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それ自体のジャイロ効果によって、 飛行機の運動性が損なわれたそうです。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
マツダだけがロータリーじゃない! (スコア:2, 参考になる)
http://www.os-engines.co.jp/line_up/engine/air/wankel/list.htm [os-engines.co.jp]
と、思ったら生産中止になってた。
切ないのぅ・・・。
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
んなこといったら (スコア:1, 興味深い)
スズキかどっかのロータリーエンジンバイクだってそう。
マツダのロータリーがすごいのは
各部材の耐久時間が大幅に伸びたところです<基本的な構造は
どのメーカーも同じなんだし。
Re:んなこといったら(off topic) (スコア:2, 参考になる)
航空機に用いられた「ロータリーエンジン」は全く別物です。
航空機の「ロータリーエンジン」は、普通の空冷ラジアルエンジンと同様の
円筒形のピストンとシリンダで構成されています。
エンジン本体が、プロペラ同様に回転するラジアルエンジンのことを
「ロータリーエンジン」と呼んでいました。
変形三角形のピストン自体が回転する「ロータリーエンジン」は、
試作機が数種類作られた事があるだけではないでしょうか。
但し、補機用発動機にその種類のエンジンを利用した事例はあるそうです。
// ところで「エンジン本体がプロペラ同様に回転するラジアルエンジン」の
// マウントや燃料配管系統って、いったいどうのように実装されていたのでしょうか?
// 考えていると、夜も眠れなくなりそうです。
Re:んなこといったら(off topic) (スコア:1)
2stなら混合気を各クランク室に供給すればOKな気がする。4stでも吸気管を軸付近に集めればよさそう。
Re:んなこといったら(off topic) (スコア:1, 興味深い)
4st の吸気管についてはオートバイ用ではありますが
http://commons.wikimedia.org/wiki/Image:Megola.jpg [wikimedia.org]
http://images.google.co.jp/images?q=megola [google.co.jp]
あたりが参考になるかと。上のリンクでハブの下にぶら下がってる金色の物体がキャブレターです。
おそらくハブからシリンダー後方へと伸びる弯曲した銀のパイプが吸気マニフォールドでしょうね。
Re: (スコア:0)
…なんかクランク室がかなり前後に間延びしそうですが…
>オートバイ用
いっそ燃料タンクもキャブもまとめて回しちまいましょう。
星型ロータリーエンジン (スコア:1, 参考になる)
「ロータリーエンジン」と呼ばれるモノは
この世に3種類あるそうです。
1:ヴァンケルマツダのあのロータリーエンジン。
2:上の人が言ってる、本体ごと回転しちゃう星型レシプロエンジン。
3:自称ロータリーエンジン。直接回転方式を謳ったものの結局動かなかった、有象無象の設計図&試作品のエンジン(未満)たち。つまりベイパーウェア。
3番目はアレ(アレゲ?)ですが、数の上でいえば圧倒的に多いのは3番だったとも言えます。
さて。2の方式ですが、その本によれば、
かつて飛行機に積むエンジンの冷却(空冷)効率が悪かったので、
風との相対速度をあげてやればよく冷えるだろう!と考えてエンジンを回す、
というものだったそうです。
(その目的なので、プロペラの風がよく当たるべく、回転方向はプロペラとは逆にします。)
…そんなことを言ってるくらいですから、それは結構大昔の話です。
例えば冷却効率の良いアルミを使ったエンジンなんてまだ無い時代。
で、デメリットなのですが、
そんな重い(アルミじゃなく鋳鉄の)エンジンを
鼻先でぶん回すわけですから、
それ自体のジャイロ効果によって、
飛行機の運動性が損なわれたそうです。
戦闘機 (そういう飛行機が現役戦闘機だった時代の代物ってことです)
としてはそれは結構致命的な弱点でして。
あと、回す遠心力で、潤滑油が偏ってしまうのも問題だったそうです。
出力軸がエンジン回転軸と同軸でしたから、
回転する先っぽのほうはエンジンのヘッドだったわけです。
それを回すから、放っておくと燃焼室に潤滑油が殺到しちゃって、
いっぽうそれ以外の部分は潤滑油が枯渇する。
これをなんとか改善するのがまた一苦労だったようです。
ああ。
どっかの模型エンジン会社が、
2方式の「ロータリー」エンジンを
復刻というか模型化してくれないかなあ。
模型なら上記のデメリットもあくまで笑い話の範疇で済むのだから。
高性能は望めないけど、
「味」を楽しむためだけのエンジンってのもアリなのが模型の世界。
(そうでなきゃ模型にゃ4ストエンジンすら無かったはずだ。2ストぶん回せば性能は出るんだから。)
Re: (スコア:0)
例えば、キャメル [wikipedia.org]は機首上げ/下げ時に起こる左右の回頭特性(力が回転体の回転方向に対して90°進角する)をうまく利用することで優れた旋回能力を発揮でき、技量に優れたパイロットが操縦した場合は無類の運動性を発揮したようです。
反面、同機の操縦性は劣悪で、スロットルの開閉やエレベータの押し引きに伴ってヨー/ロール軸方向で機体がぶれまくるので(例えば操縦桿を真直ぐ押して降下に入ろうとすると急激に右側に回頭する)、離着陸時の事故は言うに及ばず、滑走時に発生したグラウンドループによっても多くの機体が失われています。
Re: (スコア:0)
ただロータリーエンジンといえば星型の方。
何の断りもなくロータリー=ヴァンケルって誤解が通用するのは日本だけ。
Re:んなこといったら (スコア:1)
妖精哲学の三信
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