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朝のニュースでちらっと聞いた限りでは、一段目の切り離し後に二段目に追突したのか、二段目の点火に失敗して飛行中止、脱出。という流れのように聞こえた。一段目分離の高度から生還できるロシア製は素晴らしい。
ソユーズの打ち上げ脱出システム(LES)は打ち上げ中のどのフェーズからでも離脱可能と聞いたことがあります。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]ソユーズT-10-1↑以前はLESで脱出した唯一の前例と言われていましたが・・・ソユーズの信頼性を誇るべきか、ロシア宇宙開発の凋落を嘆くべきか・・・
ソユーズロケットを含むソ連R-7系ロケットの一段目二段目とは何だろう?ここをはっきりしておかないと、報道が曲解されたり議論が噛み合わない可能性がある。
周囲の4本のブースターが一段目、中央の1本が二段目ですね。でも、二段目が最初から点火されてるから、これを一段目とみなし、周囲をブースターだと主張する考えもあった。しかし、ロシア当局がブースターが一段目、中央が二段目と称しているのだから、そっちが正しいね。
ってわけで、スレ元の>一段目の切り離し後に二段目に追突したのか、二段目の点火に失敗して飛行中止、脱出。というのはロシアの言うところの一段目二段目だとすると、ちょっとありそうにない。というのも、二段目は元から点火してるから点火失敗は無いし、追突も常識的には無い。(一段目が脱落していく方式なので。)二段目と三段目の話ならあり得るけど、点火確認してから切り離す方式だった気がするので、これも違うんじゃないのかな。
まぁ情報錯綜してたってことで憶測情報だったんだろうねぇ。
>一段目分離の高度から生還できるロシア製は素晴らしい。パラシュートは高い所から下りる方が簡単で、むしろ低い高度の方が辛いのでは?
高度が高すぎると空気が薄くなって乗ってるパイロット的には辛いけど、宇宙飛行士なら宇宙服着ているし、真空でも平気でしょ。
>パラシュートは高い所から下りる方が簡単で、むしろ低い高度の方が辛いのでは?
まあ、そのためのLES(Launch Escape System) [wikipedia.org]ですから。パラシュートが使える高度まで固体ロケットで飛ばすんですよね。(ロケット本体の爆発に巻き込まれないように距離を取る目的もある)
>高度が高すぎると空気が薄くなって乗ってるパイロット的には辛いけど、>宇宙飛行士なら宇宙服着ているし、真空でも平気でしょ。ソユーズ11号の事故は無駄ではなかったな…
カプセルごと切り離してカプセルのパラシュートで降りてくる方式ですよ。そしてカプセルのまま着陸。飛行士が機外に射出されるなんていう野蛮な方式は、ジェミニやボストークなどの宇宙開発黎明期にしか無いよ。
ソ連のブラーン宇宙往還機も、高度35キロまでは射出座席で脱出する [coocan.jp]作りになってましたよ。結局ソ連崩壊で有人飛行する前に計画が破棄されましたが。
ブランは形だけみるとスペースシャトルに良く似てるしコピーとか言われちゃうけれどまったく違ったシステムだよね。
そりゃ「F-15は形だけみるとMiG-25に良く似てるしコピーとか言われちゃうけれどまったく違ったシステムだよね。」が如し。
日本のマスコミ報道ではそのあたりの説明が曖昧意味不明ですね知らない人が見たら特別な脱出用カプセルに移乗してから降下したのだと勘違いしてしまうでしょう
第1段第2段分離付近は燃料が尽きて機体は軽く、ロケットエンジンはスロットル下限が高いせいで加速度も重く、気圧は影響しないと言えるほど低くもなく、飛行中のロケットから離れるのが一番難しい領域なんだよ。
乗員にとっては何が起ころうが自動で宇宙船全体がコアファイターのように離脱するから動かなくて良いし、どうせ荷重があって棒でボタンをつつくとか計器を目で見るくらいしかできることもない。
ちゃんと帰還できている点で、やはりロシア製は手堅い
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
二段目の失敗から生還できる (スコア:1)
朝のニュースでちらっと聞いた限りでは、
一段目の切り離し後に二段目に追突したのか、二段目の点火に失敗して飛行中止、脱出。
という流れのように聞こえた。
一段目分離の高度から生還できるロシア製は素晴らしい。
Re:二段目の失敗から生還できる (スコア:2, 興味深い)
ソユーズの打ち上げ脱出システム(LES)は打ち上げ中のどのフェーズからでも離脱可能と聞いたことがあります。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]ソユーズT-10-1
↑以前はLESで脱出した唯一の前例と言われていましたが・・・ソユーズの信頼性を誇るべきか、ロシア宇宙開発の凋落を嘆くべきか・・・
Re: (スコア:0)
ソユーズロケットを含むソ連R-7系ロケットの一段目二段目とは何だろう?
ここをはっきりしておかないと、報道が曲解されたり議論が噛み合わない可能性がある。
Re:二段目の失敗から生還できる (スコア:3, 参考になる)
周囲の4本のブースターが一段目、中央の1本が二段目ですね。
でも、二段目が最初から点火されてるから、これを一段目とみなし、周囲をブースターだと主張する考えもあった。
しかし、ロシア当局がブースターが一段目、中央が二段目と称しているのだから、そっちが正しいね。
ってわけで、スレ元の
>一段目の切り離し後に二段目に追突したのか、二段目の点火に失敗して飛行中止、脱出。
というのはロシアの言うところの一段目二段目だとすると、ちょっとありそうにない。
というのも、二段目は元から点火してるから点火失敗は無いし、追突も常識的には無い。(一段目が脱落していく方式なので。)
二段目と三段目の話ならあり得るけど、点火確認してから切り離す方式だった気がするので、これも違うんじゃないのかな。
まぁ情報錯綜してたってことで憶測情報だったんだろうねぇ。
Re: (スコア:0)
>一段目分離の高度から生還できるロシア製は素晴らしい。
パラシュートは高い所から下りる方が簡単で、むしろ低い高度の方が辛いのでは?
高度が高すぎると空気が薄くなって乗ってるパイロット的には辛いけど、
宇宙飛行士なら宇宙服着ているし、真空でも平気でしょ。
Re:二段目の失敗から生還できる (スコア:3, 参考になる)
>パラシュートは高い所から下りる方が簡単で、むしろ低い高度の方が辛いのでは?
まあ、そのためのLES(Launch Escape System) [wikipedia.org]ですから。
パラシュートが使える高度まで固体ロケットで飛ばすんですよね。
(ロケット本体の爆発に巻き込まれないように距離を取る目的もある)
Re:二段目の失敗から生還できる (スコア:1)
>高度が高すぎると空気が薄くなって乗ってるパイロット的には辛いけど、
>宇宙飛行士なら宇宙服着ているし、真空でも平気でしょ。
ソユーズ11号の事故は無駄ではなかったな…
Re:二段目の失敗から生還できる (スコア:1)
カプセルごと切り離してカプセルのパラシュートで降りてくる方式ですよ。そしてカプセルのまま着陸。
飛行士が機外に射出されるなんていう野蛮な方式は、ジェミニやボストークなどの宇宙開発黎明期にしか無いよ。
Re:二段目の失敗から生還できる (スコア:1)
ソ連のブラーン宇宙往還機も、高度35キロまでは射出座席で脱出する [coocan.jp]作りになってましたよ。
結局ソ連崩壊で有人飛行する前に計画が破棄されましたが。
Re: (スコア:0)
ブランは形だけみるとスペースシャトルに良く似てるしコピーとか言われちゃうけれどまったく違ったシステムだよね。
Re: (スコア:0)
そりゃ「F-15は形だけみるとMiG-25に良く似てるしコピーとか言われちゃうけれどまったく違ったシステムだよね。」が如し。
Re: (スコア:0)
日本のマスコミ報道ではそのあたりの説明が曖昧意味不明ですね
知らない人が見たら特別な脱出用カプセルに移乗してから降下したのだと勘違いしてしまうでしょう
Re: (スコア:0)
第1段第2段分離付近は燃料が尽きて機体は軽く、ロケットエンジンはスロットル下限が高いせいで加速度も重く、気圧は影響しないと言えるほど低くもなく、飛行中のロケットから離れるのが一番難しい領域なんだよ。
乗員にとっては何が起ころうが自動で宇宙船全体がコアファイターのように離脱するから動かなくて良いし、どうせ荷重があって棒でボタンをつつくとか計器を目で見るくらいしかできることもない。
Re: (スコア:0)
ちゃんと帰還できている点で、やはりロシア製は手堅い