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ついでに言うと、欧米ではその手の事故に関する情報に自動車メーカーがアクセスすることもできたはず。つまり、実際に起こった自動車事故のパターンを統計的に分析することにより、より安全な自動車の開発に役立てている訳。
実は、日本でも全くやっていないわけでは無かったりする。というのも、10年以上前、某所でこの手のデータ入力のバイトをやったことがあるので。まぁ、事故現場をある程度のパターンに分類したくらいで、お世辞にも詳細な分析などとは呼べないシロモノだったけど。
ただし、下受けの民間企業でのバイトだったため、実際何の役に立っていたのか、それとも活用されずに埋もれてしまったのか、今となっては知りようも無い。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
ハードだけでなくソフトも (スコア:4, 興味深い)
TVで見たのでうろ覚えですが、欧米では事故現場の検証をしたあと、関連情報(ぶつかった角度、速度、道路状況など)を全てシステムに登録して、過去の類似情報をすぐ検索できるようにしているようです。システムもすばらしいが、それを活用している組織がたいしたものです。
転じて日本、聞いたところによると(たしか神戸新聞がネタ元)兵庫県警は独自に自動車塗料片を集めて分類しているとの事。わずかな破片から犯人を割り出す県警は褒めてさしあげたいが、それくらい全国規模で水平展開したらいいのに。オンライン化もされていない様ですし。(塗料片はオンライン化難しいか。それでもあたりくらいは付けられるだろう)
これもTVがネタ元ですが(曖昧でもうしわけない)、自動車事故を鑑定する職業の人がいるそうで、その人に事故現場や事故車を検証してもらい、「死人にくちなし」状態の裁判結果をひっくり返したこともあるそうな。素晴らしいことだが、そういう民間の鑑定人を連れてこないと真実をつかめない、というのは、いかにも不甲斐ない。
レコーダー導入だけで全てが改善されるとは思いません。それを含めた証拠全般をきちんと検証・管理できる体制が、今の交通事故大国・日本に求められているものだと思うしだいであります。
# ぶつけ逃げして、レコーダーを消去したらそれでおしまい、というケースもあるかも。
Re:ハードだけでなくソフトも (スコア:2, 興味深い)
ダイムラー・ベンツ社は、自社製車両が重大事故に遭ったときは現場に出向いて事故の状況や車体が乗員に与えた影響等を調査してたそうです。
興味深いのは、現場の撮影に立体写真を使っていたということです。
最近は日本の自動車メーカーも安全性をセールスポイントにしてますが、実際に事故現場に行って調査してるとかいう話は聞かないっすね。
いや、僕が知らないだけでホントは調査してるのかも知れませんけど。
#ベンツには多分乗らないだろうけどID
Re:ハードだけでなくソフトも (スコア:2, 参考になる)
過去形でなくて、今でもしてます。
ちなみにドイツでは、他のメーカー(BMW、VW、OPEL等々)も、警察と共同で事故調査をし、その調査結果をすぐに開発部隊に報告して、製品の安全性向上に反映されるようになっています。
#事故連絡が警察に通報されると、警察から該当メーカーに即連絡が入るようになっています。
日本では自動車メーカーが事故調査はしてません。アメリカの交通局からアメリカ国内の事故データを購入して、それを使用しています。なので、日本国内の事故についての調査はどこもやっていません。
せめて、警察か保険会社が調査データを自動車メーカーに公開するだけでもしれくれれば、かなり変わるはずなんですけどねぇ。
Re:ハードだけでなくソフトも (スコア:1, 興味深い)
ついでに言うと、欧米ではその手の事故に関する情報に自動車メーカーがアクセスすることもできたはず。つまり、実際に起こった自動車事故のパターンを統計的に分析することにより、より安全な自動車の開発に役立てている訳。
実は、日本でも全くやっていないわけでは無かったりする。というのも、10年以上前、某所でこの手のデータ入力のバイトをやったことがあるので。まぁ、事故現場をある程度のパターンに分類したくらいで、お世辞にも詳細な分析などとは呼べないシロモノだったけど。
ただし、下受けの民間企業でのバイトだったため、実際何の役に立っていたのか、それとも活用されずに埋もれてしまったのか、今となっては知りようも無い。