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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
活かしてます (スコア:3, すばらしい洞察)
担当者毎・顧客毎に微妙に違っていた仕事の進め方を標準化し、顧客要求や顧客へのアウトプットやその審査の内容と結果、不適合・苦情が発生した場合の対応や是正処置、そのフォローアップ、内部監査、品質向上のために継続的に要領・手順や諸々の書類様式の問題点・業務の実態に即していない部分・顧客の要望を抽出し改訂…もちろん改訂にも審査や協議や承認や登録や周知やらの手続きがあり…云々。
記録に残さなければいけない事柄は飛躍的に増えたが、品質を維持・向上する仕組みと意識はしっかりと職場に根付いたと思える。本当に品質管理をやろうと思えばISO9000の規定する仕組みはとても真っ当であり分かりやすい。
逆に、今までこれをやらずに仕事してたんだなあと今さらながら呆れるやら恐ろしいやら。ていうかもうあの頃には戻りたくない。
業務の実態に合わせた品質管理のやりかたを最初にきちんと考えて構築する、ということが重要なのだと思います。あと、きちんとISO9000を活用できる品質管理のスキームを構築させた実績のあるコンサルタントに助言してもらうこと。
まあ多少なりともISO9000が規定する仕組みに合わせる必要があるわけですが、それはISO9000自体が「こういう風にやっとけば品質管理はばっちりですよ」という規格なのだから当然と言えば当然。
でも、ISO9001の認証取ってないと取引しない、という風潮はなんか間違っていると思う。本来、品質管理は売り込む側の企業がウリにするポイントのはず。顧客としてはそれで品質管理が行われているという安心を得たいのだろうが、顧客の側にも品質管理が行われているかどうか見極める(監査に入るとか)くらいの意気込みがないと、実際にきちんと品質管理されてるかどうかは分からない。それは他のみなさんのコメントからも明らか。
逆に、ISO9000の仕組みを使わなくても、他の規格でも独自のスキームでも、きちんと品質管理できているところは胸張って仕事してよいし顧客も見るとこ見てきちんと評価すべし。
Re:活かしてます (スコア:1)
企業もありますね。
要は、品質管理をする仕組みがちゃんと確立されています、と胸を張れる状態であれば必ずしも必要なものじゃないし、
「規格取ってます」と対外的に言える状態にあるべし、と考えるかどうかは経営者の判断だと思う。
ウチは5年以上前からやっています。(確か)
いろいろなコメントが書かれていますが、一言二言三言...
・監査前に残業して書類作っている → 普段からドキュメント類が整っていればそんな事はならないはず。
・ただの面倒な作業 → 製品が出荷されたが設計図や仕様書が無かった、なんて事態は起きなくなるメリットはありました。
・無駄な書類が増えただけ → 必ずしも紙書類が必要な訳ではなく、例えば「当社は電子的にドキュメントを社内登録する
仕組みがあります」というのであれば、箱ファイルは不要です。
...という一方で、ウチの会社もハードウェア開発についてはISO化できているものの、
ソフトウェア開発部門については ISOをやっていません。
ISO900xシリーズって、結局の所、アジア圏の近年 "のしてきた" 企業や工場について、
それらが変な会社じゃなくて ちゃんとしているんだよ、って言えるためのルールを
与えてあげるための規格、みたいな面があるように思う。
でもね「定期監査」は監査者が厳しくチェックするか甘いチェックをするかによって合格/不合格が決まる、その監査者は
日本企業に対しては日本人、中国企業に対しては中国人、だったりするので、
企業側がいい加減 & 監査者も甘いチェック、の場合は「合格」になってしまうので、
ISO900xを取ってるからと言って必ずしも「信頼できる企業である」とは言えない。
で、採算は? (スコア:1)
おカネをかければいくらだって品質向上はできてあたりまえ。問題はそれをちゃんと収益につなげられて、はじめて「企業として」一人前、ということですよね。ISO9000も結局企業としての採算にあわなければ、あえて企業を潰してまで行うものではないからね。
製品の品質がいくら良くてもつぶれた企業は多々あるわけで。
で、数字でちゃんとここのところ、少しのごまかしも見落としもなく、チェックされましたか?その数字が出たとして、ちゃんとチェックできる能力のある人が複数で答えをだしましたか?
Re:で、採算は? (スコア:1)
それはどうでしょう。いくらお金がかかるかでは無く、やるべきこと
を、きちんとやっているかどうかでしょう。ISO9000シリーズをとる
ことは、「やるべきことをきちんとやってます」と客観的に確認し
てもらうことだと思ってます。
> で、数字でちゃんとここのところ、少しのごまかしも見落としも
> なく、チェックされましたか?その数字が出たとして、ちゃんと
> チェックできる能力のある人が複数で答えをだしましたか
ここらへんは、品質保証部だとか、経営戦略部とかの仕事なの
で判りません。まぁ、製品開発部の人間よりよっぽど詳しい人達
が取った方が良いと判断したんだから、そうなんでしょう(笑)
そういう人しかいなかった (スコア:1)
という人にしか会えたことがないんですよね。日本の企業では。で、果たしてこれで「会社を潰せずにまともな品質管理ができるのか?」と思ったこと数知れず。おそらく「ISO9000シリーズの導入でも潰れなかった企業だけが生き残った」のかも知れませんね、と思ったことも数知れず。
いや、ほんとに。
Re:そういう人しかいなかった (スコア:1)
利益が生じるか、社員全員が把握してるなんて有り得ないと思う
んですが…
少なくともISO9000シリーズとってない企業とは取引しないという
スタンスのお客さんからの受注は、まるまる失うわけで。
設計の立場から言えば、生産がスムーズになるだけで、充分
メリットあるんですけどね。
私は「やるべきことをやっている」会社はISO9000シリーズとる
のなんて、そんなに大変なことではないと思ってます。
逆に言うとISO9000シリーズとれないようでは、品質保証できるの
かな、と疑問に思いますね。
取れるけど、取らないというのは別に構いませんけど。
一番の問題は (スコア:1)
把握しているはずの部署を紹介していただけたら、と思ったのですけれども、誰も社内のどこがそれを把握しているのか?が結局わかっていなかったんですよね。。。。で、「経営管理かな?」と思って行って見ると、ここでも「そんなことは考えたことがない」という。どこの部署に行ってもこんな調子。これはISOとは別の問題ですけれど。
企業はあくまで「お金」中心で動かなければならない社会的存在です。たとえば社会貢献とかそういうことも、採算の範囲内でなければ企業の存続はないから、社会貢献だってできないわけで。
だから、ISO9000シリーズが云々、という以前の問題として、日本の会社の行う「判断」そのものが、おかしい企業がある、という感じでしたね。全部がそうだとは言いませんけれども。私も全部調べたわけじゃないから。
Re:で、採算は? (スコア:1)
矛盾もいいところ、経費で削るところって無駄なドキュメント作成くらいしかない思いつかない・・・。
これのせいで確実に残業が増えるけど、文句言われる筋合いないからいいけどね。
せいぜい稼がせて貰います
Re:で、採算は? (スコア:0)
このコメントは危険です。
自社の規定がクソなのか、自分が時間内に処理できないほど無能なのか、
少なくともどちらかが真であると告白しております。
Re:で、採算は? (スコア:0)
> それはどうでしょう。いくらお金がかかるかでは無く、やるべきこと
> を、きちんとやっているかどうかでしょう。
だからぁ、それをきちんとやってる奴にもっと給料出せって(略
Re:活かしてます (スコア:0)
これって、風潮の話ではなくて、「自社製品がISOのレベルを保証
するために、使用している部品のメーカにもISOを要求する」って
ことだと思った。
# このことをISOが要求しているんだっけ?
Re:活かしてます (スコア:0)
ISO9000が要求するのは、受入品の品質を確保する方法を確立することであって、受入品を作っている業者がISO9000を取得していることではありません。ていうかそんなこと要求したらISO9001認証取るためにはISO9001認証取得業者からしか仕入れできなくなってしまう。