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だが判決文によれば、契約後の実際の更新率は2016年前半時点でわずか7.5%にとどまった。マカフィーに支払うライセンス料を自己負担していたサードウェーブはパソコンを販売するほどセキュリティーソフトに関する赤字が膨らむ構図に陥った。
更新率が40%なら黒字、7.5%なら赤字という図式で嘘の情報で金を巻き上げるなんてのならひどい話だが。そもそもバンドルソフトが売れなかったからと言って、ハードメーカーに損失が発生するような契約にするものなんだろうか。マカフィー的には商材をサードウェーブに提供していたという事なのか、赤字になりうる契約をどういう訳でサードウェーブが飲んだんだろう。
マカフィーが「更新率は40%です」っていう根拠のない数字を持ち込んだのが問題視されてるぽいよ。なので、更新率40%なら当然黒字だろうけど、10%でも黒字だったかもしれない。損益分岐点は不明。
金額、割合についてはサードウェーブ-マカフィー訴訟の深層、裁判所が問題視した営業M氏の振る舞い [nikkei.com]の無料部分で確認できます。BTOもやってるDELLの更新率の実績が40%としていて、ドスパラの契約だと20%が損益分岐点だった模様。
M氏は2013年7月、サードウェーブに新たな契約の提案を持ち込んだ。サードウェーブが販売する全パソコンにマカフィーの「15カ月版」の有償セキュリティーソフトを初期搭載するというものだ。購入者の注文画面で15カ月版をデフォルトで選択済みにしておき、購入者が自ら外さない限りインストールされる。サードウェーブは同ソフトのライセンス料としてマカフィーに1200円を支払う必要があった。
三木谷メソッド?
ただサードウェーブの担当者は、ここで提示された「購入者の40%がライセンスを更新する」という高い試算に違和感を抱いた。当時、「当初モデルにおいて無償トライアル版から有償版を購入した割合は3ないし8パーセント程度」(判決文)だったからだ。
判決文によると、サードウェーブは「本件資料のみでは更新率40パーセントという説明を信じなかった」(判決文)。ただ同社内部で更新率を40%から20%まで5%刻みで得られるレベニューシェアを試算し、更新率が半分の20%でもレベニュー
一般的に人間は使い慣れたものを捨てて乗り換えることを嫌うから、15カ月間も使わせれば相当更新率が増えるだろうと期待することも、理解できなくはない。いわゆるシャブ漬け戦略 [it.srad.jp]そのもの。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
判決はいいと思うけど (スコア:0)
だが判決文によれば、契約後の実際の更新率は2016年前半時点でわずか7.5%にとどまった。マカフィーに支払うライセンス料を自己負担していたサードウェーブはパソコンを販売するほどセキュリティーソフトに関する赤字が膨らむ構図に陥った。
更新率が40%なら黒字、7.5%なら赤字という図式で嘘の情報で金を巻き上げるなんてのならひどい話だが。
そもそもバンドルソフトが売れなかったからと言って、ハードメーカーに損失が発生するような契約にするものなんだろうか。
マカフィー的には商材をサードウェーブに提供していたという事なのか、赤字になりうる契約をどういう訳でサードウェーブが飲んだんだろう。
Re: (スコア:0)
マカフィーが「更新率は40%です」っていう根拠のない数字を持ち込んだのが問題視されてるぽいよ。
なので、更新率40%なら当然黒字だろうけど、10%でも黒字だったかもしれない。
損益分岐点は不明。
Re:判決はいいと思うけど (スコア:5, 参考になる)
金額、割合についてはサードウェーブ-マカフィー訴訟の深層、裁判所が問題視した営業M氏の振る舞い [nikkei.com]の無料部分で確認できます。
BTOもやってるDELLの更新率の実績が40%としていて、ドスパラの契約だと20%が損益分岐点だった模様。
Re:判決はいいと思うけど (スコア:1)
三木谷メソッド?
Re: (スコア:0)
ただサードウェーブの担当者は、ここで提示された「購入者の40%がライセンスを更新する」という高い試算に違和感を抱いた。当時、「当初モデルにおいて無償トライアル版から有償版を購入した割合は3ないし8パーセント程度」(判決文)だったからだ。
判決文によると、サードウェーブは「本件資料のみでは更新率40パーセントという説明を信じなかった」(判決文)。ただ同社内部で更新率を40%から20%まで5%刻みで得られるレベニューシェアを試算し、更新率が半分の20%でもレベニュー
Re: (スコア:0)
一般的に人間は使い慣れたものを捨てて乗り換えることを嫌うから、15カ月間も使わせれば相当更新率が増えるだろうと期待することも、理解できなくはない。
いわゆるシャブ漬け戦略 [it.srad.jp]そのもの。