特に「化学調味料無添加」という表示が、消費者の誤った認識を助長させている。化学調味料ということばは1950年代に作成されたことばだが、1980年代にはその製造法からうま味調味料という名称に変わってきている。 このうま味調味料にグルタミン酸ナトリウム(MSG)があるが、 (略) この論文を根拠に、大林氏が国際頭痛学会にThe International Classification of Headache DisordersのリストからMSGの除外を要求し、2018年の1月に学会はこの要求を認めて除外した。すなわち、MSGによって頭痛などが起こるという俗説は、完全に否定されたと考えている。改めて「化学調味料無添加」がいかにナンセンスか、声を大にして訴えたい。
無添加、化学調味料不使用 (スコア:1)
という看板を掲げた飲食店や食品がある限り味の素バッシングは続きそう。
あの手の看板があると「わかりやすい」のでありがたい。
Re: (スコア:1)
たまたま最近見たのですが
元々その食品には不要な原料を「XX無添加、不使用」とうたう食品メーカーがあるらしい。
まっとうなメーカーはわざわざそんなこと書かないが(単に原料表示に入れない)、前述メーカー品より安全でないかのように考えてしまう消費者がいる。
ので、まっとうなメーカー、消費者団体とも、「無添加、不使用」表示に何らかの規制が必要と考えている模様。
食品添加物表示制度のゆくえ~第3回 食品添加物表示制度に関する検討会を傍聴して~ [foocom.net] 経由で
食品添加物表示制度に関する検討会 [caa.go.jp](消費者庁) に資料や議事録があります。
リンク省略しますが、第1回が消費
Re:無添加、化学調味料不使用 (スコア:1)
前述サイトにズバリの記事があった
「化学調味料無添加」は、本当にお客様のことを考えているか [foocom.net]
著者は医療科学大学教授
「うま味調味料」名称は単なるイメージ戦略ではなく製造法の違いらしい。
うがった見方をすれば、「化学調味料無添加」で「うま味調味料添加」しても嘘ではない。
Re:無添加、化学調味料不使用 (スコア:2)
別記事へのコメントでスコア5いただいた私のコメント [srad.jp]
の典型例です。
Re:無添加、化学調味料不使用 (スコア:2)
「科学」には「追試」が必要というのは、なにか違和感があるな。。。
反例がありそうというか。
Re:無添加、化学調味料不使用 (スコア:1)
それも前述のコメント [srad.jp]に書きましたが
宇宙論とかは理屈が先行して、現実の現象を説明する理屈(仮説)が複数立てられ、hoge理論なら現在未発見だがfugaがあるハズ、みたいな仮説が実証されるのは数十年後とかになります。ブラックホールとかヒッグス粒子とか
社会科学・人文科学は仮説立てるとこまでは同じで、新しい社会現象がその理屈で説明できるかとかで取捨選択されるのでしょう。
科学じゃない、っていう人もいますが
Re:無添加、化学調味料不使用 (スコア:2)
まあ、ウラが超取りにくいそういうのもあるけど、もっと現実的な話も。
ロボトミーとか、卵過剰摂取とか、ろくな追試がされないままに定説となってたものがあるので。
意外と丸飲みされるケースがちらほら?
Re: (スコア:0)
自然科学入門の授業では再現性についてしつこいくらいに言われたけどなあ。