アカウント名:
パスワード:
でも彼らは偉いということになっていて、USPTOが認めた=すごい発明
となってるのがアメリカクオリティです。
が、調査能力、というか構成のちょっとした差があれば特許として認めるという点では米国の方が日本より特許を認める基準が甘いのは事実だと思います。後は裁判で決着つけろ、という方針なのかもしれませんが。
ちなみに、ヘルプボタンの特許は結局知財高裁で無効になったんじゃ?
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
難しくてよくわからないんだけど。 (スコア:1)
事態は際限なく悪化する。
私もよくわからないんだけど (スコア:1)
このタイミングに出してきたのはそういうことか?とか疑ってしまう。
#特許って公知から20年でしたよね?
Re:私もよくわからないんだけど (スコア:5, 参考になる)
というか、特許に記載された内容と672特許の出願内容との比較でしかないので、85年発行の特許に672特許に記載された内容が書かれていて、新規性・進歩性がないとの判断されれば85年発行の特許の有効性に拘わらず672特許は無効になります。
もっとも、権利者にとっては重要だと思うのでUSPTOが無効審決を出しても上級審(連邦巡回控訴裁判所:CAFC)までは行くでしょう。まあ結論出るまでには1~2年くらいかかるんじゃ?
あと、USPTOの審査なんてしょぼいもんです。基本的に。でも彼らは偉いということになっていて、USPTOが認めた=すごい発明、となってるのがアメリカクオリティです。
Re:私もよくわからないんだけど (スコア:3, すばらしい洞察)
「偉い」とか「すごい」とかじゃなくて「法的に権限を持ってる機関が正式に特許として認定したから、それなりの扱いを受けている」っつうだけのことでしょ?
そういうロジックでの批判がありなら、日本クオリティも似たようなもんですね。
松下のヘルプボタンアイコン特許とか。
Re:私もよくわからないんだけど (スコア:1)
が、調査能力、というか構成のちょっとした差があれば特許として認めるという点では米国の方が日本より特許を認める基準が甘いのは事実だと思います。後は裁判で決着つけろ、という方針なのかもしれませんが。
ちなみに、ヘルプボタンの特許は結局知財高裁で無効になったんじゃ?
Re:私もよくわからないんだけど (スコア:1)
ただし、裁判などで迅速に特許の有効性が審査出来るシステムがないとダメですけど。
「特許庁の調査能力が不十分で、有効性の本当の判断は裁判で」って、まさしくアメリカと同じ状況でしょう?
Re:私もよくわからないんだけど (スコア:3, 参考になる)
|「特許庁の調査能力が不十分で、有効性の本当の判断は裁判で」って、まさしくアメリカと同じ状況でしょう?
件の判決 [srad.jp]の決め手となった、「HPニューウェイブ環境ヘルプ・ファシリティ [google.co.jp]」という文献を探すことが、特許庁の調査能力不足とは、私は思えません。
何故なら、特許分類が細かく付与されて機械検索の環境が整っている特許公報データベースと違って、「非特許文献」といわれる一般書物等の検索は、特許公報のように技術分類が細かく付与されて検索できるような、整ったデータベース環境ではないからです。
# 因みに、ジャストシステムは原審の判決後の一般大衆からのタレコミに基づいて芋蔓式に非特許文献の無効資料を探すことが出来たのではないか、という推測をされている方もいます [cocolog-nifty.com]。
これに比してUSPTOの場合は、(もしも見落としていたとするならば)特許文献で、同一出願人の、出願より1年前の文献を見落としていたことになる訳ですから、同列に扱うのは適切でないと思います。