員会、現場のダメ教師やしたり顔の評論家、
まさに応用力が効かない連中が取り仕切っているってことかな。
Re: (スコア:0)
じゃああなたはいつも自分の経験だけではなく社会全体の状況をくまなく知った上で議論をするわけ?
社会の状況を全て知ってないと何かを語ってはいけないと言いたいの?
Re:詰め込み説自体、物書きの他人とは違うアピールでしょ (スコア:1)
書き方が悪くて分かりにくかったですかね。
別に全体を詳細にわたるまで研究しなきゃ全体を語っちゃいけないって言ってるんじゃなくて、
個人の狭い経験を元に「それが全体の傾向であるかのように」語っちゃダメなんですよ。
自分の経験が狭い範囲のものだと自覚し、色んなものを見て自分で消化した上で、自分なりの考えを語るのはいいんです。
でも例えば見たことがあるのだと
「体育では、測定するだけで体の動かし方を教えたりはしない」とか、
「算数では、特定の順番で書かれた回答しか認めない」とか、
「国語では、漢字の書き順やとめ、はねに滅多やたらこだわる」とか、
「理科では、体験型学習なんて数人がやらされるだけで自分は見てるだけだった」とか、
そんなことを語られて賛同者がたくさんついたとしても、「現代の日本の教育現場」という話題からは解離してるわけで。
(ある学校のそういう教師を叩く、という論旨なら理解はできるよ。あくまで「現代の教育を語る話」においてのことね)
Re: (スコア:0)
自分の出身校のその数年間での体験が全てに一般化できるとか錯覚しちゃう人居るんですよねー
義務教育だけで3万校ある上に9年間も居れば1回2回は途中で指導要領変更されてるんだけど(笑)
極端に物事を調べず、思い込む上に声がでかくて主に批判しかしない、というのは
放射脳とそっくりなのだが、当人らは自覚してる訳も無く。
Re:詰め込み説自体、物書きの他人とは違うアピールでしょ (スコア:1)
べつに語るのは勝手だけど、政策に関する判断は数字をベースにしないとマズイでしょ。
印象論だけで方針を決めていったらエラいことになる。
Re: (スコア:0)
ビスマルク「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
Re:詰め込み説自体、物書きの他人とは違うアピールでしょ (スコア:1)
でも二度目は喜劇
# ビスマルクは「賢者は歴史に学ぶ」などとは言ってません。もっと謙虚に「私は他人の経験に学びたい」と言っていたはずで、この他人というのはどうやら同時代あるいはちょっと前のフランスのことっぽいです。実際のところビスマルク自身は19世紀、つまりそれまでのヨーロッパが経験しなかったナショナリズムの世紀を生きた人で、ときに正しくナショナリズムを恐れ、ときにうまく利用しました。単に歴史から学んだだけでは新たな流れに対する優れた対処はやはり無理で、隣国で実際に起きていること(19世紀ナショナリズムの起爆点はフランス革命です)を見て理解することが必要であり、実際にそうしたのでしょう。そういう人が「賢者は歴史に学ぶ」などというはずがありません。
Re: (スコア:0)
Fools say they learn from experience; I prefer to learn from the experience of others.
英訳しかわからんのだが
「愚か者は経験から学ぶと言うが、(どうせ経験から学ぶなのなら)私は他人の経験から学ぶのを好む」
といった感じ?
謙虚と傲慢が入り交じっているように思える
Re: (スコア:0)
わたしビスマルクも経験から学ぶ愚か者だが、自分の経験のみならず他人の経験からも学ぶことができる少し賢い愚か者である(そうありたい)
って感じ?
ベンジャミン・フランクリンのほうは辛辣ですな
Re: (スコア:0)
経験から学ぶというととてもイギリス的に聞こえるが、そういう含みがあるかどうかは知らない
Re: (スコア:0)
歴史上初の事態に遭遇した賢者はどういう判断をするんでしょうか?
「こんなの歴史に無かった!」ってフリーズ起こすの?
Re:詰め込み説自体、物書きの他人とは違うアピールでしょ (スコア:1)
そんな小が大を食う様な=極めて稀な例外的事件をあてにする方がおかしい。
一度で壊滅しなければ、次回にはそれは既に歴史上既存の事態。
# 繰り返される歴史を初めての事件の様な気になって対処しているが、大抵それは工学で謂うところの「車輪の再発明」。
Re:詰め込み説自体、物書きの他人とは違うアピールでしょ (スコア:1)
歴史上初の事態に遭遇した賢者はどういう判断をするんでしょうか?
「こんなの歴史に無かった!」ってフリーズ起こすの?
歴史上初、ということは愚者も経験したことは無いのでは?
賢者の定義に関する私見(Re:詰め込み説自体、物書きの他人とは違うアピールでしょ (スコア:0)
「歴史(知識)にない」で思考停止するのも,目先の事態にルールや前例でしか対応しないのも
本質が見えていない点で賢者たりえない,と考えます.
本当に史上初の事態でも,多少なりとも似た事例や状況が過去にあった,と気付けるのが
そして事態がどう転ぶと危険か,それを防ぐには何が必要か,の本質を判断できるのが賢者なのだと思う.
要は,知識からの類推能力由来の正確な現状把握と,その上での知識の応用能力.
知識(引き出し)が多い方が,現状把握にも対策立案にも有利なはず.
# だから豊富な知識は賢者の属性
そのための「歴史」は,「xx年にooが起きた」を暗記するような表面的なものでなく
「Aという状況の下,Bをきっかけとしてxx年にooが起きた.その後Cという対応があってD(oo#2)につながった」のように
総合的なものであるべきだと思います.
# 超・理想論
## こう考えると,その知識を今更応用しようがない先史・古代に関する部分はもっと軽く流しても良さげ
Re: (スコア:0)
じゃ、歴史を学んだから上手く解決できましたって経験談があったら一つよろしくお願いします、先生。
Re: (スコア:0)
江戸幕府が長期安定存続できたのは徳川家康が鎌倉幕府や室町幕府を研究していたからです。
また第二次世界大戦以降、大国同士の直接全面戦争が回避されているのもその一例でしょう。
Re: (スコア:0)
ワイマールの戦後処理失敗を見た米国は日本の戦後処理で同じ轍を踏まないようにした、っていうのも宜しく
(ただし、中東では失敗続き。敵対国での革命や反乱を利用するあるいは期待するというのはワイマールの失敗を地で行くやり方だな)