アカウント名:
パスワード:
事件が起きたのは03年8月ということですが、このときに 既にボーダフォンがプリペイド携帯の本人確認を 販売店に義務付けていたかどうかによって、大きく 変わりそうな気がします。
ケータイWaitch [impress.co.jp]で検索すると、初出 [impress.co.jp]は、まだJ-PHONE時代の2000/5/27日付になっています。 2000/7/10の記事 [impress.co.jp]、2000/8 [impress.co.jp]
携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律 [soumu.go.jp]が施行されたのは今年の5月みたいなので、それ以前は自己規制していても義務とならないと思います。特に、契約時に本人確認したものが別の人の手に渡った場合に確認する義務はないし、実効的に不可能です。さらに、この法律も、事業者は契約を拒否できると規定してるだけで、拒否する義務はないです。
一般に犯罪に使われるからといって販売者が購入者の本人確認をしなければいけないという義務はないので、キャリアの責任を問うのはおかしいと思います。例えば、強盗に使われるナイフやサングラス等は匿名で購入できるし、盗撮に使われるデジカメも匿名で購入できるし、インターネットカフェ等から犯罪者が匿名インターネットと通して通信することも可能ですし、脅迫状を送る郵便は匿名で出せますし、逃走に使われる道路は匿名で通れます。プリペイド携帯は合法に利用される場合の方が多いと思いますから、本人確認等の規制をするのはやりすぎだと思います。
最近は個人情報保護を強く言われているので、事業者が自分では不要な個人情報を確認したり集めたりする事自体、よくない事だと思います。
匿名という言い方が悪かったみたいですね。身分証明書を提示しなくても道を歩けるし、バスやタクシーに乗って道を通れるという意味です。
監視は別問題で、商品に万引き防止タグがついていて店を出るときチェックされたり、監視カメラで撮影されたり、お客様カードに記載を求められたり、プリペイド携帯でも通信傍受される事があるのは知っています。良い悪いは別にして。
一般に犯罪に使われるからといって販売者が購入者の本人確認をしなければいけないという義務はないので、キャリアの責任を問うのはおかしい
以下の点を無視してナイフやデジカメと同列に語るのはいささか乱暴だと思います。
携帯電話が従来の固定電話と本来接続しない独立のシステムであればそうかも知れません。しかし固定電話網はいざとなれば電話番号から身元が調査できるシステムであるという認識が浸透しており、また携帯電話も日本で契約される大多数のものは身元確認を行って契約されるというものですから、電話網であればいざとなれば番号から身元が調査できるものだというのがいまだ一般的な認識であると思います。例えば警察が逆探知等により発信者をつきとめるとか通話記録を調査するなどのドラマの場面で、「犯人はプリペイド携帯からかけてきました、だからわかりませんね」のように描写されている例があるでしょうか。そして日本では戸籍などが整備されていることもあり、身元が調べられるというのは安心につながると了解されていると思います。
そういった暗黙の了解をそのままにしてサービスを行いながらそれにそむき身元確認を行わないで販売するというのは、被害者の錯誤を誘導した共犯のようなものだという主張もできるのではないでしょうか?
例えば「プリペイド携帯の番号は090-1234-xxxxという形式なので、一般の電話と異なり身元確認していません、だから電話の内容によっては十分ご注意ください」と広報するとか、スポンサーしているサスペンスドラマでそれにちなんだエピソードを入れて啓蒙の一助とするとか、そういった社会の理解をうながす努力もしていたのなら免責されるでしょうが。そうしなかったこと(あるいはそもそもそれが可能なプリペイド用番号払出しシステムを作らなかったならそのこと)の社会的責任も責められる余地があるのではないでしょうか?
(090-1234-xxxxという番号がプリペイド携帯用というのはあくまで仮の設定です)
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
事件発生時期 (スコア:1)
既にボーダフォンがプリペイド携帯の本人確認を
販売店に義務付けていたかどうかによって、大きく
変わりそうな気がします。
義務化前なら詐欺事件にプリペイド携帯が使用されている
ことが社会的に問題になる前と考えることも出来、
Re:事件発生時期 (スコア:3, 参考になる)
ケータイWaitch [impress.co.jp]で検索すると、初出 [impress.co.jp]は、まだJ-PHONE時代の2000/5/27日付になっています。
2000/7/10の記事 [impress.co.jp]、2000/8 [impress.co.jp]
Re:事件発生時期 (スコア:1)
携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律 [soumu.go.jp]が施行されたのは今年の5月みたいなので、それ以前は自己規制していても義務とならないと思います。特に、契約時に本人確認したものが別の人の手に渡った場合に確認する義務はないし、実効的に不可能です。さらに、この法律も、事業者は契約を拒否できると規定してるだけで、拒否する義務はないです。
一般に犯罪に使われるからといって販売者が購入者の本人確認をしなければいけないという義務はないので、キャリアの責任を問うのはおかしいと思います。例えば、強盗に使われるナイフやサングラス等は匿名で購入できるし、盗撮に使われるデジカメも匿名で購入できるし、インターネットカフェ等から犯罪者が匿名インターネットと通して通信することも可能ですし、脅迫状を送る郵便は匿名で出せますし、逃走に使われる道路は匿名で通れます。プリペイド携帯は合法に利用される場合の方が多いと思いますから、本人確認等の規制をするのはやりすぎだと思います。
最近は個人情報保護を強く言われているので、事業者が自分では不要な個人情報を確認したり集めたりする事自体、よくない事だと思います。
Re:事件発生時期 (スコア:1, 参考になる)
つ[Nシステム [google.com]]
冗談でなくそういう対策も進められてるんですよ。
これくぐらずに長距離移動するのは至難の業です、もはや。
Re:事件発生時期 (スコア:1)
匿名という言い方が悪かったみたいですね。身分証明書を提示しなくても道を歩けるし、バスやタクシーに乗って道を通れるという意味です。
監視は別問題で、商品に万引き防止タグがついていて店を出るときチェックされたり、監視カメラで撮影されたり、お客様カードに記載を求められたり、プリペイド携帯でも通信傍受される事があるのは知っています。良い悪いは別にして。
Re:事件発生時期 (スコア:1)
以下の点を無視してナイフやデジカメと同列に語るのはいささか乱暴だと思います。
携帯電話が従来の固定電話と本来接続しない独立のシステムであればそうかも知れません。しかし固定電話網はいざとなれば電話番号から身元が調査できるシステムであるという認識が浸透しており、また携帯電話も日本で契約される大多数のものは身元確認を行って契約されるというものですから、電話網であればいざとなれば番号から身元が調査できるものだというのがいまだ一般的な認識であると思います。例えば警察が逆探知等により発信者をつきとめるとか通話記録を調査するなどのドラマの場面で、「犯人はプリペイド携帯からかけてきました、だからわかりませんね」のように描写されている例があるでしょうか。そして日本では戸籍などが整備されていることもあり、身元が調べられるというのは安心につながると了解されていると思います。
そういった暗黙の了解をそのままにしてサービスを行いながらそれにそむき身元確認を行わないで販売するというのは、被害者の錯誤を誘導した共犯のようなものだという主張もできるのではないでしょうか?
例えば「プリペイド携帯の番号は090-1234-xxxxという形式なので、一般の電話と異なり身元確認していません、だから電話の内容によっては十分ご注意ください」と広報するとか、スポンサーしているサスペンスドラマでそれにちなんだエピソードを入れて啓蒙の一助とするとか、そういった社会の理解をうながす努力もしていたのなら免責されるでしょうが。そうしなかったこと(あるいはそもそもそれが可能なプリペイド用番号払出しシステムを作らなかったならそのこと)の社会的責任も責められる余地があるのではないでしょうか?
(090-1234-xxxxという番号がプリペイド携帯用というのはあくまで仮の設定です)
Re:事件発生時期 (スコア:1)
Re:事件発生時期 (スコア:0)
そんな「一般的な認識」はないと思います。 むしろ電話は匿名メディアの代表でし