既に書かれているように、SI単位系では大文字Kはケルビンです。そのため、SI単位系では、接頭語としてのキロは小文字のkを使うようになりました。国際度量衡総会で決められました。JISではJIS Z 8203です。
Y 10^24
Z 10^21
E 10^18
P 10^15
T 10^12
G 10^9
M 10^6
k 10^3
です。
ただし、JIS系にも記載があったような気がしますが、「情報通信」の分野のみ、
P 2^50=1125899906842624
T 2^40=1099511627776
G 2^30=1073741824
M 2^20=1048576
K 2^10=1024
と大文字のKを使います。おそらく、情報通信分野ではKケルビンを使う頻度が低いためではないでしょうか?
Kとk (スコア:3, 参考になる)
Y 10^24
Z 10^21
E 10^18
P 10^15
T 10^12
G 10^9
M 10^6
k 10^3
です。
ただし、JIS系にも記載があったような気がしますが、「情報通信」の分野のみ、
P 2^50=1125899906842624
T 2^40=1099511627776
G 2^30=1073741824
M 2^20=1048576
K 2^10=1024
と大文字のKを使います。おそらく、情報通信分野ではKケルビンを使う頻度が低いためではないでしょうか?
Re:Kとk (スコア:1)
他にも、分野によって使い分けがいっぱいありそうな気がするですの。もちろん、統一できた方が共通認識が広まっていい(ミリバールがヘクトパスカルになったみたいに、とか?)と思うですが、実際にその単位を使っていらっしゃる方がどう思うかというのもあると思うです。
-------- SORAMINE Yukino
Re:Kとk (スコア:1)
すみません、単位記号と接頭辞は名前空間が別だから OK です。 ガセネタを書いてしまいました。
ちなみに、半導体物理とかだと、虚数単位は i ですが、 電流は j で表記することが多いです。 (こういうたぐいの、数値や物理量を表す記号は、 もちろん、単位記号や接頭辞とはまた別の名前空間に属します。 活字だとイタリックで表記するやつですね。)
実験系物理や応用物理では、物理量を表す記号はいちいち 定義して使うという習慣が強いので、分野が違う教科書や論文を読んでも 分かりやすいですが、理論物理や工学だと物理量を表す記号が 暗黙の了解になってしまっているので、それを知らないと 教科書や論文を読むのが困難です。 教科書だと、いちばん最初のページに記号の一覧が載ってたりすることもありますが。
という印象をぼくは持っていますが、たぶん、「うちの分野は違うぞ!」ってつっこみがいっぱい入ると思います。
Re:Kとk (スコア:1)
同様に,電圧が e なので自然対数の底はイプシロン ε で代用します. おかげで,たとえば e ^ 2πi は ε ^ 2πj と表記され,とても同じものとは思えません.:-)
単位の話では,昔,物理で MKS 単位系,機械工学で MKS 重力単位系,あとまた別の分野で CGS 単位系を使われてとても嫌だったのを覚えています. 特に重力単位系が,物理と同じ話を全然違う式でやるので混乱するし,重力と関係ないところだけ重力加速度が 式に登場するのが気持ち悪かった.
いまはみんな SI で統一されたのかな.
鐡と重力と単位系 (スコア:1)
私も機械屋くずれですが, 単位系はやはりSI単位の方がすっきりしていて理解しやすいです. ですが設計の時に使用する鉄鋼などのカタログデータは重力単位系で記述してあったため, 非常に気持ち悪かった記憶があります.
思うに鉄鋼の最大の顧客は, やはり建築・土木や造船で, これらは重量負荷や水圧・土圧といった方向で設計するので重力単位系が便利なのでしょう. 一方機械屋の方では一般的な加速度や熱との関連で圧力を取り扱いますので相互運用性からSI単位を好むのだと思います.
結局の所, 技術屋にとっては数字はあくまでも道具の一つなので, 使いやすい道具(単位)を好ましく思うのでしょう.