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32bit専用の論理回路・トランジスタを削除できるのでCPUがスリムになり省電力化・低価格化に繋がりますね。一般ユーザにもメリットがあります。
開発者には特にデメリットはないように見えます。ざっとpdfを眺めた限りでは、既存の64bitのOS・ソフトは大きな変更は不要そうです。
コンパイラとかOSの細かい部分は修正が必要です。しかしこれは過去インテルが新しいCPUを出すたびにインテルの社員が修正してきた作業と同じなのでこれはインテルに任せておけば解決します。
BIOSは書き換えが必要です。でもチップセットもCPUも新しくなるんだから、これはマザボメーカが対応すればいい話だしブートシーケンスは今までのCPUよりも x86S の方がシンプルで実装も簡単そうです。開発者はさっと実装すれば良くて、消費者はそれを買うだけです。
ということでポイントはどれくらいトランジスタ数が節約できるか、だと思います。省電力化・低価格化に寄与するならx86Sは売れるでしょうし、すぐに普及すると思います。
トランジスタ数を減らすことより、開発・検証・デバッグの手間を減らすことの方が大きいのでは?レガシー機能を削除することにより、これらの手間がごっそり減る
正直この程度の回路削減では省電力化にも低価格化にも繋がらん気がする。コンパイラレベルの話をするとアプリ層とかドライバ層だと何もしなくても理論上問題ない気もする。まあ理論上はあくまで理論の上の話でだいたい阿鼻叫喚になるのだが。
トランジスタが減るかと言われればあまり減らないと思います。演算器は共通のものだし、影響するのはデコーダの一部ではないでしょうか。デコーダ部のトランジスタが減ったとしても、モードで動作切り替えてるだろうから消費電力は減らなそう。
主に削減できるのは、CPU設計後の検証・実機テストのコストではないでしょうか。この辺は機能が減れば素直にコスト減りますし、昨今面倒になってるセキュリティ関連では組み合わせの数が減れば劇的に楽になると思います。
命令デコードはマイクロコードで行われているため、回路規模への影響はほとんどないでしょう。回路を簡略化できそうなのは16ビットアドレッシング廃止によるアドレス計算/MMU関係やセグメンテーション簡略化の方かなぁ。
それにしても16アドレッシング廃止ということは、ついにMS-DOS用のプログラムは一切動かなくなるってこと?それとも以前から動かない?
「グラフィック等の周辺機器からして実PCで動かすほうが辛くなってきたろうから、MS-DOS用プログラムは仮想PCで使え」という、公式(どこ?)からのお達しかもしれません。
でも、今でもMS-DOS用プログラムが必要になる場面というと、Windows用ドライバが供給されてない古い周辺機器を動かし続けるためぐらいだろうから、実PCで動けないと無意味ですかね。
KVM等PCIパススルーやUSBパススルー機能がある仮想マシンはホストを通さずゲストが直接ハードウェア叩けるので、なんとかなるかも。
ISAバスボードやCバスボードは、USBなりPCIeなりに変換するアダプターを作るんでしょうね。今ならFPGA使えばカスタムチップは作らないで済むでしょうし。
CPUはフルエミュレーションする必要があり、独自バスは汎用バスへ。x86(s)である必要性が無くなってしまった
PXEブートは平気かな?デプロイ系に影響出ると面倒だなぁ。
Intelのファームウェアに限って言えば2020年以降レガシーBIOSをサポートしていない(UEFIクラス3)ので、すでにMS-DOSは動かない。それどころかWindows 7すら起動しない。
32ビットモードでは、即値は8ビットまたは16/32ビット。64ビットモードでは8ビットまたは16/64ビット。命令デコーダは本質的に「全ての組み合わせをデコードしてみて、正しいものを選ぶ」ので、32ビットモードを削除すると組み合わせの数が減り、デコーダの負担が下がる。定量的は話はわからない。
32ビットモードを削除しても32bit命令が無くなるわけではなく16bitアドレッシングモードなどが無くなるだけなのでデコーダーへの影響はそれほどでもないかな
32ビット即値はcompatibility modeにしかなくなるので、次の改定で「コンパチビリティモードはエミュレーションすべし」となるよ。アーキテクチャの定義は一歩では移行できないから、x86Sは中間段階。
32ビット即値がないとかどこの命令セットの話してんだ?
x86用のトランジスタを減らすってよりは、命令デコードの単純化による高速化が目的だと思いますよ。思想的にはapple M1を模倣する感じで、現在の可変調+命令セットの複雑さによるボトルネック解消でしょう。
んなこと狙ってないと思うけど
intelがまだappleにintelチップを供給しているのにも関わらずM1批判していたのは有名な話で、かなり意識しているよ。それからintelが高効率コアなんていうのを提供し出したでしょ
このpdfに書いてあるようなコードを暗黙に使用するx86ターゲットコンパイラ無いと思う
トランジスタ数を減らすことより、レガシーを捨てて単純化することで、性能向上のボトルネックが減るのではないか?
> 32bit専用の論理回路・トランジスタを削除できるので
これは勘違いですね。x86S では16bit時代の命令は削除されますが、32bit命令は残りますからトランジスタはたいして減りません。32bit命令で削除されるのは、特権モードで動く命令のごく一部だけです。そもそも現在のWindowsではまだ32bitアプリがたくさん動いているわけで、削除なんて今のところ現実的には無理です。
削除の理由は、トランジスタというよりはブートフェーズの簡素化だと思います。今みたいにブート時の状態遷移が超複雑だと、security上のリスクが高いしブートフェーズのソフトウェア開発も面倒なので。
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トランジスタはどれくらい節約できるんだろう? (スコア:4, 参考になる)
32bit専用の論理回路・トランジスタを削除できるので
CPUがスリムになり省電力化・低価格化に繋がりますね。一般ユーザにもメリットがあります。
開発者には特にデメリットはないように見えます。ざっとpdfを眺めた限りでは、既存の64bitのOS・ソフトは大きな変更は不要そうです。
コンパイラとかOSの細かい部分は修正が必要です。しかしこれは過去インテルが新しいCPUを出すたびにインテルの社員が修正してきた作業と同じなので
これはインテルに任せておけば解決します。
BIOSは書き換えが必要です。でもチップセットもCPUも新しくなるんだから、これはマザボメーカが対応すればいい話だし
ブートシーケンスは今までのCPUよりも x86S の方がシンプルで実装も簡単そうです。開発者はさっと実装すれば良くて、消費者はそれを買うだけです。
ということでポイントはどれくらいトランジスタ数が節約できるか、だと思います。省電力化・低価格化に寄与するならx86Sは売れるでしょうし、すぐに普及すると思います。
Re: (スコア:0)
トランジスタ数を減らすことより、開発・検証・デバッグの手間を減らすことの方が大きいのでは?
レガシー機能を削除することにより、これらの手間がごっそり減る
Re: (スコア:0)
正直この程度の回路削減では省電力化にも低価格化にも繋がらん気がする。
コンパイラレベルの話をするとアプリ層とかドライバ層だと何もしなくても理論上問題ない気もする。
まあ理論上はあくまで理論の上の話でだいたい阿鼻叫喚になるのだが。
Re: (スコア:0)
トランジスタが減るかと言われればあまり減らないと思います。
演算器は共通のものだし、影響するのはデコーダの一部ではないでしょうか。
デコーダ部のトランジスタが減ったとしても、モードで動作切り替えてるだろうから消費電力は減らなそう。
主に削減できるのは、CPU設計後の検証・実機テストのコストではないでしょうか。
この辺は機能が減れば素直にコスト減りますし、昨今面倒になってるセキュリティ関連では組み合わせの数が減れば劇的に楽になると思います。
Re: (スコア:0)
命令デコードはマイクロコードで行われているため、回路規模への影響はほとんどないでしょう。
回路を簡略化できそうなのは16ビットアドレッシング廃止によるアドレス計算/MMU関係やセグメンテーション簡略化の方かなぁ。
それにしても16アドレッシング廃止ということは、ついにMS-DOS用のプログラムは一切動かなくなるってこと?
それとも以前から動かない?
Re:トランジスタはどれくらい節約できるんだろう? (スコア:1)
それにしても16アドレッシング廃止ということは、ついにMS-DOS用のプログラムは一切動かなくなるってこと?
それとも以前から動かない?
「グラフィック等の周辺機器からして実PCで動かすほうが辛くなってきたろうから、MS-DOS用プログラムは仮想PCで使え」という、公式(どこ?)からのお達しかもしれません。
でも、今でもMS-DOS用プログラムが必要になる場面というと、Windows用ドライバが供給されてない古い周辺機器を動かし続けるためぐらいだろうから、実PCで動けないと無意味ですかね。
Re:トランジスタはどれくらい節約できるんだろう? (スコア:2)
Re: (スコア:0)
KVM等PCIパススルーやUSBパススルー機能がある仮想マシンはホストを通さずゲストが直接ハードウェア叩けるので、なんとかなるかも。
ISAバスボードやCバスボードは、USBなりPCIeなりに変換するアダプターを作るんでしょうね。
今ならFPGA使えばカスタムチップは作らないで済むでしょうし。
Re: (スコア:0)
CPUはフルエミュレーションする必要があり、独自バスは汎用バスへ。
x86(s)である必要性が無くなってしまった
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
PXEブートは平気かな?
デプロイ系に影響出ると面倒だなぁ。
Re: (スコア:0)
Intelのファームウェアに限って言えば2020年以降レガシーBIOSをサポートしていない(UEFIクラス3)ので、すでにMS-DOSは動かない。それどころかWindows 7すら起動しない。
Re: (スコア:0)
32ビットモードでは、即値は8ビットまたは16/32ビット。64ビットモードでは8ビットまたは16/64ビット。
命令デコーダは本質的に「全ての組み合わせをデコードしてみて、正しいものを選ぶ」ので、32ビットモードを削除すると組み合わせの数が減り、デコーダの負担が下がる。定量的は話はわからない。
Re: (スコア:0)
32ビットモードを削除しても32bit命令が無くなるわけではなく16bitアドレッシングモードなどが無くなるだけなのでデコーダーへの影響はそれほどでもないかな
Re: (スコア:0)
32ビット即値はcompatibility modeにしかなくなるので、次の改定で「コンパチビリティモードはエミュレーションすべし」となるよ。アーキテクチャの定義は一歩では移行できないから、x86Sは中間段階。
Re: (スコア:0)
32ビット即値がないとかどこの命令セットの話してんだ?
Re: (スコア:0)
x86用のトランジスタを減らすってよりは、命令デコードの単純化による高速化が目的だと思いますよ。
思想的にはapple M1を模倣する感じで、現在の可変調+命令セットの複雑さによるボトルネック解消でしょう。
Re: (スコア:0)
んなこと狙ってないと思うけど
Re: (スコア:0)
intelがまだappleにintelチップを供給しているのにも関わらずM1批判していたのは有名な話で、かなり意識しているよ。
それからintelが高効率コアなんていうのを提供し出したでしょ
Re: (スコア:0)
このpdfに書いてあるようなコードを暗黙に使用するx86ターゲットコンパイラ無いと思う
Re: (スコア:0)
トランジスタ数を減らすことより、レガシーを捨てて単純化することで、性能向上のボトルネックが減るのではないか?
32bit命令は残ります (スコア:0)
> 32bit専用の論理回路・トランジスタを削除できるので
これは勘違いですね。
x86S では16bit時代の命令は削除されますが、32bit命令は残りますからトランジスタはたいして減りません。
32bit命令で削除されるのは、特権モードで動く命令のごく一部だけです。
そもそも現在のWindowsではまだ32bitアプリがたくさん動いているわけで、削除なんて今のところ現実的には無理です。
削除の理由は、トランジスタというよりはブートフェーズの簡素化だと思います。
今みたいにブート時の状態遷移が超複雑だと、security上のリスクが高いし
ブートフェーズのソフトウェア開発も面倒なので。