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この手の自動翻訳に頼り切って訳の結果を採用する人が増えてきて憂鬱です。
我流でも文章を書く修練をし、それなりに長い文章を書いている人なら、今の機械翻訳の結果をそのまま採用するのは矜恃が許さないと思うんですがね。機械翻訳の結果が「正しい」と判断する人が圧倒的多数になり、それに引きずられて日本語の「標準的」な語法や文体が変わっていったりするのはちょっとイヤかも。 # 小説などでテクニックとして機械翻訳風にする人は # 今でもいるかもしれませんけど。
ほとんど高校生が頭を付き合わせて「あーでもない、こーでもない」って言っている感じになります。
けっこうそのニュアンスの区別が重要だったりとか。
たとえば「あいまい」という意味の英単語には vague と ambiguous があるけど、vague は、ベン図を書いたときに輪郭がぼんやりしているイメージ、ambiguous は A か B かどちらか分からないというイメージだそうです。逆に日本語だと一人称や二人称の代名詞がたくさんあって、どれを選ぶかでニュアンスが全然違ってしまいます。
ほかにも、単語の意味が複数あって、その複数の意味が翻訳先言語では別々の単語になっている場合とか。たとえば「高い」は tall や high かもしれないし、expensive かもしれないし。逆に英語→日本語の場合だと、brother は「兄」「弟」のどっちか分からない。
自動翻訳ではこのへんがなかなか大変だろうから、自動翻訳を信じてこのへんで間違いに陥らないように、かえって従来以上に日本語と英語の違いについての知識が重要になるんじゃないかなあ。
世界中どの言語でも、厳密に表現したいときにはいくらでも厳密にできる、つまりどの言語も共通なことが表現できるけど、一部曖昧な部分を残したまま表現したいとき、どの部分を曖昧にしたまま残せるかということが言語ごとに違うという気がします。
「brother」と「兄」「弟」なんか
重要なのは、「その必要性」だと思うのです。 発言者や著者の意図として年齢をはっきりさせる必要性が ない場合であっても、日本語の語彙からやってくる制約として、 その必要性が生じてしまいます。一方、英語では年齢を はっきりさせない言い方がデフォルトで、あえて
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
こうして (スコア:0)
Re:こうして (スコア:2, 興味深い)
こういうのって「最低限わかってる人が手を抜いててきとーに読むための手助け」だと思うんですが
なんだかこの手の自動翻訳に頼り切って訳の結果を採用する人が増えてきて憂鬱です。
Re:こうして (スコア:2, 興味深い)
我流でも文章を書く修練をし、それなりに長い文章を書いている人なら、今の機械翻訳の結果をそのまま採用するのは矜恃が許さないと思うんですがね。機械翻訳の結果が「正しい」と判断する人が圧倒的多数になり、それに引きずられて日本語の「標準的」な語法や文体が変わっていったりするのはちょっとイヤかも。
# 小説などでテクニックとして機械翻訳風にする人は
# 今でもいるかもしれませんけど。
校正せにゃ 機械翻訳を? それ以下かもだぜ! (スコア:2, おもしろおかしい)
戸田奈津子のことかあッ!!
Re:こうして (スコア:1)
誤訳で意味が変になってたりするのを、原文に当たらない事で見逃す危険性のことじゃないかなぁ。
Re:こうして (スコア:1)
ほとんど高校生が頭を付き合わせて「あーでもない、こーでもない」って言っている感じになります。
Re:こうして (スコア:0, 参考になる)
Googleが提供しているのは普通に言う「翻訳」じゃないよ。
検索結果の選択が出来るように手段を提供してるだけで
ざっと見てWEBサイトをより分ける為の物でしかない。
読むのに他の翻訳ソフトが要らない方が楽だけどね
検索結果の選択の足しするんだったらだいじなこと。 (スコア:1)
だとしたら、検索結果一覧に出てくる前後の文章こそ、翻訳して表示しなきゃいけないんじゃないだろうか。
と思ってExciteで翻訳検索してみたら。検索結果一覧の文章も翻訳して表示してますね。翻訳についてはexciteのほうが一歩先みたいです。
# "1 octet" を「1人の8重奏」と訳すとは思わなかったよ。
Re:こうして (スコア:2, 興味深い)
「英語圏の人(英語を理解して日本語を理解しない人)とダイレクトに意思の疎通をできるようにする。」
だと思うだが。
まさか、彼らと話をするときにノートパソコンもってgoogle使いながら話すのか?
読み書きだけできれば良いというものではないし。
そもそも言語なんて「読み書き」+「聞き語り」ができてなんぼでしょ。googleはその半分を手助けするだけじゃん。
#日本の教育がどうかはここでは言わない約束ね(笑)
Re:こうして (スコア:1)
だいたい英語を学ぶ意義なんて人それぞれだし。
Re:こうして (スコア:2, フレームのもと)
この程度で薄れていく意義なんて最初からないと同じだ元のコメントは言っているんだよ。
おまえ英語できないだろ。だから学ぶ意義なんて言い出すんだよ。
ま、英語の前に日本語だけどな。
Re:こうして (スコア:0, フレームのもと)
Oh, good Japanese!
Re:こうして (スコア:0)
「馬鹿」「おまえ」「~だろ」などの汚い言葉を使うような人間には
なりたくないものです。
僕は馬鹿なままでいいや。
Re:こうして (スコア:1, おもしろおかしい)
海外エロサイト巡り
じゃないんですか!?
Re:こうして (スコア:0)
中高とほぼ不勉強だったのですが、X Winodowのプログラムで英単語を覚えました(笑)
Re:こうして (スコア:0)
成果が上がってないようですね。がんばりましょう。
いやむしろ、かえって (スコア:2, 参考になる)
けっこうそのニュアンスの区別が重要だったりとか。
たとえば「あいまい」という意味の英単語には vague と ambiguous があるけど、vague は、ベン図を書いたときに輪郭がぼんやりしているイメージ、ambiguous は A か B かどちらか分からないというイメージだそうです。逆に日本語だと一人称や二人称の代名詞がたくさんあって、どれを選ぶかでニュアンスが全然違ってしまいます。
ほかにも、単語の意味が複数あって、その複数の意味が翻訳先言語では別々の単語になっている場合とか。たとえば「高い」は tall や high かもしれないし、expensive かもしれないし。逆に英語→日本語の場合だと、brother は「兄」「弟」のどっちか分からない。
自動翻訳ではこのへんがなかなか大変だろうから、自動翻訳を信じてこのへんで間違いに陥らないように、かえって従来以上に日本語と英語の違いについての知識が重要になるんじゃないかなあ。
Re:いやむしろ、かえって (スコア:0)
世界中どの言語でも、厳密に表現したいときにはいくらでも厳密にできる、つまりどの言語も共通なことが表現できるけど、一部曖昧な部分を残したまま表現したいとき、どの部分を曖昧にしたまま残せるかということが言語ごとに違うという気がします。
「brother」と「兄」「弟」なんか
Re:いやむしろ、かえって (スコア:2, 興味深い)
より精緻な翻訳が可能になるかも知れません。
例えば「兄」であるのか「弟」であるのかは年齢に関する情報などから
ある程度判断できます、その必要性があるかはともかく。
このような発想は形式言語学の動的意味論における context set
の概念なんかが具体的に扱ってます。
もちろんテキストによってはそのような絞り込みが出来ませんが、
これはこれで曖昧なテキストであると諦めればいいわけです。
...と、さも当然かのように書いてますが、
しかし文脈まで考慮できる意味を用いた機械翻訳を実現する前に、
そもそも適切な文脈理解の手法がまだ提案されていません。
なので機械翻訳に期待するのはまだ遠い未来の話になると思います。
Re:いやむしろ、かえって (スコア:0)
> ある程度判断できます、その必要性があるかはともかく。
重要なのは、「その必要性」だと思うのです。
発言者や著者の意図として年齢をはっきりさせる必要性が
ない場合であっても、日本語の語彙からやってくる制約として、
その必要性が生じてしまいます。一方、英語では年齢を
はっきりさせない言い方がデフォルトで、あえて
Re:いやむしろ、かえって (スコア:1)
アレゲ人はsisterを必ずいもうとと訳すはずだ、間違いない。
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Tsukitomo(月友)
Re:いやむしろ、かえって (スコア:1)
sistersの前にa dozen ofとか、特にtwelveが付けば「いもうと」確定でしょう。
ハイバネーション(=冬眠)中。 押井徳馬(・(T)・)
Re:いやむしろ、かえって (スコア:1)
前後文脈判断程度じゃ対応できないだろうな、この辺になると……
-- To be sincere...
Re:いやむしろ、かえって (スコア:0)
Re:こうして (スコア:1)
絶滅危惧言語を優先してやって欲しいですね。(あ。ページが無いか?)
自動翻訳を活用するために啓蒙を (スコア:1)
翻訳エンジンを使用するのは英語の素人で、英語のプロは翻訳ツールを使用しないのかといえば、そうではなくて全自動型じゃないけどプロはプロ用の翻訳ユーティリティを使用していたりします。
こういった自動翻訳エンジンの出現で重要なのは、その有効範囲を知ることです。
英語の文章が必要な時、日本語で文章を書いた後そのまま自動翻訳にかけて提出していた人が職場にいました。
基礎的な勉強をしている人ならば文書の主語などがチグハグなのはすぐに気がつくはずですが素通りです。
翻訳エンジンを活用すればスペルを調べるときやセンテンスを組み立てるときのヒントになったりして有効に活用できるはずです。
勿論、そういったときは英語の基礎的な能力が必要なわけです。
Re:自動翻訳を活用するために啓蒙を (スコア:0)
少なくとも,辞書は引いてくれてあるので,入力の手間が省けます。
特に,自分で辞書を育ててあれば,かなり役に立ちます。
一般の方が「訳語登録」をいちいちするのは大変でしょうけれども,(実務)翻訳者なら使う意味はあると思います。
Re:こうして (スコア:1)
該当漢字が選べないように、英語翻訳機能も、ある程度原文の中身を
推測できる英語力がないと意味ないだろうと。
なので、英語を学ぶ意義が薄れてはいないだろう。
There is no spoon.